痴呆老親

July 12 [Fri], 2013, 21:10
痴呆老親の介護に明け暮れる介護者の多くは、「私のやっていることはむ
だなことばかり」と落ち込みます。これをどのようにしてクリアするかが、
介護をおもしろくするかどうかの決め手となります。
これは私たち夫婦の知り合いの戸倉さんのケースです。戸倉さんの父親
は九〇歳で亡くなりましたが、晩年の五年間は痴呆で家族をかなり困らせ
ました。戸倉さんの妹さんが同居し介護したそうで、長男である戸倉さん
は別居しており、ときどきお見舞いに顔を見せる程度でした。
厳格な教育者だった戸倉さんのお父さんは散歩(徘徊)の途中でゴミを
拾ってくるので妹さんも手を焼いたようです。
「至る所のゴミ捨て場をひつかきまわし、家に持ち帰りました。本人はま
だ使えると判断し、資源をたいせつにしようという気があったのでしょう。
しかしそのほとんどはがらくたで、使えるようなものはありませんでした。
 結局、そのゴミを妹が再度燃えるゴミと燃えないゴミとに選別し、ゴミ置
 き場に出していました。これが二年ぐらい続いたでしょうか。妹はときど
 き電話をかけてきて、〈私のやっていることはいったいなんなの、むだなこと一ヽ
ばっかりじやない〉と訴えました」と戸倉さんは昔を思い起こします妻。
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