福嶋と椎野

October 21 [Fri], 2016, 23:43
"私が一番好きな漫画家であり、私の人生観に多大な影響力を与えている「赤塚不二夫」先生について記述したいと思います。
赤塚不二夫さんといえば、天才バカボンやおそまつ君、ひみつのアッコちゃんなどのコミカルなキャラクター達が繰り広げる痛快ギャグ漫画を世に送り出して来ました。
これらの作品を生み出したという漫画家としての才能の凄さだけでも偉大なのですが、私は赤塚不二夫さんの人間性に強く惹かれ、今でもこんな人間になりたいという人生の目標としています。
今回、赤塚不二夫さんの素晴らしい人間性を示すあるエピソードを紹介しようと思います。
それは赤塚不二夫さんが連載中の出来事、編集者に今週分の原稿を〆切前に提出した赤塚さん。しかし、その編集者はあろうことか、出版社へ帰る際、その原稿をどこかへ落としてしまいます。
土下座覚悟で赤塚さんにそのことを伝えると、赤塚さんはただ一言、
「また最初のページから描き直すから大丈夫ですよ、顔を上げて下さい。」
と、編集者の方を逆に励ましたという逸話があります。
漫画家というのは毎週〆切に追われ、それこそ命を削る思いで漫画を描いています。ましてや、ストーリー漫画と違い、一話完結式のギャグ漫画となれば、指定されたページ数の中で起承転結を含まなければなりません。ギャグ漫画家が心を病みやすいといわれるのはこういった理由があるのでしょう。
そんな命がけで作った漫画を悪気はないとはいえ、他者に紛失されたとなれば、普通の漫画家なら殺意が湧いてくるでしょう。私でもそうなります。
しかし、赤塚さんは怒るという行為をしませんでした。
何も言わずに許せ、何も言わずにまた仕事にとりかかる、そんなプロフェッショナルで人間としての器の大きな赤塚さんが大好きです。"
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