つかさの鬼頭

July 06 [Wed], 2016, 22:42
土地や家屋は価格が高いですし、売却する場合でも価格は慎重に決めるべきです。割高な物件に興味を持つ人は少ないですし、低く設定してもワケありだと勘違いされることもありますから、近隣相場を無視した価格設定はありえません。不動産取引では価格交渉もしばしばありますし、仲介してくれた会社に払う手数料、司法書士への報酬などの諸経費を考えた上で販売価格を設定しておかなければ、最終的に残る利益は想像以上に減ってしまうでしょう。チャレンジは良いことですが、自分で売買するのが「家」の場合、とてもリスキーなことです。税務、法律、登記、不動産取引のノウハウなどの専門知識は本やネットだけで身につくものではありませんし、真似事で挑戦すると計算違いや訴訟などの問題も出てくるでしょう。手数料はけして安いものではないものの、迅速かつ確実な取引を行うためにもその道のプロに任せる方がいいでしょう。もし知識が充分で諸手続きも自分でできるというのであれば、自分で家を売ることは法律上禁止されていませんから、可能です。居住したまま売るか転居後に売るかは別として、家を売る際は、整理整頓はしておく必要があります。満足に掃除もできていない状態や、いつのものとも知れぬ日用品が大量に積まれているような状況では見に来た人は良い印象を持ちませんし、住宅の価値も下がるのではないでしょうか。不用品回収業者に来てもらうなり粗大ゴミに出すなりして、気づいたところから不要品の片付けを進めましょう。範囲が広かったり物量的につらいときは、費用はかかりますが住宅の掃除や片付けをしてくれる会社に頼むという手もあります。労力や精神的なストレスがかかるだけでなく、不動産会社に支払う仲介手数料は住宅を売る際にネックになる可能性もあります。法律で仲介手数料の上限は規定されていますが、取引された額によっては手数料だけで100万円前後になるでしょう。それに、売却で利益が出れば、分離課税(譲渡所得)で税金がかかるケースがあります。移転先へ引っ越すための費用も必要ですし、相応の出費は避けられないでしょう。住宅を売却する場合、手始めに不動産会社に住宅の評価額を出してもらうのですが、築年数は査定額に大きく響きます。査定要素としては他に利便性や方角なども含まれますが、建物というのはたいてい築10年から5年ごとを節目として価格が一気に落ちていくという現実があります。建物の材質や耐久性にもよりますが、一戸建てなら、建物が古くなればなるほど資産価値はゼロに近づき、土地代のみといった売値になってしまうことも実際にあるのです。大きな金額が動く不動産取引は、家の所有者だけで行うことは難しいですから、専門家である不動産屋に仲介を依頼するのが普通です。少しでも高く売りたいのであれば、この時点で安易に不動産会社を決めてかかるのではなく、幾つもの会社に見積依頼を出して、各社の査定額と対応を窺ってみることです。一括査定といって複数の不動産会社に見積り依頼可能なサイトがありますし、査定額の大小だけでなく営業力の有無もわかり、自分にとって「良い業者」を見つけることができるでしょう。家を処分する際は、たとえ売却でも売るための費用というのは思ったよりかかります。一般に不動産会社を通じて売却すれば、仲介手数料が発生します。売却額の3%に6万円と消費税を足したものを不動産会社に支払う必要があります。それと司法書士へ支払う登記費用等一式、契約書や領収証に貼る印紙代、その他書類作成費など状況次第で費用がかさみます。つまり売値というものは諸経費等を勘案した上で決めるべきです。家を売却すると決めても早く売れれば良いのですが、売れずに時間だけが経過していくこともあります。しばしば言われることですが、3ヶ月の間に買い手が見つからないなら、売値を今一度考えなおすか、別の不動産会社と媒介契約を結ぶなどの手段も考えられます。法律で仲介業者と売主の媒介契約は3ヶ月以内とするよう設定されているので、期間満了後に売値を変えて再契約しても良いですし、別会社にしても構いません。家をこれから売ろうとするなら、いくつかのことを住宅の所有者がしておくと買い手がつきやすく、高く売れる可能性も高まります。一番大事なのは修繕箇所を放置しないことです。築年数に関わらず居住者がいれば、家全体や水まわりなどの劣化は避けられません。きっちり点検して、丁寧に使っている様子が窺えるよう修繕しておきましょう。二番目にしておきたいのは掃除です。年に何回かしか掃除しないような場所もしっかり掃除し、邪魔なものは処分しておくと家がスッキリします。出来ることはしておく。ただそれだけのことですが、その集積が買い手にアピールする力は意外と高いのです。確定申告は国民の義務であり、過去一年の所得を報告し、納税額を申告するためのものです。会社員のように源泉徴収されている人は、既に納めている税金との差を計算し、多ければ還付され、不足なら納税します。給与以外にいわゆる譲渡所得、住宅売却による収入等も申告する必要があります。所有期間5年以下の不動産は税率が40%、5年超でも15%の所得税、5%の住民税がかかりますので、負担は覚悟しておきましょう。
プロフィール
  • プロフィール画像
  • アイコン画像 ニックネーム:Ryouta
読者になる
2016年07月
« 前の月  |  次の月 »
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
最新コメント
ヤプミー!一覧
読者になる