プロはどんなテクニカル分析を見ているか?!

September 28 [Tue], 2010, 23:16
市場参加者へのアンケート

プロの市場参加者は相場の動向予測の際、何を基準にしているのかアンケートによる調査を行ったことがあります。判断の材料をファンダメンタルズ分析、テクニカル分析に分類し、予測に占めるそれぞれのウェイト、および参考にしている具体的な中身を述べてもらいました。どの人も優秀なプロであり、担当されている各市場の予測方法について意見を聞いたものです。

質問内容については以下の点を聞きました。
1.相場予測の際、ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析とどちらを見ているか?両方か?一つだけか?
2.ファンダメンタルズ分析もテクニカル分析も両方見ている場合、その比率はどれくらいか?
3.ファンダメンタルズ分析の具体的な中身について、どんな経済指標に着目しているか?
4.テクニカル分析の具体的な中身について、どんなチャートや分析手法に注目しているか?
5.他人の意見を参考にするか?
6.その他に見ているものは?
7.自分の相場予測に自身はあるか?

アンケートでは各市場に渡って様々な人に話を聞いてみました。
外国為替市場:為替のディーラー2人
国内債券市場:債券トレーダー2人
外国債券市場:外債トレーダー2人
グローバル債券市場:国内外債券運用担当のファンドマネージャー2人
国内株式市場:国内株式担当のファンドマネージャー1人
外国株式市場:外国株式運用担当のファンドマネージャー1人
アセットアロケーションを担当するファンドマネージャー2人
プロップディーラー1人
有名なチャーチスト1人

回答結果の概要

今回は質問の4までとし、4以降は次回に載せます。

1.この質問に対しては、全員が両方見ていると答えました。程度の差こそあれ、相場予測の際にチャートやオシレーター系のテクニカル分析をみて相場予測の参考にしていることが判明しました。

2.回答者全員の平均はファンダメンタルズ分析が43.64%、テクニカル分析が56.36%であり、テクニカル分析を重視しているようです。しかし、長期予想になるとファンダメンタルズ分析にウェイトを置く傾向が見られました。

3.着目している経済指標について多いものから順位付けをしました。1位:鉱工業生産指数、2位:日銀短観、3位:CPI、4位:GDP、5位:雇用統計、6 位:景気動向指数、7位:経常収支、その他は、設備投資、PPI、個人消費、機械受注、倒産件数などです。また面白い意見として市場が注目しているものに注目するといった意見も見られました。

4.実際の相場予測・分析に使用、参考にしているテクニカル分析手法について多いものから順位付けをしました。1位:ローソク足、2位:ポイント・アンド・フィギュア、3位:移動平均線、同時4位:バーチャート、エリオット波動、一目均衡表、RSI、ストキャスティックス、ボリンジャーバンド、10位:フィボナッチでした。代表的なテクニカル分析手法は市場参加者の多くが参考にしていることが判明しました。他にはギャンチャート、MACD、ボラティリティ、出来高分析も見られます。
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