【耐震住宅】 

September 04 [Tue], 2007, 17:52
【耐震住宅】



建物自体の強度で地震に耐える住宅。建築基準法で定められている一般的な耐震性能を備えており、現在の日本の住宅では最多のタイプ。中程度の地震に対しては十分な強度を持っていますが、2階部分では揺れが増幅する可能性もあります。

きちんと分かっていますか??耐震?制震?免震?の違い 

September 04 [Tue], 2007, 17:51
きちんと分かっていますか??耐震?制震?免震?の違い





本サイトでは、これまでの記事で、耐震?制震?免震住宅の基礎知識を伝えてきました。
ここで改めて、3種の違いについて簡単にまとめておきましょう。地震?災害に強い家づくりを考えるなら不可欠な知識です。

ゆっくり柔らかな揺れに変える免震支承とオイルダンパー 

September 04 [Tue], 2007, 17:50
ゆっくり柔らかな揺れに変える免震支承とオイルダンパー








なぜ、免震住宅の揺れは、ゆっくりと柔らかくなるのでしょうか? その理由はズバリ、建物の下に付いている「免震支承」と「オイルダンパー」、この2つにあります。積水ハウス株式会社滋賀工場ライン技術部主任?濱田智毅さんに解説していただきました。
「免震支承は、受け皿の上に乗ったボールベアリングが転がり、地面から伝わろうとする地震力を受け流す仕組みになっています。受け皿は中央に向かってわずかに擂り鉢状になっているため、揺れが収まると必ず元の位置に戻るようになっているのです」

そしてもうひとつの重要な装置であるオイルダンパー。引き続き濱田さんにお聞きしました。
「こちらは、片端が住宅の躯体、もう片端は地面側の基礎にそれぞれ接合されています。内部のオイルの抵抗でブレーキを掛け、家全体の動きを抑える役割があります」

震度7でも4程度の揺れに感じられる! 

September 04 [Tue], 2007, 17:49
震度7でも4程度の揺れに感じられる!








「住まいの夢工場」。ここで、耐震住宅と免震住宅の効果を比較して体験(要予約)することができるのです。

まずは、両方の住宅の実験を外から見学しました。最初は震度4。耐震住宅は、テーブルやイスなどの動きから、揺れていることは確認できますが、建物自体の損傷はありませんでした。
一方、免震住宅は耐震住宅に比べると、家具はほんの少ししか動かず、建物全体は、ゆっくり揺れている程度。耐震住宅と比べて、それほど目立った差は見られませんでした。


ところが! 次の震度7(*1)になると、耐震と免震、両者の間には大きな差が生まれたのです。
(*1)実験で使用した地震波は、阪神?淡路大震災の時に神戸海洋気象台で観測されたものを、上下の揺れなし?水平方向のみの2次元で再現している(水平方向の最大速度90カイン、最大加速度818ガル)。

ちなみに、ここでの地震体験は原則的に免震住宅の内部のみなのですが、今回は取材にあたって特別に耐震住宅と免震住宅の両方で体験させていただきました。

免震住宅の効果を体感できる施設がある 

September 04 [Tue], 2007, 17:47
免震住宅の効果を体感できる施設がある







「地震で倒壊しなかった家に起こる悲劇とは?」でもご紹介したとおり、大地震に耐える家や技術を開発するには、実際に巨大クラスの地震を発生させ、その上に建てた家で得られる結果を検証し、また実験、検証して???というプロセスが必要です。

こうした実験は、通常、非公開で行われることが多いのですが、住宅メーカーの中に一定の条件のもとで、一般の人も利用できる体験型の施設を備えているところもあります。

やはり、百聞は一見にしかず。私もそのうちの1ヵ所に行ってみることにしました。目的は耐震住宅と通常の免震住宅の比較体験。免震住宅が実際どのくらい優れているのかを、この身で感じてこようというわけです。