2016年に読んだ50冊。 

2017年01月01日(日) 22時40分
読書メーターによると、昨年2016年に読んだ本は50冊!でした。
昨年はあまり本を読む時間がなかったな、と思います。
でも、何冊かの、とても素敵な素晴らしい美しい本との出会いもありました。
今年も、何冊かの、とても素敵な素晴らしい美しい本との出会いがあると良いです。

2016年の読書メーター
読んだ本の数:50冊
読んだページ数:17583ページ
ナイス数:558ナイス

人間の土地 (新潮文庫)人間の土地 (新潮文庫)感想
2016年の最後の読了本は、本書「人間の土地」。本編も素晴らしいが、宮崎駿さんの解説もの良い。
「人類がいまだに空を飛べなくて、雲の峰が子供達の憧れのままだったとしたら、世界はどうちがっていただろう。飛行機を造って手に入れたものと、なくしたものとどちらが大きいのだろう」
今年はあまり本が読まなかったように思う。もちろん読書の質は寮ではない。
でも、2017年は何冊の、どんな本と出会えるかしら。
読了日:12月30日 著者:サン=テグジュペリ
新史太閤記 (下巻) (新潮文庫)新史太閤記 (下巻) (新潮文庫)感想
ちょうど同時に読み進めている「真田太平記」では秀吉が死んだまさにその場面であったこともあり、本書との裏表感が非常に面白い。さらに先行するけど、大河ドラマ「真田丸」は間もなく「夏の陣」及び最終回ということもあって、微妙にずれたシンクロ感がたまらない。こういう読書が面白い。
読了日:12月9日 著者:司馬遼太郎
真田太平記(五)秀頼誕生 (新潮文庫)真田太平記(五)秀頼誕生 (新潮文庫)感想
5巻は、秀頼が誕生し、秀吉が没し、家康が台頭し、という感じで歴史がぐんぐん動きますが、不思議と真田家の人々の影が薄く感じます。この物語は、「草の者」たちを描く分量の方が多いのではないかと思いますが、本巻を特にそう。
ですから尚更「佐助」の今後の成長が楽しみですね。
読了日:12月9日 著者:池波正太郎
ゆうきまさみ年代記 (少年サンデーコミックススペシャル)ゆうきまさみ年代記 (少年サンデーコミックススペシャル)感想
年代記にふさわしく、メジャーデビュー前夜からゆうきまさみさんの代表作を少しずつ紹介した本:「ゆうきまさみ入門」というか「マニア向けムック」というか、、、まあ後者か。
アニパロ時代からのファンとしては楽しめる本。やっぱりゆうきさんは特異な漫画家だな、と改めて思う。やっぱり漫画がとてもうまいのと頭が良い。とても客観的な漫画の作りが僕には心地よい。
もっと評価されるべき才能だと思いつつ、やっぱりきっとその「邪道さゆえ」に評価されにくいのだろうな、とも思います。
読了日:12月6日 著者:ゆうきまさみ
夢をかなえるゾウ文庫版夢をかなえるゾウ文庫版感想
ふむふむ。
そうなんだよね。
そうなんだけどさ。という本でした。
読了日:12月5日 著者:水野敬也
機長の決断 (講談社プラスアルファ文庫)機長の決断 (講談社プラスアルファ文庫)感想
「ハドソン川の奇跡」の感動と衝撃の流れから、かつて恩師である大先輩から紹介された本書を改めて手にとる。初読時よりもその大先輩の/この本の言わんとする重要性が腑に落ちました。「旅客機の絶対の安全管理と危機管理の真髄」を紹介するこの本から学ぶべきことは大きいです。自分たちの現場の安全管理と危機管理の脆弱さを不甲斐なく思い、もちろん実際に何百人もの命を預かる航空業界と演劇界を単純に比較できはしないけど、もっともっと自分たちには考え、学び、準備すべきことがあるのではないだろうかと考えながら読みました。

読了日:12月4日 著者:ペーターヴェプファ,U.V.シュルーダー
風雲児たち 幕末編 28 (SPコミックス)風雲児たち 幕末編 28 (SPコミックス)感想
待ちに待った最新刊は、清河八郎からスタート。そして巻末では、大久保一蔵と岩倉具視がついに出会う。「風雲児たち」いよいよ風雲の中に突入の予感です。ああ、新刊が出たばっかただけど、早く続きが読みたくて読みたくてたまらんです。
読了日:12月2日 著者:
真田太平記(四)甲賀問答 (新潮文庫)真田太平記(四)甲賀問答 (新潮文庫)感想
4巻「甲賀問答」は、この副題の通り、「甲賀忍び」「草の者」ら「忍者」たちが主役です。池波節は思わせぶりです。早くお江と与市の因縁話が知りたいんですが、今巻でも明らかにされませんでした。
早く5巻が読みたい(ので、早く買いに行かなくちゃ0
読了日:11月21日 著者:池波正太郎
真田太平記(三)上田攻め (新潮文庫)真田太平記(三)上田攻め (新潮文庫)感想
上田攻めです。一つ一つの挿話や人物をもっと書き込んで欲しいと思いつつ、この「太平記」はこのテンポで進んでいくから面白いんだな、とも思います。

読了日:11月15日 著者:池波正太郎
新史太閤記 (上巻) (新潮文庫)新史太閤記 (上巻) (新潮文庫)感想
久々に読み返しています司馬版・太閤記。
豊臣秀吉の一代記です。秀吉の呼び名をこの本では、立身するまでは「猿」で通しているところが面白い。
秀吉といえば、「真田丸」の小日向文世さん演じる秀吉が記憶に新しいですが、天使と悪魔を演じ分ける怪優・小日向さんでしかできない新しい秀吉像、その怪演は圧巻でした。もっと見たかったなあ。
20数年前、オンシアター自由劇場の舞台で見ていた頃から大好きな俳優さんでしたが、こんな凄い俳優さんになるとは(失礼)想像してませんでした。本当に嬉しい。
(太閤記の感想になってないですね)
読了日:11月7日 著者:司馬遼太郎
真田太平記(二)秘密 (新潮文庫)真田太平記(二)秘密 (新潮文庫)感想
2巻は上田城築城と上杉との同盟まで。どうしても「真田丸」のイメージが今は濃いので、読んでいて戸惑うこともありますけど、それを「呑み込んで」しまえば、流石の面白さです。司馬良太郎さんの時代物ばかり読んできた僕としては、池波正太郎さんの世界は、とても新鮮な物語運びなのです。
読了日:10月31日 著者:池波正太郎
機長、究極の決断 (静山社文庫)機長、究極の決断 (静山社文庫)感想
映画「ハドソン川の奇跡」があまりに好きで購入。かの「機長」本人の手記であります。内容は、期待以上のものでした。事故そのものだけでなく、機長の生い立ちや人生観/哲学が紹介され、なぜこの「奇跡」が可能だったのか、がわかります。
あの映画は「裏方心」をくすぐる映画だな、と思ったのですが、本書もそうです。
もちろん何百人の命を預かって空を飛ぶという責任とは比べることはできませんが、毎回一回こっきりの「取り返しのつかない」「一歩間違えば危険の大きい」舞台を運行する身として、とても勉強になり、共感する物語なのです。
読了日:10月28日 著者:C・サレンバーガー
真田太平記(一)天魔の夏 (新潮文庫)真田太平記(一)天魔の夏 (新潮文庫)感想
ずいぶん読もうかどうしようか悩んでのですが、意を決して読み始めました。もちろん「真田丸」の影響。
読み慣れている司馬遼太郎の時代物とはずいぶん違う世界ですが、さすがに面白い。頭から一気に韓末まで読みました。二巻を早く買わねば。
しかし、やはり読んでいて「真田丸」のキャスティングで情景が浮かんでしまう。でもキャラクターが違うので、それはそれは脳内は面白いことになります。
読了日:10月21日 著者:池波正太郎
恋しくて - TEN SELECTED LOVE STORIES (中公文庫)恋しくて - TEN SELECTED LOVE STORIES (中公文庫)感想
村上春樹さん選による恋愛小説アンソロジー。日本ではほぼ無名の海外作家のいろいろなラブストーリーを村上訳で読むことができます。直球なものあり、曲球あり、反則ワザあり的で、かなりこの本は楽しんで読めました。やはり歌はラブソング、短編小説はラブストーリーでありますね。
僕として特に良かったのは、「愛し合う二人に代わって」と「甘い夢を」かな。「愛し合う〜」は簡潔に短編にまとめれれているがアーヴィングが書いたら大長編になりそうな物語ですよね。切ないです。
まあ、生命短し恋せよ〜って感じです。
オススメ度★★★★★
読了日:10月15日 著者:
燃えよ剣〈上〉 (新潮文庫)燃えよ剣〈上〉 (新潮文庫)感想
何度読んでも面白い「燃えよ剣」。この土方歳三に憧れる私であります。
読了日:10月7日 著者:司馬遼太郎
Z (白泉社文庫)Z (白泉社文庫)感想
ツエット
「エロイカより愛をこめて」とは違うハードボイルドな魅力です。こちらの方が好きな部分もあるので、このシリーズの続きを読みたい、あるいは少佐のハードなストーリーとかね、でもそれだと非常に疲れもするから、エロイカが必要とされるんだろうな。やはり。
第1話の長髪、Zくんがかわいいです。
読了日:9月28日 著者:青池保子
高い窓 (ハヤカワ・ミステリ文庫)高い窓 (ハヤカワ・ミステリ文庫)感想
村上版「高い窓」。ようやく文庫が出たので、早速読みました。久しぶりに読書を楽しめました。幸せ。やはり、チャンドラーは面白いし、村上春樹訳との相性もよろしいと思います。あとがきによると、マーロウの長編残る2作も訳したいとの春樹さんの言葉があったので、嬉しい。「プレイバック」なんて、どう料理されるのか、待たれますね。
読了日:9月25日 著者:レイモンドチャンドラー
鉄のクラウス~スピンオフ~鉄のクラウス~スピンオフ~感想
「エロイカより愛をこめて」から「鉄のクラウス」のスピンオフ。少佐だけの一冊と思って、シリアスなものを期待していたら、「魔弾の射手」以外は…であった。とはいえ、部下Gがフューチャーされる「グッド・カンパニー」や、なんと手塚治虫「ブラックジャック」とのコラボ「指輪物語」など、貴重な逸話ばかり、楽しめます。 しかし、青池流の面長ブラックジャックは、見ごたえあります。 でもね、やっぱり少佐のハードボイルドな長編をもっと楽しみたいのですよ、私は。
読了日:9月18日 著者:青池保子
エロイカより愛をこめて (6) (Princess comics)エロイカより愛をこめて (6) (Princess comics)感想
と、いうわけで、このところ「エロイカ」を再読して、癒されています。6巻の「特別休暇命令」は、もっとも大好きなエピソード。少佐の少年時代のシスターとのふれあいと、再会は、いやあハートフルです。
読了日:9月11日 著者:青池保子
ケルン市警オド 1 (プリンセスコミックス)ケルン市警オド 1 (プリンセスコミックス)感想
青池保子さんのニュータイトルが!!
本屋で見つけて購入。青池ワールドは健在です。しばらくこの幸せが続く。
「エロイカより愛をこめて」、読み直そうっと。
読了日:9月3日 著者:青池保子
重版出来! 8 (ビッグコミックス)重版出来! 8 (ビッグコミックス)感想
新刊出ました。やっぱり面白い。
黒沢心ちゃんはかわいい。そして、心ちゃんが、己のリビドーについて「おにぎりじゃないかと」と語る場面。素晴らしい、、、
読了日:9月1日 著者:松田奈緒子
関ヶ原〈下〉 (新潮文庫)関ヶ原〈下〉 (新潮文庫)感想
来週が「犬伏の別れ」の「真田丸」は、今僕的には山本耕史さん演じる石田三成がもう最高にかっこいいです、歴代ナンバーワンの三成では?
そして司馬遼太郎の「関ヶ原」は、石田三成が主人公であると思います。三成的なものは敗れ、家康的なものが勝利するということが今の日本につながるのだということが、司馬さんの史観なのだとよく分かる大作です。
これは、読むべき一遍。

読了日:8月29日 著者:司馬遼太郎
関ヶ原〈中〉 (新潮文庫)関ヶ原〈中〉 (新潮文庫)感想
大河ドラマ「真田丸」と合わせて読めば、なお面白いのが、今の楽しみ。大河は今、秀吉が死んだところ、ここから「関ヶ原」への真っ直ぐ道ではないか。中巻では、真田兄弟が豊臣がた・徳川がたに別れる逸話が語られますから、「真田丸」を楽しんでいる方には、ぜひ、読んでいただきたいのです。
読了日:8月18日 著者:司馬遼太郎
アンモラル・カスタマイズZアンモラル・カスタマイズZ感想
いやあ、面白かった。
馬鹿馬鹿しかった。笑ったー。笑うって大事ですね。
読了日:8月14日 著者:カレー沢薫
関ヶ原〈上〉 (新潮文庫)関ヶ原〈上〉 (新潮文庫)感想
やっぱり何度読んでも面白い。
この群像劇を、最高のキャストで大河ドラマでみたいなあと思います。
読了日:7月5日 著者:司馬遼太郎
ニューヨーク散歩―街道をゆく〈39〉 (朝日文芸文庫)ニューヨーク散歩―街道をゆく〈39〉 (朝日文芸文庫)感想
NY出張に備えて、久しぶりに「街道をゆく」シリーズ。やはり旅の予習にはこれです!しかしバタバタできちんと旅の準備ができていない不安が??
20年ぶりのNY、ブロードウェイ。大丈夫か、俺。
読了日:6月26日 著者:司馬遼太郎
結婚式のメンバー (新潮文庫)結婚式のメンバー (新潮文庫)感想
村上柴田翻訳堂という面白いシリーズが新潮文庫で始まった。ので、まずは村上春樹さんの訳した「結婚式のメンバー」を購入。翻訳文学を読むのも久しぶりで、楽しい読書時間だった。知らない作家の作品というのも興味深かったし、村上さんと柴田さんオススメの文学であれば、僕の好みとしては間違い無いと思うので、このシリーズは他にも手を出してみようと思います。
読了日:6月18日 著者:カーソンマッカラーズ
風雲児たち 幕末編 27 (SPコミックス)風雲児たち 幕末編 27 (SPコミックス)感想
「風雲児たち」既刊分はこれで読み終えてしまった。10冊以上ためていたので、一気読みできてここしばらく幸せでしたが、ここからは発売を待たざるをえない。
「風雲児たち」未読の方が羨ましい。今から読めば、57冊くらい一気読みできるのだもの。関ヶ原の合戦から、幕末の風雲の中まで。
読了日:6月11日 著者:みなもと太郎
風雲児たち 幕末編 21 (SPコミックス)風雲児たち 幕末編 21 (SPコミックス)感想
ついに「桜田門外の変」!歴史の教科書なら2行くらいで終わってしまう事件の真実というか、そこにあるドラマ!が、もちろん「風雲児たち」では1冊ですら描き終わらない。「桜田門外の変」という6文字に隠された群像劇をここまで描き出したというだけで、もう本書は漫画という域を超えて、素晴らしい歴史読み物になっています。ここまで来たんだ、と嬉しい。あと何年かかってもいいから、「五稜郭陥落」のラストシーンまで、みなもと太郎さん、頑張ってください。
読了日:6月3日 著者:みなもと太郎
風雲児たち 幕末編 19 (SPコミックス)風雲児たち 幕末編 19 (SPコミックス)感想
吉田松陰、斬首!!まで来ました。
みなもと太郎氏の描く、松蔭吉田寅次郎は、とても素敵な青年でした。クスっとかすかに微笑みながら死にました。
「風雲児たち」みんな読むといいのに、こんな面白い漫画。
読了日:6月2日 著者:みなもと太郎
村上ラヂオ (新潮文庫)村上ラヂオ (新潮文庫)感想
いやあ、懐かしかった。面白かった。
読了日:6月1日 著者:村上春樹
村上ラヂオ2: おおきなかぶ、むずかしいアボカド (新潮文庫)村上ラヂオ2: おおきなかぶ、むずかしいアボカド (新潮文庫)感想
読みだすと、やめられなくなる村上さんのエッセイです。3を読んで、懐かしくて、2を読み、頭を柔らかくしました。さて、では1を、と思ったのですが、なぜか本棚にない。誰かに貸したままなのか?とりあえず、改めて本日購入。
読了日:5月27日 著者:村上春樹,大橋歩
村上ラヂオ3: サラダ好きのライオン (新潮文庫)村上ラヂオ3: サラダ好きのライオン (新潮文庫)感想
待ってました文庫化!
村上さんのエッセイは、頭と心の最適化に最適です。いやー、面白かった。
読了日:5月21日 著者:村上春樹,大橋歩
らくらくお灸入門: からだの声をきく (ちくま文庫)らくらくお灸入門: からだの声をきく (ちくま文庫)感想
最近のマイブーム「お灸」。分かりやすい本はないかと探して巡り合った本書。
最初の一冊として、とても良い本ですね。
読了日:5月15日 著者:高橋國夫
ボタン穴から見た戦争――白ロシアの子供たちの証言 (岩波現代文庫)ボタン穴から見た戦争――白ロシアの子供たちの証言 (岩波現代文庫)感想
読みまました。
人間が人間に何をするのかという事実ですね。恐ろしいです。
読了日:5月13日 著者:スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ
重版出来! 2 (ビッグコミックス)重版出来! 2 (ビッグコミックス)感想
今、はまってしまった漫画「重版出来」。噂に聞いて、試みに手に取ったのですが、面白いです。主人公の小熊ちゃん:黒沢心始め、登場人物の造形が全て素敵で、漫画雑誌の編集というマニアックな舞台ですが、非常に普遍的な物語になっています。「お仕事もの」はとても良いですね。なお、ドラマ化されてて、昨日観てみたのですが、ドラマもとてもよく出来てます。漫画よりもわかりやすく、漫画のテイストを失ってないのがすごい。愛されてドラマ化された漫画なんだなと思いました。
読了日:5月4日 著者:松田奈緒子
夏の夜の夢 (白水Uブックス (12))夏の夜の夢 (白水Uブックス (12))感想
久しぶりに読んでみました。若い時はわからなかったけど今はわかる(気がする)。
やっぱり、面白い戯曲だ!
読了日:4月30日 著者:ウィリアム・シェイクスピア
重版出来! 1 (ビッグコミックス)重版出来! 1 (ビッグコミックス)感想
読んでみましたが、面白かった!良い漫画です。
読了日:4月24日 著者:松田奈緒子
チェルノブイリの祈り――未来の物語 (岩波現代文庫)チェルノブイリの祈り――未来の物語 (岩波現代文庫)感想
憑かれたように一気読み。こんな力のある本は久しぶり。しかし恐ろしい本です。基本はチェルノブイリの証言集なのですが、これは過去の話ではなくて、現代の話であり、未来の話であり、まるで預言書のようです。
特にフクシマを経験し、今、熊本の地震を経験してなお、原発を止めることもできない我が国にとって。
人間とは、なんて恐ろしいんだろう。
読了日:4月24日 著者:スベトラーナ・アレクシエービッチ
覇王の家覇王の家感想
司馬遼太郎さんの小説の中で、なぜか何度も何度も読み返すのが本書。「城塞」の流れで一気読み。
覇王、これは徳川家康のことなのですが、なぜ、信長でも秀吉でもなく、家康が覇王となれたのか。司馬さんは「日本は英雄がいない国である」と言いますが、その「英雄のいない国」の「覇王」とはどんな存在なのか?その司馬流の分析が非常に面白い本です。僕はこれは「リーダー論」として非常に興味深くて、是非、組織の中でリーダー的立場にある人はご一読下され、って本ですね。
読了日:4月18日 著者:司馬遼太郎
城塞 (下巻) (新潮文庫)城塞 (下巻) (新潮文庫)感想
久しぶりに欠かさず観ているテレビドラマ「真田丸」の終着点はここなんだなーという感慨を持って、本巻での真田幸村の最期を見届けました。
司馬遼太郎さんは、やはり徳川家康と徳川幕府が日本史に与えた影響というものをある苦々しさを持って分析しているのではないかと思います。
「関ヶ原」「城塞」「覇王の家」は、司馬さんの日本史観を知る上でのとても重要な小説だと思います。
読了日:4月18日 著者:司馬遼太郎
惑わない星(1) (モーニング KC)惑わない星(1) (モーニング KC)感想
「もやしもん」の石川雅之さんの新作。気が付いたら単行本出てたので、慌てて購入。
「擬人化された惑星」というまたまた不可思議な設定で、これはなかなかの意欲作というか野心作というか問題作であるように思い、アマゾンのレビューだと「わけわからん」みたいな否定的感想も多かったですが、僕はかなり好意的に面白く読めました。続きに期待。
懐かしのキャラたちにも会えるし。
読了日:4月11日 著者:石川雅之
もの思う葦 (新潮文庫)もの思う葦 (新潮文庫)感想
志賀直哉とのバトルがなかなか読み応えありますよね。如是がもん。
読了日:4月11日 著者:太宰治
グッド・バイ (新潮文庫)グッド・バイ (新潮文庫)感想
久しぶりに太宰治。
太宰治って、名前だけ知っていて「人間失格」だけ知っていて(あるいは読んでいて)、そのイメージだけで読まず嫌いな人が多いのではないかと思うけど(僕もそうでしたけど)、改めて読んでみると、すこぶる面白いです。バカバカしいほどに面白い。この「グッドバイ」なんて特にそう。未完なのが、もったいなくて、「グッドバイ」の続き、太宰さんの頭の中ではどうなってんだろうな、って思います。
読了日:3月21日 著者:太宰治
オウエンのために祈りを〈下〉 (新潮文庫)オウエンのために祈りを〈下〉 (新潮文庫)感想
何度読んでも、衝撃のラストシーンです。
改めて読むと、この物語の意味を本当にわかるためには、キリスト教やアメリカについて、もっと理解していなくては(ネイティブに理解していなくては)ダメなのかもしれない、と思うけど・・・
それでも、そういう文化や人種や国家の差を超えても、この物語の持つ力は本当に大きなものだと思います。
きっといつかまた再読すると思います。
読了日:3月6日 著者:ジョンアーヴィング
オウエンのために祈りを〈上〉 (新潮文庫)オウエンのために祈りを〈上〉 (新潮文庫)感想
僕的には、アーヴィングの最高傑作(現時点で、まだ現役の作家ですから)。突然、読み返したくなって読んでます。結末を知っていて、尚、この物語の持つ「力」に、この物語が抱えている「怒り」に驚きます。そして、初読のときの驚愕を懐かしく思い出します。
読了日:3月5日 著者:ジョンアーヴィング
城塞 (上巻) (新潮文庫)城塞 (上巻) (新潮文庫)感想
NHK大河「真田丸」がとても面白い。で、「真田もの」を読みたくなって、司馬遼太郎さんは書いてなかったっけ?と思い出したのが、本書「城塞」であります。大阪夏の陣/冬の陣での豊臣の滅亡を描く長編。その挿話として真田幸村が登場します。繰り返し読んでいる小説ですが、ここに描かれる人間模様は何度読んでも飽きることがありません。上巻を終えて、中巻へ。いよいよ真田幸村が山を下ります。
読了日:2月15日 著者:司馬遼太郎
アニメーションの色職人アニメーションの色職人感想
「エンピツ戦記」が非常に面白かったので、ずいぶん前から気になっていた本書も入手して読んでみました。スタジオジブリの裏側、宮崎駿/高畑勲を支えた女性:保田道世さんの物語。「エンピツ戦記」の舘野仁美さんもそうでしたが、普通全く脚光をあびることのない裏方の裏方の存在に光を当てた意義は大きいと思います。(たぶん)どんな世界のどんな業界でも、本当は彼女たちのような名もなき職人の働きが、支えになっているのだと思うのです。
読了日:2月8日 著者:柴口育子
書記バートルビー/漂流船 (古典新訳文庫)書記バートルビー/漂流船 (古典新訳文庫)感想
「書記バートルビー」、燐光群の「バートルビーズ」という芝居を読んで興味を持ち、読んだのですが、面白かったですね。なんなのかはわかんないんだけど、面白い。そして、怖い。メルヴィルは、もちろん「白鯨」を書いた人です。なかなかメルヴィルは、これまで知らずに過ごしてきまいたが、興味ふかい世界ですよ。ああ、「白鯨」の下巻、読まなきゃ。
読了日:2月5日 著者:メルヴィル
村上朝日堂はいほー! (新潮文庫)村上朝日堂はいほー! (新潮文庫)感想
最近、読書が進まない。こういうときは、読書脳をリブートするために、村上春樹さんの軽いエッセイを読むのが僕の習慣である。実際、この「はいほー!」はとてもそういうときに有用な本です。軽くて面白くて押し付けがましくないけどほろりと心にしっかり残る。不思議なエッセイです。
読了日:1月17日 著者:村上春樹

読書メーター

2016年、最後の日 

2016年12月31日(土) 21時11分
2016年最後の日、珍しく仕事がオフ。
といって特にすることもなく、ああそうだ、今日観れば良いんだと思い立ち、久しぶりに渋谷のシアターイメージフォーラムへ行く。
「ユーリー・ノルシュテイン監督特集上映 〜 アニメーションの神様、その美しき世界」
子供の頃から、観たくて観たくてたまらなかった、今日まで観ることの叶わなかった伝説のアニメーションを劇場で観られる!!
上映された作品はどれも素晴らしかったけど、代表作である「霧の中のハリネズミ」と「話の話」の素晴らしさと美しさは、本当に、なんというか、、、、、
伝説そのものでした。
2016年の自分への、素敵なご褒美になりましたことでした。
今年もたくさんの方々にお世話になりました。
来年もまだまだ大変な年になりそうです。
まだまだ最前線での仕事をいただける幸せに感謝します。
どうぞ来年も助けてください。
みなさま、良い年越しを!

「お前が至らないだけだろ」 

2016年12月11日(日) 23時53分


「フラジャイル」という漫画の一コマ。
ドラマ化もされているので、ご存知のかたも多いかもですね(僕はドラマは見てませんが、この漫画は大好きです)
これは登場人物の女性が色々うまくいかなくて、主人公の岸先生に「なんでみんな私の邪魔ばかりするんですかね?」と訴える場面での、岸先生の返答
「お前が至らないだけだろ」
この場面がとても好きです。
「お前が至らないだけだろ」
この場面に出会って以来、うまくいかないことや腹立たしいこと、誰かのせいにしたいことが自分に起きた時には、
僕も(脳内で)岸先生にこう言ってもらうことにしているのです。
「お前が至らないだけだろ」
と。

秀吉について 

2016年11月15日(火) 10時14分
小日向さんの秀吉(真田丸)とともに、
強いインパクトを未だに忘れることのできないのは、
勝新太郎さんの秀吉(独眼竜政宗)です。
いやもう問答無用の存在感でした。

趣味の問題ですけど、竹中さんとか武田さんとか草薙さんとかは個人的にはしっくりきません。あまりにも「それっぽい配役」すぎません?

野田秀樹さんが秀吉を演じたら、かなり面白いと思う。
動物的な愛嬌と狂気がかなり出ると思うんですが、どうでしょうね。

2016年11月7日 - 2016年11月13日の読書メーター
読んだ本の数:1冊
読んだページ数:461ページ

新史太閤記 (上巻) (新潮文庫)新史太閤記 (上巻) (新潮文庫)
久々に読み返しています司馬版・太閤記。
豊臣秀吉の一代記です。秀吉の呼び名をこの本では、立身するまでは「猿」で通しているところが面白い。
秀吉といえば、「真田丸」の小日向文世さん演じる秀吉が記憶に新しいですが、天使と悪魔を演じ分ける怪優・小日向さんでしかできない新しい秀吉像、その怪演は圧巻でした。もっと見たかったなあ。
20数年前、オンシアター自由劇場の舞台で見ていた頃から大好きな俳優さんでしたが、こんな凄い俳優さんになるとは(失礼)想像してませんでした。本当に嬉しい。
(太閤記の感想になってないですね)
読了日:11月07日 著者:司馬 遼太郎

読書メーター

真田太平記(二) 

2016年11月08日(火) 9時34分
2016年10月31日 - 2016年11月6日の読書メーター
読んだ本の数:1冊
読んだページ数:484ページ

真田太平記(二)秘密 (新潮文庫)真田太平記(二)秘密 (新潮文庫)
2巻は上田城築城と上杉との同盟まで。どうしても「真田丸」のイメージが今は濃いので、読んでいて戸惑うこともありますけど、それを「呑み込んで」しまえば、流石の面白さです。司馬良太郎さんの時代物ばかり読んできた僕としては、池波正太郎さんの世界は、とても新鮮な物語運びなのです。
読了日:10月31日 著者:池波 正太郎

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