プロフィール
  • プロフィール画像
  • アイコン画像 ニックネーム:yczbzsrejelltk
読者になる
2010年07月
« 前の月    |    次の月 »
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
Yapme!一覧
読者になる
牛乳の品質基準を緩和、政府「国情に合致したもの」…中国 / 2010年07月14日(水)
 中国政府・衛生部は13日、乳品安全国家標準改定にかんしてメディアに説明した。同書いては3月に発表されたが、一部の基準が大幅に緩和されたことで、疑問の声も出ていた。衛生部は「わが国情に合致したもの」と主張した。

 生乳(絞ったままの乳)に含まれるたんぱく質含有量は、1986年に定めた2.95%以上から2.8%以上に、細菌の含有量は2003年50万以下から、200万以下と、いずれも緩和した。

 基準を「歴史的に逆戻り」させたことで、中国国内では疑問の声が上がった。衛生部は、改定を「国情に合致したもの」と説明。たんぱく質含有量については、中国の生乳の品質が欧米先進国に比べて劣るため、乳業関係者からも「搾乳(さくにゅう)量が増える夏には、基準を守ることが難しい」などの声が上がっていた。衛生部は「健康面に影響はでない。(乳児用など)粉ミルクの場合、固形にするので関係ない」と説明した。

 細菌含有量でも「生乳をそのまま飲用するのではなく、殺菌などの過程を経るので、問題ない」と説明した。

 中国では2008年、粉ミルクに有毒なメラミンが含まれていたことで、乳幼児を中心に約30万人に健康被害が出た。たんぱく質含有量を水増しするために、当時は検査法が普及していなかったメラミンを混ぜたことが原因だった。

 中国では1990年代から、食品や工業製品について、さまざまな「国家基準」が導入された。「法治の確立」の一環だが、欧米先進国の基準をよく検討せずに、ほぼそのままで導入したため、中国では「順守困難」なケースも多かった。結果として、新たに設けられたルールが不正や腐敗・癒着の原因になり、ルールそのものの権威も確立されないという現象が発生した。生乳の基準見直しは、政府当局が面子(メンツ)をいったんは度外視して、「守れるルールづくり」と方針を転換したことになる。

**********

◆解説◆
 生乳の日本における基準(食品衛生法および乳等省令)は、乳脂肪分が3.0%、無脂乳固形分が8.0%以上。生乳では、1ミリリットル当たりの細菌数が400万以下。

 日本酪農乳業協会によると、「大切であり難しいのは規則づくりよりも、各現場での検査を徹底すること」という。日本の場合、細菌数では1ミリリットル当たり400万以下と、国の基準が中国より「甘い」が、乳業企業が酪農農家から回収時に「30万以下」とするなど極めて厳しい自主基準を設け、品質の維持に努めている例もあるという。(編集担当:如月隼人)

【7月14日13時8分配信 サーチナ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100714-00000039-scn-cn
 
   
Posted at 13:33/ この記事のURL
P R
カテゴリアーカイブ
月別アーカイブ
 
 
Powered by yaplog!