<*新連載* 渡辺正次郎の芸能界を斬る!>第19回 「命を救われた大物作曲家・遠藤実と徳間康快(故)徳間ジャパン社長」(上)

2007年07月18日(水) 12時15分
 筆者・渡辺正次郎(作家・政治ジャーナリスト)。音楽専門誌の編集長の傍ら、藤圭子など多くの歌手を発掘。その後、政界に転身。二・二六事件の時に岡田啓介首相を救出、また、わが国の戦争終結に尽力した故・迫水久常参議院議員の秘書などを務める。現在は作家・政治ジャーナリストとして執筆の傍ら、政治家のブレーン、選挙参謀として活躍中。『この国の恥ずかしい人々』、『田中角栄の遺したもの』、『こんな政治家は辞職せよ!』(以上、日本文芸社)など著書多数。なお、この4月12日よりHP=「NEWS TODAY・政界、財界、官界一刀両断!!」を再開(有料。ここをクリックしても料金は取られません)。

前回は五木ひろしのデビュー曲に関する秘話を公開したが、そのデビュー曲がヒットしていた最中、ミノルフォンレコード前社長で大作曲家の遠藤実(写真)と、徳間康快を巻き込む大事件が起きたのだ。
 ある日、私は日本テレビ系読売テレビの十週勝ち抜くとレコード会社からデビューできる『全日本歌謡選手権』という番組(過去現在も含め史上最高の視聴率40数パーセントを記録。八代亜紀、五木ひろしもこの番組で十週勝ち抜きデビュー出来た。その時の斉藤寿孝ディレクターが現在のIVSテレビ社長)の審査員を依頼された。
 当日、大阪に向かう新幹線のビュッヘで、この番組のコーディネーターをしている友人のEや出演関係者と立ち食事をしている時、友人のEと親しいという坊主頭のBという男を紹介された。
 Bは東京新宿に事務所を構えるNプロダクションの社長だという。一見して裏街道筋の人間と見た。聞いたこともないプロダクションだ。しかも新宿だ。恐らくマイナーな芸能事務所だろうと推測した。
 暫らくして、そのBが私の友人に話している言葉が耳に入った。
 なんと、
「遠藤実を殺す」
 と、その坊主頭は言っていたのだ。
 誰が聞いても超大物作曲家の遠藤実のことだ。遠藤実氏とはあることで付き合いがあった私は、耳にした以上、黙って見過ごすことはできない。
「ちょっと待ちなさい。どういうことなんだ。私は遠藤を良く知っているから話ができる。説明してくれないか」
「いや、実は・・・」
 と話が始まった。


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<記事紹介>「『消費者団体訴訟制度』で被害者は本当に救われるのか」(『ベルダ』。07年7月号)

2007年07月17日(火) 13時04分
連載を持っている総合情報誌『ベルダ』7月号で、本紙・山岡はこの6月7日に施行になった「消費者団体訴訟制度」を取り上げた(写真)。
 この法律、被害者に代わって、国の認定を受けた消費者団体が支払い差し止めの訴訟提起をでき、しかも勝訴すれば国がこの悪徳業者名などを公表するというもの。
 これだけ聞けば、近年、ますます悪徳商法は増えており、その被害者の多くが商品知識に乏しく、抗議する気力も劣る高齢者なのだから何とも画期的なように思ってしまう。
 だが、同法にはさまざまな問題点がある。
(以下に残りの記事を転載)


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緒方元公安調査庁長官と「霊感商法」団体との意外な接点

2007年07月17日(火) 13時01分
本紙でも既報のように、朝鮮総連中央本部の不動産売却に絡んで詐欺罪で逮捕された緒方重威元公安調査庁長官ーーその背景に、不動産会社「三正」元社長で、共に逮捕された満井忠男容疑者との癒着があったことは少なくとも間違いないが、それを物語るものとして本紙はいち早く、東京都世田谷区の満井元社長の豪邸を実質、緒方元長官が買い取ってあげていた事実を報じた。
 その際、関係が不明だったため、敢えて報じなかったが、覗いて見たその家にはご覧のように「(有)神世界」、「(有)びびっどとうきょう」という奇妙な名前の会社も存在した。
 この「新世界」、登記上の本部は山梨県甲斐市にある。2000年2月設立で、設立時の「千手観音教会事業部」から社名変更されている。
 登記の目的覧には「占いによる運勢・姓名等の鑑定」、「千手観音教会が行う祈願、供養等の受託」などになっているが、結局のところ霊感商法を行っている模様で、被害者の会が設立され、専門HPも出来ている。


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中国産うなぎから禁止物質ーー国産は大丈夫? リパック品疑惑

2007年07月17日(火) 12時58分
群馬県は7月13日、県内のスーパーマーケットで販売されていた中国産の冷凍うなぎ蒲焼きから、発ガン性もあり、国内では養殖魚などへの使用が禁止されている合成抗菌剤「マラカイトグリーン」の代謝物が検出されたと発表した。
 この蒲焼きは、徳島市の水産物卸売会社「徳島魚市場」(写真)が輸入したもの。
 群馬県の保健所府は食品の安全のために、定期的に県内店舗から食品を抜き取り検査している。その一環として6月25日、量販店から回収した同サンプルから検出された。
 徳島県は販売自粛を指導。すでに群馬県内に卸した未販売分は回収済みだが、徳島魚市場は約2万`を輸入、すでに東京都や静岡県など他の関東方面にも広く卸しているという。
 中国産うなぎは輸入時、検査が義務づけされているがそこでは問題なかった。また、問題の物質は微量のため、継続して摂取しない以上、直ちに健康被害が出ることはないようだ。
 ところで、本紙はすでに2年以上前、「大手水産会社子会社も関与? 中国産の国産うなぎ偽装販売疑惑」なるタイトル記事を報じている。関係者の告発によるものだった。
 同記事では、国産養殖うなぎは河川で天然稚魚を捕獲、それを池で育てるが、それには伝統的にやくざやエセ同和が介入する余地があり、また養殖できる土地ということで国産養殖うなぎは四国産が多いこと、また前述のやくざ、エセ同和との関係から並行して中国産を詰め替えて「国産」と偽って売る(リパック品)のも同地域が多いと記した。
 今回、その四国の徳島県内の卸会社が関わっていたことから、当時の本紙記事が再注目されている。


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グッドウィル・折口雅博会長の女性調達ルート

2007年07月17日(火) 12時57分
月刊雑誌『紙の爆弾』8月号(横写真)に掲載された「福祉だけじゃない! 女優たちも“食い物”にしていた」なるタイトル記事(6P)は、この間出た記事のなかで、この疑惑にもっとも迫る内容になっている。
 本紙でも何度か報じて来たように、この疑惑は児童福祉法違反、婦女暴行罪などの犯罪にも抵触しかねないし、過去そして現在も警視庁はこの件で内定していた(る)と言われるだけに、単なる女性スキャンダルでは済まない可能性もある。本紙も関心を寄せる所以だ。
 さて、その記事のなかで、調達係として「古山義邦」氏の名前を挙げている。本紙で報じたF氏はまさに彼のこと(以下に古山氏の名刺転載)。
 また過去、警視庁が内定した件とは元女優Sのことと、こちらも実名まで挙げている。
 ちなみに、同記事のなかでかつて資本提携していたエステ会社「クリーク」(現在は社名変更)を取り上げているが、現在、同社代表は本紙既報のマーク・パンサーが関わるマルチまがい商法の陰のオーナーとのこと。
 同記事は古山氏の他にも、女性調達係として2人の実名を挙げているが、本紙は他にも有力情報を得ている。
 それはグッドウィル・グループ傘下の
(下の写真2点は田園調布の折口会長の自宅)


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当局が狙う、旧・日本ファーネス工業増資で暗躍した西田晴夫グループ

2007年07月17日(火) 12時56分
現経営陣が旧経営陣を切ったことで、いよいよ西田晴夫グループ摘発の準備が整ったとの見方が出ており、全国紙記者も取材に動いている。
 省エネ型工業炉用燃焼機器、住宅販売が柱のジャスダック上場「NFKホールディングス」(旧・日本ファーネス工業。横浜市鶴見区)は、この5月18日、当時の同社役員2名と、「クェスト・ビー」(右写真は東京都中央区の入居ビル)、代表の本多俊郎氏に対し総額約15億円の損害賠償請求訴訟を東京地裁に提起した。
 同社は2004年7月、43億円の資金調達をしたが、その際にスキームを作った本多氏、そして2人の当時の役員は、これほどの資金を必要としてなかったにも拘わらず過大に調達した。そして、うち少なくとも本多氏が責任者だった投資事業組合に出資した16億円は無駄な資金で、しかもこの投資は回収不能になったから連帯して支払えというもの。
 今年1月29日に同社の「特別調査委員会」が出した最終報告では、本多氏等被告訴人は特別背任罪の共犯とまで言い切っている。
(左写真=情報誌『FACTA』07年7月号記事。西田グループのことが載っている)


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参院選公示ーー秋田の自民党候補者周辺で異変?

2007年07月17日(火) 12時55分
昨12日、第21回参院選は公示された(29日投票)。
 秋田は1人区。現職の金田勝年氏(57。写真。自民党津島派)が3回目の当選を目指している。
 その金田氏は一橋大卒、旧・大蔵省勤務22年。主計官も務めた。
 もっとも、一人区29選挙区のうち「自民当確」がすでに出ているのは「群馬」、「富山」、「和歌山」「岡山」「山口」のみとの見方もあり、金田氏の選挙区は入っていない。
 その金田氏の周辺が最近、慌ただしい。


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<*新連載* 渡辺正次郎の芸能界を斬る!>第18回 「大ヒット曲『よこはま・たそがれ』を筆者に発掘してもらった五木ひろし」(下)

2007年07月17日(火) 12時54分
筆者・渡辺正次郎(作家・政治ジャーナリスト)。音楽専門誌の編集長の傍ら、藤圭子など多くの歌手を発掘。その後、政界に転身。二・二六事件の時に岡田啓介首相を救出、また、わが国の戦争終結に尽力した故・迫水久常参議院議員の秘書などを務める。現在は作家・政治ジャーナリストとして執筆の傍ら、政治家のブレーン、選挙参謀として活躍中。『この国の恥ずかしい人々』、『田中角栄の遺したもの』、『こんな政治家は辞職せよ!』(以上、日本文芸社)など著書多数。なお、この4月12日よりHP=「NEWS TODAY・政界、財界、官界一刀両断!!」を再開(有料。ここをクリックしても料金は取られません)。

(前回の続き)
 そこに先ほどのもう一人の秘書が、紅茶二つとブランデーの小瓶を運んできた。
 徳間(康快)はブランデーの小瓶を、いかがですか?と差し出し、私の紅茶に注ぐと、自分の紅茶にたっぷりブランデーを垂らしている。あまり紅茶が好きじゃない私はブランデーに誘われて口に運んだ。
 この男は朝から紅茶にブランデーたっぷり入れて飲んでいるんじゃないのか。だから顔が赤いんだ。この顔色じゃそのうち血圧で倒れるんじゃないか。胸のうちで意地悪なことを考えていた。
 やがて椅子から立った徳間は、壁際の出窓の小さなプレーヤーにレコードを乗せた。
「全部、AB面かけてください」
 私の注文に、
「(レコード)ジャケットは必要ですか」
 と徳間が尋ねた。
「いえ、要りません」
 ジャケットも見ないから楽曲のタイトルも歌手の顔も名前も分からない。14曲。聴き終わるのに一時間ほどかかった。つまらない、売れない曲が多かった。徳間は緊張した面持ちで私を注目している。
「男が歌っている曲で、♪あの人は行って行ってしまった♪、というのがありますね。それが大ヒット。大勝負してください。それからもう一枚、女の子が歌っている、♪困っちゃうな♪ってのがありましたがそれが中ヒット。この二曲で勝負です。後は捨ててください」
 それで私のアドバイスは終わった。私が選んだ男が誰か、女が誰かにも興味はなかったから、それで社長室を後にした。
 このときアドバイス料か車代を貰ったかどうかまったく記憶にない。記憶にないということは十万〜二十万円も貰っていないということだろう。それだけ徳間康快はケチだったということでもある。
 話は前後するが、徳間が金にケチで約束を違える男であることを証明する大事件がその後勃発することになる。
 徳間がミノルフォンレコード買い取った後、前社長の作曲家遠藤実が、ある演歌歌手のことで広域暴力団から命を狙われる事件があったのだ。この仲裁にも私が入らざるを得なくなった。(次回に詳述する)
 徳間氏と別れて数ヵ月後、テレビから、 「ミノルフォンレコード五木ひろしさん(写真)に歌っていただきます。デビュー曲『よこまは・たそがれ』です!」
の司会者の声が聴こえると、画面から♪よこはま、たそがれ、ホテルの小部屋♪という歌声が流れてきた。
 あれ、聴いたことがあるな、と思いながら特徴のない声と特徴のない顔の男が歌う一番の最後の詩、♪あの人は行って行ってしまった♪で、ああ、私が徳間に大ヒット間違いなし、大勝負を、と推薦した曲じゃないか。


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<記事紹介>「警察に『タレ込む人々』の意外な事情」ーー2ちゃんねる・西村博之氏特集も(『週刊SPA』07年7月17日号)

2007年07月17日(火) 12時53分
今週発売の『週刊SPA』が、例の警視庁北沢署巡査長の私物パシコンから流出した1万点を超える捜査資料の件で特集を組んでいる。
 複数のタレントが「情婦」として記載されていたことから、広域暴力団関係者の名簿がもっとも注目されたが、実ははるかに深刻なのは同じく流出した数多くの「調書」。そのなかに、警察に匿名で捜査協力した参考人、仲間を売った被告のものも数多くあり、それら協力者の実名、住所、連絡先などが記されており、彼らが報復を受ける可能性は大いにあり得るからだ。
 この特集はそこに重点を置いており、今回の情報流出がいかに重大な失態であるか、改めて身につまされる。本紙・山岡のコメントも載っている。


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<*新連載* 渡辺正次郎の芸能界を斬る!>第17回 「大ヒット曲『よこはま・たそがれ』を筆者に発掘してもらった五木ひろし」(上)

2007年07月17日(火) 12時52分
筆者・渡辺正次郎(作家・政治ジャーナリスト)。音楽専門誌の編集長の傍ら、藤圭子など多くの歌手を発掘。その後、政界に転身。二・二六事件の時に岡田啓介首相を救出、また、わが国の戦争終結に尽力した故・迫水久常参議院議員の秘書などを務める。現在は作家・政治ジャーナリストとして執筆の傍ら、政治家のブレーン、選挙参謀として活躍中。『この国の恥ずかしい人々』、『田中角栄の遺したもの』、『こんな政治家は辞職せよ!』(以上、日本文芸社)など著書多数。なお、この4月12日よりHP=「NEWS TODAY・政界、財界、官界一刀両断!!」を再開(有料。ここをクリックしても料金は取られません)。


筆者が発掘した宇多田ヒカルの母、藤圭子の記事も反響が大きかったようだ。同じく発掘したカルメン・マキは前回、羽賀研二の関係で少し触れた。
 それよりも、私が音楽業界引退直前に発掘し、今も歌謡界の大スターとして活躍している男性歌手のことを書こう。
 藤圭子はスターになってから私に再会した時、「先生、私に出来ることがあったら何でも仰ってください」と言ったことは既に述べた。心の片隅に受けた恩を感じていたのだろう。
 ところが、銀座の小さなスナックの片隅で弾き語りをしていた男が、私の一声で大スターになった。しかし、お礼一つ言って来ない。それが五木ひろし(上写真)だ。
 芸能人や政治家は大体こんな恩知らずの人種が多い。デビューするまで、そしてスターになるまではマネージャー(社長)やディレクターを、大げさな表現をするなら神のごとく上げ祭り上げる。ところが、こうした連中はスターになると自分の力で成ったと思う人種なのだ。
 この点、政治家という人種も大変似ている。彼らも立候補して当選するまで選挙参謀を神のごとく崇める。選挙民にも米搗きバッタのように・・・そうそう、人間と間違って電信柱にまで頭を下げ、数百人のジジイ、ババアの宴席でも一人ひとり酌をしてご機嫌をとる。
 そして当選を二度、三度重ねると参謀を退け始める。それこそ自分の力で当選したと思い込むのだ。
 その好例が石原慎太郎の長男・石原伸晃(上写真)だろう。二度目の当選後、親の七光りはいらない、などと傲慢口を叩いて三回目に落選している。


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