満州写真全史

April 28 [Fri], 2017, 19:41
たぶん、見ておいた方がいいだろう。

歴史に興味がある人や、写真をやっている人、そして戦争に反対の人も。

名古屋市美術館で明日から始まる

「異郷のモダニズム・満州写真全史」展。



宣伝用ポスター


1905年ポーツマス条約により、かの地の権利を獲得した日本は翌年、

南満州鉄道株式会社設立。それから敗戦まで。

写真は「資料」「広報」記録」「啓蒙」様々な面を持つ。

短歌や歌、絵画が日本の戦争に利用されたのと同じ一面も持つが、

「近代」を記録し続けた写真というメディアをたどるのも

この危ない今、私たちに必要かもしれない。



世界遺産

April 18 [Tue], 2017, 14:49
世界遺産五箇山合掌造り集落を訪れた。

富山県の相倉、菅沼地区、岐阜県の荻町地区。



以前行った時との一番の違いは外国人観光客が90%を占めていたこと。

「世界遺産」という冠はすごい。そして外国人観光客に心から感謝した。

遅い春、でもフキノトウや土筆のコーラス。



さて、どっしりとした茅葺屋根の(かやぶきやね)の維持はとても大変なこと。

数年前に大雪が降り、白川の一つの合掌造り集落が維持不可能ということで、

住民まるまる引っ越しをしてしまった。

そこへ「共生」の旗印のもと、トヨタ自動車がその村を買い、

建てたのが「トヨタ白川郷自然学校」。



すばらしい建物、お風呂、おいしいフランス料理。

親切なガイド付きでしばし山を散策。



雪山の勉強をした翌日は、ゆったり下呂温泉。

今年の桜日本一に選ばれたと居酒屋のお父さんが言っていた。



飛騨川沿いにはこんな風景も。

日本って本当にいいと思った三日間。

花追ひ 10

April 14 [Fri], 2017, 20:51
毎日花を求めて、さ迷い歩いていると素敵な女性にあうこともある。

例えば東山植物園のボランティアガイド。おそらくは私より年配。

実につつましやかで、詳しい。言葉から教養のある人とお見受けした美しい人。

花追う日々は一年のほんのわずかな瞬間だ。

今日も美しい花に出会う。


    (高島屋グレース・ケリー展)

オスカーを手にしながらモナコ王妃になった花。



彼女を包み、さらにその美しさを引き立てるファッションのシンプルさ。

バレンシアガ、ジバンシー、シャネル、ディオールなどなど。


いつ咲く、いつ開くかと待っていたのに、散る花びらに今は目をむけるだけ。

もう1か月もすると木そのものが忘れ去られてしまう。花びらも

土地に還るもの、

時間のはざまに挟まってしまったもの、

夜の谷に落ちてしまったもの、

さまざまな花びら。

ただ一つ。2017年に咲いた花を私は忘れない。

追:桐野夏生著「夜の谷を行く」は今60代70代の方に
ぜひお勧めです。読めば谷底へ落ちる花びらの夢を見るとおもいます。




花追ひ 9

April 13 [Thu], 2017, 9:19
「フィンランドデザイン展」愛知県美術館。



独立100周年の記念行事。

ヘルシンキにしか行ったことはないけれど、

石で作られた美しい教会や湖に注ぐ短い夏の透明な光を思い出す。

四季折々の自然を家の中に取り込む技は

日本の全く逆の方法もあり得る。

長い冬時間を心地よく、楽しく、美しく実用的に過ごすかを考えたデザイン力。



友人がエーロ・アールニオデザインの椅子でくつろいでいる。



花追ひ 8

April 12 [Wed], 2017, 19:21
桜吹雪の中、イケメンに会いに行く。



人気があるらしく写真を撮る人でいっぱいだ。

本当は少し遠いので、イケメンの美しさはあまりわからない。


    (ランチタイム)

数か月ぶりの東山動植物園を散歩した。

来るたびに美しくなっている。



植物園内、まだできたばかりのとびっきりオシャレなウエディングレストランでティータイム。

万葉の小道も、展望花畑もこれからが見ごろの季節。


      (椿園よこ)

「最近行ってないなあ」という方はぜひおすすめ。

花追ひ 7

April 10 [Mon], 2017, 18:39
昨日の雨で桜が一面に散り敷いている久屋大通公園。

それはそれで美しく、地には黄色のタンポポ。



dent-de-lion(ライオンの歯)とはよくいったもので、

サラダ用のタンポポはピッサンリといい(おねしょ)という意味とか。

サラダ用タンポポは固くならないように光を遮り栽培されている。

友人が土筆の佃煮を持ってきてくれた。



冷酒によくあい、毎年楽しみにしている。

しょうゆも砂糖もなかった昔、山野草を調理して食べた人達に思いをはせる。

贅沢になれた現代人、せめて無駄にしないでいただきたい。


       ( ベランダのテーブルに花とフルーツ )


花追ひ 6

April 09 [Sun], 2017, 16:39
つれあいが「どこか行く?」と聞いたので、

口から出まかせに「板取温泉へ行こう」と言ったら、その通りになった。



板取に入ると不思議な名前の部落が続く。

生老(ショウロ)とか老洞(オイボラ)とか。

名前だけで、なんだか物語ができそうだ。


・・・・・・『地名論』・大岡信・・・・・

・・・・・
奇体にも懐かしい名前をもった/

すべての土地の聖霊よ/

・・・・・・
名前は土地に/

波動をあたえる/

土地の名前はたぶん/

光でできている/

・・・・・・・・・・・・
詩はさておき、良質泉の風呂上がりのごちそう。


           岩魚のフライ


           あまごの塩焼き

花追ひ 5

April 08 [Sat], 2017, 17:28
春雨。雨の切れ間にマンション下の花の中を歩く。



静かな結婚式があげられていた。幸せな二人でありますように。

今日は花を詠み、

自らが花にも、花を散らす風にもなってしまった人たちのコミックを買った。



今ちょっと話題になっている本だ。

登場人物は明治から昭和初期に活躍した詩人俳人歌人。

作者・清家雪子氏は膨大な文献、資料を読んだに違いない。

花の夜のお楽しみ。


(もうイチジクの赤ちゃん)

花追ひ 4

April 06 [Thu], 2017, 7:40
詩人大岡信さん死去。

詩集〈詩とはなにか〉から、その中の16・風のばあいより・・・

風は風をふるひおとして/

ものすごい気配だけに/

ならうとしてゐる/


嵐の期待によってのみ/

風は風だ/


難しい文学批判はできないけれど、

詩の行間から立ち上がってくるものにたびたび勇気をいただいた。



今朝はメナード青山ハーブ園から摘み取られたばかりのハーブを

大岡信氏に捧げる。


(ベランダで今朝開いたクレマチス)

花追ひ

April 04 [Tue], 2017, 21:00
長田弘の詩「桜の伝記」より・・・・・・

最初に日光を集めることを覚えた。/

次に雨を集めることも覚えた。/

それから風を聴くことを学んだ。/

・・・・・・・・・・・・

美しさがすべてではなかった。/

むなしさを知り、いとおしむことを/

覚え、老いてゆくことを学んだ。/

老いるとは受け入れることである。/

あたたかなものはあたたかいと言え。/

空は青いと言え。/


(名古屋城外堀・5分咲き・この堀の中で父は戦争の練習をした。
 二度と同じことをしてはならぬ)


(平和公園・3分咲き)

平和公園のユーカリの森。


まだ幼樹の卵円形の葉がゆれていた。

P R
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