最近思った事なのだが、仕事とは「塩」なんだなぁっと。
私は昔から仕事と言う物があまり好きでは無かった。
働く事に抵抗を覚える人間だった。……いや、今もそうかもしれない。
仕事を「塩」、プライベートの楽しみを「砂糖」とした時、塩を10g摂ったら、砂糖も10g、いや、20g摂らないと納得が行かなかった。
自分の人生を楽しむために仕事をしているのに、仕事「なんか」になぜ自分のプライベートが削られなければならないのだ。
それが一番の疑問であり不満であった。
しかし世間とは厳しい物で、一ヵ月生活するだけのお金を稼ぐには一日の半分以上が仕事に取られなければならない。
一週間で休みは一日か二日。
人によっては休みなんぞありゃしない。それが常識。
私の理論で言えば、仕事は一日か二日で、休みを残りにしろと言いたい。
仕事をしながら拘束時間をオヤノカタキのように敵視していた。
そんな気持ちで毎日を過ごしていた。
最近になって自分の「体質」に合う仕事をするようになった。
仕事の内容は自分向きなのか分からないが、体質には合う。
毎日が辛く忙しい日々であるものの、体質に合う為か心地良い疲れであり、心地良いストレスである。
転職を繰り返して、自分の「体質」に合う仕事に巡り合えた事に感謝したい。
さて、そんな仕事をする中、仕事と言うのは「塩」なのだなと思った。
料理をする時、塩ばかりではショッパクて食べれたものではないが、塩と砂糖を同じ量使わなければならないというルールも無い。
その日、その時、一番食べてもらいたい料理を作る為、自分と言う食材を使い、様々な調味料で最高の料理を作る。
それこそがよりよい人生の楽しみ方なのではなかろうか?
砂糖を多めにする料理もあれば、塩まみれの料理もあるだろう。
味には五味がある。
辛い調味料、酸っぱい調味料が何に当たるかは自分で探り当て、そして誰もが喜ぶ最高の料理を作って楽しみたい。
最近、私が凝っている料理と言えば「鳥だんご鍋」だ。
適度の塩や食材の味を生かした出汁、アクはこまめに掬ってグツグツと煮込む。
それに熱燗を付けて呑みながら食べる。
多少塩は多めに使っているが、そんなに気になるほどの量ではない。
こんな日々が続けば良い。
そう思いつつ、今回この調味料が有限である事に少し悲しみを覚えたりするのだ。
おいしいよ。