0q. 

January 08 [Sat], 2011, 1:46
付き合ってから、彼女と話す機会も増え、普通に笑って冗談を言いあえるくらいの関係になった。
案外普通の付き合い方もできるんだとびっくりした。
でも相変わらずメールは変なままだったけれど…

ある日どういういきさつでその話しになったかは忘れたけれど
彼女がこう言った。

「別れた時思い出のものがあると嫌じゃん?」

常に彼女の頭には別れることがあったみたいだった。
僕は付き合う少し前から彼女のほんとの顔を見たいと思っていた。
いつも冗談交じりにおしゃべりする彼女だったけれど
この言葉は彼女のほんとの顔じゃないかと考えるようになった。

しばらく話題を僕は振りかけたが、
彼女からの答えは常に別れという言葉が入っていた。
そのころから僕は感じていた。

彼女は今の状態がとても不安で
今を必死に頑張っている
けれど先が分からない不安に
一歩が踏み出せないでいる。

僕がそう思いだしてからは
今まで彼女に引っ張り回されっぱなしだった僕が
逆に彼女の一歩先に動くように心がけた。
朝起きてからのメールは先に僕がした。
あえて彼女の隣に座った。
デートの話しもよくするようになった。
それでも彼女は別れることを常に考えていた。

ある日僕たちは蛍のいるという公園に遊びに行った。
夏も真っ盛りっだったので、蛍は姿を見せず、蚊と野良猫ばっかりだった。
外はうっすら暗かった。
僕はなぜかこんな気分になっていた。

キスがしたい。

なぜそんな気分になったかはよく分からなかったけれど
ただの僕の欲求か
はたまた既成事実を作り上げてしまえば彼女は安心するのではないかとか
おそらくいろんな考えは浮かんでいたけれど
一つだけ確実なのは
僕は彼女が好きになっていた。

どうすれば彼女は安心するのだろうか?
どうすれば彼女は自然にふるまってくれるのだろうか?
どうすれば、どうすれば、どうすれば。
毎日のように彼女の事を考えていたら
いつの間にか頭から離れなくなっていた。
最初は苦手だった彼女だったが
いつの間にか
すっかりハマってしまったようだった。

外も暗くなってきた頃
僕は公園のベンチに腰掛けた。
実は暗くなる前に
後でキスでもしようか
とジョーク交じりで反応をうかがっていた。

その時の彼女は
焦って否定したくらいしか覚えていない。
おそらくよくわからんようなことを言った気がする。

僕の隣に座った彼女は
いつものようにおしゃべりではなかった。
僕の目から見れば少し待っている感じではあった。
別に僕が女慣れしているとかそんなんではなく
彼女が分かりやすかったのだ。

僕はそこから帰るまでの記憶がほとんどない。
漫画とかならとってもよく覚えているとかあったりするだろうが
実際僕自身も緊張していて考えてはいなかったのだろう。
だけど一つだけ覚えていることが
すこし強引にキスをしたこと。

彼女は少しだけ拒否をしたが
僕が彼女の身体をハグしていたので逃げられなかった。
キスした瞬間に
力が抜けていったのを身体で感じた。
そこからは長かった
2度、3度と繰り返し同じことをした。
何度目かで顔を離すと
彼女の眼は少しうるうるしていた。

その帰り道の彼女はご機嫌だった。

それから彼女の話で別れるという言葉は無くなった。
またメールの内容も意味が通るものになってきた(単に僕が理解できるよう学習しただけかもしれないけど)
いつも冗談交じりの彼女ではなくなった
ご機嫌伺いしてきたり、照れたり、
今までに見ない顔を見せるようになった。
・・・変化がとてもわかりやすかった。

彼女はすこし安心できたんだと思った。
正直、付き合う告白も中途半端で
半ばだましたように付き合った。
僕の気持もしっかりと確かめてなかったから不安だったんだと思う。
僕はキスという形で彼女に好きだと言うことを表わした。

それからは色々あったが順調だったと思う。
今は4年付き合って、今度から同棲する予定がある。
これからもうまくいくと思っている。
特に不安はない。






なんかただのノロケになってきた(笑)
だれたのでここで終わり。
実は彼女と付き合っている間に初恋の子と再開している。
次これ書こかな。

ではおやすみー

ワタル 

January 06 [Thu], 2011, 1:05
彼女と会ったのはちょうど初めてふられたこと付き合っていたころ。
うちの学校ではよくわからない運動会があった。
その運動会はそれ以前も以降も行っていない。

運動会で僕は相変わらず一人だった。
友達と一緒に行動はしなかった。

競技には玉入れもあった。
なぜか名前の順で並ばされ、座らされた。
僕の後ろに並んだのは
今の彼女だった。
待機時間が長かったので自然と会話した。
彼女は自己紹介をした。

「私左利きのAB型のさそり座」

意味がわからなかった。
なにが言いたいのかもちんぷんかんぷんで
その後の会話もずれていた。

僕にとってどうでもいい運動会は終わった。
僕は一応実行委員になっていたので暇ではなかった。

運動会が終わり、空が暗くなってきた頃
バーベキュー大会が始まった。
空には花火が上がり
大量のお肉とお酒が振る舞われた。

実行委員だった僕は
お皿は持っていたけど、お肉の補給係をしていた。
そこで一人の男の子に声をかけられた。

こんな子、クラスにいたっけな?
そう思うくらい影の薄い子だった。
僕はその子にお肉を分けてもらったのを覚えている。
その子には友達がいて
その友達はバーベキューの真ん中でお肉をひたすら焼いていた。

僕はお肉をもらった子と意気投合した。
なぜだかしらないけれど
直観的に仲良くなれる気がした。
不思議と壁がなかったのだ。

しばらくするとバーベキューの中心でお肉を焼いていた友達も僕たちのところに来た。
僕たちは自己紹介をし、
すぐに友達になった。
めんどくさいのでお肉をくれた子をA
焼いていた子をBにする。

僕たち3人でお話していると
女の子のグループも寄ってきた
お肉焼いていた子が知り合いみたいだった。

僕はまた自己紹介をした。
そこに彼女が再び現れた。
女の子グループの一人らしかった。

話しはBを中心に弾んだ。
僕はただ花火を見ていたり、実行委員として後片付けをしていたりした。
僕たちはなぜか座って輪になって話し込んでいた。
僕が仕事から帰ってくると
僕の座っていた場所がなかった。
彼女に取られていたのだ。

「とった。」

僕はめんどくさかったので無言のまま歩いて彼女が元いた場所に座ろうとした
彼女は走って元いた場所に戻った。
それを見ていた周りのやつらは便乗し
いつの間にか椅子取りゲームッぽくなっていた。
僕はてきとうに空いた場所に座って
お酒を片手にその場から動かなかった。

夜も大分遅くなり
学校から出ているバスがなくなった。
僕らは女の子グループと一緒に歩いて帰ることにした。
その帰り道で2組のカップルができた。
僕ではない
Aでもない
Bとあと同じ場所にいたもう一人の男の子
そのカップルの歩調は速く
僕らはあえて後ろを歩いた。

後ろに残ったのはAと僕
彼女と大学に入って一緒に帰っていた女の子とその友達の5人だった。
僕は基本的にAと話していたが
そこに彼女が割り込んできて

「そこの工場に入ってこーい!」

とかわけのわからない命令をされていた。
僕はスルーしていたが…
彼女は黙ることがなかった。

数日後
運動会で知り合った女子のグループに声をかけられた
彼女が僕のメルアドを知りたいそうだった。
正直僕はドキッとした
会話の流れで聞かれたわけではないのだ。
僕は恥ずかしがっている彼女にメルアドを送信した。

それから毎日のようにメールが来るようになった。
しかしそれは僕だけではなかった。
彼女はA、Bにも毎日メールを送っていたのだ
僕はあきれた。
しかもメールの内容はわけのわからんメールばかり。

「おはよ。君は寝ているだろうけどメール送ってやるよ」

こんな感じのメールだった。
僕は無視したかったが
せっかく仲良くなった友達の輪を崩すことはできないと思って
そのわけのわからないメールに返信をしていた。

そんな関係が1ヶ月続いた頃
彼女とAとのメールがなくなった。

それからしばらくして
彼女とBとのメールがなくなった。

ちょうどそのころ
僕は付き合っていた彼女に別れを告げた。

別に彼女と別れたことを誰にも話すつもりはなかった。
けれども周りがしつこかった
異様に僕の恋愛事情を聞いてくる。
僕も馬鹿ではない。
メルアドを聞いてきたあの日から
僕に気があることはなんとなくわかっていた。
最近は僕としかメールをしていないらしい。
それまでの過程としてA、B共にメールを送っていた意味は分からないけれど
彼女なりの選別だったのかもしれない。
そこに僕は選ばれた
そう感じた。

その考えはいよいよ露骨に表れ始めた
無理やり席を隣にしたり
二人きりにするような行為が増えた。
正直
僕は彼女が嫌いだった。
話しがあわない
なにを話しているのかわからない
いつも馴れ馴れしい
それにみんなに毎日メールするような浮気性
僕は友達との関係を崩さないために必死だった。

ある時
彼女からメールが来た
それはバイトの相談だった
珍しく彼女からのメールがまじめだった。
彼女はなにを言っているか分からなかったけれど
必死に答えを求めてきた
僕がしたアドバイスは
とても素直に聞いてくれた。
僕は少し彼女の見方を変えた。

それから1ヶ月もしないうちに彼女からこんなメールが来た


「てかうちの事好きなん?YesかNoかで答えてな。」


は?
何言ってんだこいつは?
正直恋はしていなかったし
好きと思ったことがなかった。
むしろ友達にしたいかといわれると
断りたいくらいだったからだ。

少し相談に乗ったくらいで
好きと思われたのか?
にしてもこのメールはなんだ?
ギャグ?
からかってんのか?

同じタイミングにもう一通メールが来た
Bからだった。

今から特別なメールが来るわ。

もう来ていたが、その彼女からのへんてこなメールが特別なメールらしかった。
僕は思った。
これは彼女なりの本気なんだと
もうしばらくは恋愛しないつもりだったけど
僕はYesを選んで彼女に返信した。
友達との輪を崩したくなかったからだ。

彼女からはすぐに返信が来た。

「イエーイ。彼氏ゲットしちゃった。」

さすがにカチンときたが、
もうその時はどうにでもなれとあきれ返っていた。









これが今の彼女と付き合うまでの話。
変な彼女なのは今でも変わらないけれど
その時は頑張ってたらしいです
頑張るとますます変になる彼女
今はおもしろいです(笑)
ではおやすみー

理学療法学科1年 ワタル 

January 05 [Wed], 2011, 1:17
そうそう。初恋の彼女と別れるまでの大学生活があった。

僕は大学生になっても高校と同じようにうまくいくんじゃないか
そう思っていた。
でも実際現実はそんな甘くはなかった。

確かに入ってすぐに友達はできた。
飲み会や家にも誘われた。
昼食も一緒に食べた。
だけど違った。
楽しくなかった。

みんないい人ばかりで
気を使っていて
あたりまえだけど、高校みたいにはしゃいだりできなかった。
そのさみしさを初めて感じた。

小学時代とか中学時代は
引っ越しばっかりで別れるのも全く辛くなかった。
今回もそうだと思っていたけど
自分の思っていた以上に辛かった。

僕は誘いを断って一人で帰る事がほとんどだった。
そんな中同じ一人で帰る女の子がいた。
どっちから話しかけたかは覚えていない。(たぶん僕だけど)
その子は大学のスタートに失敗して友達の輪に入りそびれたのだと言った。
そこからちょこちょこと一緒に帰るようになり
お昼も一緒に食べたりもした。

その子はすごく可愛らしい子で
とても美人な子だった。
ちょっと性格は変わっていたけど…
でもとても面白い子だった。

その子の事をもっと知りたい
そう思ってしまったから
初恋の人と別れようと思ったのも嘘じゃない。

けど
初恋の人と別れた時
僕はその子と一緒に帰るのをやめた。
正直もう怖かった。
近づけなかった。

その子の方も気の合う女友達を見つけたらしく
僕たちは自然と離れていった。

これが初恋の子と別れるまでの大学生活。

僕が別れてから相談に乗ってくれたのは高校時代の友人たちだった。
カラオケで大はしゃぎして
大声で叫んで
肩を組んで歌ってくれた。
その中に
僕が初めて告白したあの子がいた。

その子は僕の愚痴にとてもよく付き合ってくれた。
頻繁にメールをくれて
京都駅の屋上でお酒を買って二人で話した。
僕のたまっていた初恋の子の愚痴を
一緒になって聞いてくれた。

その日は琵琶湖の海岸沿いでいつものように飲みながら話していた。
お互いの夢
なりたいもの
行きたい場所
そんなたわいのない夢話をしているうちに
その子が笑いながらこう言った。

「うちキスされた」

正直驚いた。
彼氏がいるとは知らなかったから。
僕は興味本位で続きを聞いた

「カラオケボックスで歌ってたら無理やり押し倒されて」
「胸触られた」
「うち相手蹴飛ばして出てってやった」
「あー。男ってオオカミやな」
「なあどう思う?」

彼女は酔っているときはハイテンションだった。
すぐに酔う癖にお酒が好きだった。
でもその一瞬は泣きそうな顔をしていた。
その質問には僕はこう返した。

「それ俺に聞くかー?俺も男なんですけどー。」

その子は笑って、そうだった。と返した。
僕は続けて言った。

「まあ俺だったらそんなこと絶対無理やわ。ようできん。」

彼女はまだ笑っている。
笑いながら言った。

「ほんまに?まあ君なら大丈夫かな?うち安心できるし。」

僕も酔っていたと思う
高校の時の感情が再び湧きかえってきた。

「なあ。付き合わへん?」

その子の笑いが止まった。

「君はうちを襲わへん?無理やりキスとか押し倒したりとかせえへん?」

僕は今回その子が僕の事を断ることはない
そう確信を持っていた。
なぜだかわからないけど
そう思った。

「しいひんって。」

「…ならいいよ。」

そういって彼女は再び笑って僕の告白を受け入れてくれた。
その後は彼女の恋の理想話が続いた。
sexはしない
子供はいらない
年取ったらカリブ海へ行く
遊べるだけ遊びたい

僕は全部を受け入れようと思った。
それでいいと思った。
彼女と付き合ったのは好きとかよりも
ただ彼女を守っていたい
そう思った方が強かった。
それだけ彼女は危なっかしい子のように思えた。

けど
そんな気持ちでつきあってもうまくはいかなかった。
彼女はそれ以来一度も会ってくれなかった。
メールも3日に一度1通返ってくるかどうかだった。
僕は再び別れるのを恐れてメールを一日1通だけ必ず送った。
「好きだ」という言葉を入れていたのを覚えている。
正直、この言葉は辛かった。

付き合って3週間後
僕は耐え切れなくなって別れのメールを送った。

その1週間後
彼女からわかったというメールをもらった。





今の彼女までいけなかった(笑)

最近今の彼女を見る目が変わりました。
たぶん子の事を自分なりに整理して嘘をつかずに書いているからだと思います。
これもアニメなんだけど
とらドラ
「自分にも他人にも嘘をつく。おまえはバカだ」
ちょっとだけ正直に告白しようと思ったのがこれを書くきっかけ。
覚えていないところは覚えていない。
自分の汚い考えや言葉はそのまんま書く。
そうしたら、気持ちがすんごくすっきりして
本当に大切なものがすごくわかりやすい所にあることに気づくことができました。
リアルの世界では嘘で器用に生きていくしかないけど
ここの世界では少し不器用に正直でもいいかなって
思いました。

では今日もおやすみなさいましー。

U類1年4組  

January 04 [Tue], 2011, 1:01
中学に入ってはあの子との思い出はそれ以外なかった。
というか覚えていない。
僕が逃げていたのは事実だと思う。

なによりもしなきゃいけないことがあった。
受験
僕の学力は商業高校以下で
いわゆる馬鹿だった。
中学時代は勉強を全くしなかったのだ。
なので勉強に打ち込んだ。

その結果、学校で下から数えて夏の校内テストで20番以内に入っていた僕は上位30番まで学力が上昇した。
僕はそれで安心した。
商業高校に行くのが嫌だったからこのくらいの順位で満足した。

高校受験
まずは滑り止めに私立を受けた。
至って標準レベルの高校
自分にとって低すぎると言ってもいいくらいだった。
先生からはもっと高いレベルを受けるよう言われたが
僕はこれで良かった。

受験会場の高校に入った。
決められた席に座った。
そこからの視界に

あの子がいた。

試験が終わって家に帰った。
数日後、合格通知が来た。
さらに特待生の通知も来た。
私立で授業料免除通知。
親に頼んだ。
行かしてくれと。
親も反対しなかった。

クーラー付きで環境が整っている。
私立だから良い教育を受けられる。
すごい綺麗だった。
あそこなら自転車で通える。

色々言っていたと思う。
本当は
これで受験がさっさと終わる
のが一つと
あの子がいるかもしれない
のが一つ。
正直あの子が来ることは頭の隅っこにしかなかったけど

新しい制服を合わせるため高校に行った。
そして見た

あの子がいる。

僕より先に採寸に来ていた。
少しうつむき加減で前を歩いていた。
あの子は受験に失敗したのだ。
複雑な気持であったが僕は心の中でとても喜んでいた。
ここまで来ると運命にしか思えなかった。

高校入学
同じクラスにあの子はいなかった。
でも数日後
あの子と廊下ですれ違った。
あの子は再び驚いた表情を見せたけど
中学時代と変わらずそのまま通りすぎていった。
あの子のクラスは1組
僕より一つ下のレベルであるT類のクラスに入っていた。
あの子はこの学校でも受験を失敗していたのだ。

高校生で僕は変わろうと思った。
あの子と付き合いたい
それが僕を変わろうとさせたのだと思う。

手始めに髪の毛をジェルで立てた。
洗顔をするようになり
眉毛をいじり始めた。
そうしていくうちに自分が変わり始めた
自信がついてきた。
クラスの中でも友達が増え
女友達も増えた。

バレンタインデーでは
7個のチョコを貰った
本命かどうかはしらないけど
嬉しかった。
そうしている内にあの子の事をあまり考えなくなっていた。
違うクラスで違う類。
学校で会うこともほとんどなく、見かけても目で追いかけることは無くなっていた。

そんな中、2年に上がる時のために文系理系を選ぶ用紙を配られた。
さらに選択として物理・生物があった。
僕は迷わず理系・生物の選択をした。

2年になると、理系クラスに入った。
しかし理系クラスの数はかなり少なかった。
さらにその中でも生物を選択していた者は10人にも満たなかった。
結果的にその選択が吉と出た。

T類の理系・生物選択した人達と合同で生物の授業を行います。

T類のその中に
あの子はいた。

生物クラスは合わせて15人程度
小さな教室で授業が始まった。
最初の内は見てるだけだった存在が
ペンを拾って挙げたことをきっかけに自己紹介をし
お互い覚えている事を確認して
再びお話できるようになった
メルアドも交換できた。
僕は生物の授業が大好きになった。
その時間は
唯一あの子と自然に話せることができる時間だった。

高校2年の秋
僕はあの子じゃない違う子に告白した

正直なぜ告白したのかもよく覚えていない
おそらく誰かと付き合いたかったんだと思う。
僕は当時、いろんな女の子と一緒に遊びに行っていた。
告白した子は男勝りな元気な子で
僕の知らない世界であったカラオケやゲームセンターでの遊び方を教えてくれた。
好きという気持ちは嘘ではなかった。
けど
断られてしまった。
断った子はこう言った

「君とは友達やわ!また仲好くしよなー(*'ー^)b」

たしかこんな明るい断られ方だった。
僕も不思議と悲しくはなかった。
初めての失恋が
全く悲しくなかった。
後から聞いたんだけど
泣いていたのは
断った子の方だった。

僕の熱は冷めなかった。
誰かと付き合いたい
エンジンのかかった気持ちは
初恋の子へメールを送る勇気をくれた。

その子からのメールはシンプルだけど
僕には素敵に思えた。
付き合うのに時間はかからなかった
僕がふられてから1ヶ月もしなかったのだ。
クリスマスにデートをして、山公園で告白した。
彼女はうんと返事し
下を向いてお互いにハグをした。

周りからの注目はすごかった
ふられたのにすぐに付き合った。
恋多き人
僕はそんな女の子たちの噂はどうでもよかった。
ふられたのは僕だ
そう思って僕を被害者にしていた。

噂は1週間もしないうちになくなって、僕と彼女は人前でも堂々と一緒に帰ることができるようになった。
僕は彼女とたくさんのお話をした。
昔から好きだったこと
ずっと見ていたこと
横浜にいてもずっと想っていたこと

それに対して彼女は冷たかった。
一応記憶にはあった。
うちの記憶に残っている人は数少ない。
気にしていたかどうかは知らない。

最初は悲しかったけど、付き合っているうちにだんだんとわかってきた。
彼女はものすごい強がりな人だった。
恥ずかしいのかプライドなのか
ほんとの事は話そうとしなかったのだ。

その強がりなところは一緒の科目である生物のテストでも現れた
点数の勝負
初めは僕の方が上だった。
けど付き合い始めたころから彼女の点数の方が上がっていた
彼女は僕に勝ってとてもうれしそうな顔をした。
正直僕は悔しかったけど
どこかほっとしていた。
生物のテスト勉強はほとんどしなかった。

強がりな性格は他にもでた。
人間関係である
彼女は他の男子から人気があったそうだ。
いつも休み時間は男子に混ざってトランプをしてるらしかった。
T類は女子がとても少ないから取りあいになっていることは知っていた
けど僕は悔しかった。

いつしか付き合う前みたいに他の女の子とも遊ぶようになっていた。
それで彼女に振り向いてほしかったのだ。
けれども彼女は気にしていないと言った。
友達だから良いんじゃない?
うちは結構遊んでいるよ?
それが事実かどうかはわからなかった
なぜそんなに強く振る舞える?
もっと束縛してくれないの?
それとも俺の事はどうでもいいの?
長年の思いが強すぎて空回りしているのを感じた。

高校3年になると大学を受験した。
僕は理学療法の学校に
彼女は栄養科の学校に進学した。

彼女の大学は遠かった。
僕たちは次第に逢わなくなっていた
メールはずっとしていたが
彼女のクールなメールが僕をいらいらさせた。

ある日京都で逢った。
その時僕はよくわからず怒っていた。
お金がない
そう言ったのを覚えている。
その頃僕は大学を奨学金で入学し、
通学費を自分で稼ぎ
なんとかやりくりしていたのだ。

その次に会った時
僕は告白した場所で彼女に別れを告げた。
彼女が僕の家に置いていたぬいぐるみを返すと
彼女は黙ってそれを受け取った。

「あっちいこ」

山公園のてっぺんにはベンチがあった。
暗い夜なのでそこだけが明るかった。

「それは、君が決めたことなんだよね?」
僕はうんと答えた。
「なら…しょうがないね」
僕は黙っていた
「これからは友達でいよ。一番近い友達。困ったことがあれば何でも相談して。」
「わかった。相談する。一番近い友達でいよう。」
彼女は口だけ笑っていた。

夜遅かったので家まで送って行くと言ったが、彼女は断った。
じゃね、と言って彼女は背中を向けて去って行った。

僕は山公園にあるブランコに座りながらしばらくぼーっとしていた。
しばらくして寒くなってきたので僕も帰った。
歩き始めた瞬間
涙が止まらなくなった。
後悔が僕を襲った。
今まで止まっていた思考が動き出した。

夜誰もいない道を
泣きながら歩いて帰った。
初めての初恋は
好き過ぎる気持ちが
別れにつながった形となった。





初恋の話しはこれで終わりかなー。
ちょっち寂しくなってきた(笑)
次は今の彼女の事を書きます。

4年3組  

January 03 [Mon], 2011, 1:52
小学校4年生の時
僕は初恋をした。

その子は長髪で、美人とは言えないタイプの子だったけど
僕はその子に惹かれ、初めて恋を知った。

4年生。
僕はその子の気を惹くためにちょっかいを出していた。
その子は怒って僕を追いかけた。
僕はそれが嬉しかった。
教室の外でその子に捕まると
二人で笑いながら教室に帰った。

5年生。
4分の1の確率で僕とその子は別々のクラスになった。
その子とは廊下ですれ違っても話すことはなくなった。
変な緊張感と、恥ずかしさで話せなくなっていた。
けれども
廊下ですれ違う時はいつも目が合っていたことは覚えている。

あ、一度だけ話せる機会があったんだ。
それは修学旅行。
僕の学校では5年生の修学旅行は船の上で2日間のツアーが組まれていた。
僕はそこで給食委員になった。
そこにその子がいた。

「手を合わせましょ。いただきます」
これが小学校の時のいただきます。
僕とその子は前に出て隣同士で一緒にそのいただきますを言った。
その時少し話したとは思うが実際はよく覚えていない。
結局機会があっただけで話せなかったのかもしれない。

その数日後、修学旅行の写真が学校に張り出された。
生徒は気に行った写真の番号を書いて申し込むのだ。
いつもは頼むことのない僕だった。
けど、一枚の写真を見つけた。

いただきますを二人で並んで言っている写真

僕はその写真がほしかった。
ほしかったから、番号を書いた。
そして全くほしくもない他の写真の番号も書いた。

6年生。またクラス変えがあったが、一緒にはならなかった。
その学年の3学期
僕の転校が決まった。

親の職場が横浜になったのだ。
関西から関東へ、遠い転勤。

転校最後の日
友達から色紙をもらい
声もかけてもらった
中には手作りのプレゼントをくれるやつもいた。

「また帰ってきてな」

言葉を覚えているけど、当時全く関心がなかった。
気になっていたのは
もうあの子に会えなくなること
それだけだった。

クリスマスを横浜のホテルで過ごして
僕は正月明けから横浜の小学校に転校した。

中学生になった。
中学生らしく、いろいろ知った。
周りが女の子を意識し始める頃、大人びた態度や物言い
Hな単語もそこで知った。
恋の話も増えてきた。

僕も恋をしたいと思っていた。
だけどその思いが出てくると、あの子のことばかりが浮かんできて
人を好きになれなかった。
というか、
あの子を思っていたのと同じ気持ちになれなかった。

そして中学3年になる頃
僕は関西の家に帰ることが決まった。
嬉しかった
嬉しくてたまらなかった
またあの子に会える
そう思っていた。

横浜の学校から転校する数日前
2人の女の子から声をかけられた。
手作りのお菓子をもらった。

お菓子をくれたのはお姉さん肌の子だった。
その子がお菓子を渡した時、その子にしては珍しく顔を伏せていたのを覚えている。
もう一人一緒に来ていた子が僕に言った

「感想聞かせてよね」

転校最後の日
僕は再びその子たちから呼び止められた。
感想を求められたのだ。
僕はなんとなくわかっていた
美味しい、うまい
そんな評価を求めているのではないこと

「美味しかった。ありがと。」

僕はそう言った。
その時お菓子をくれた彼女はありがとうと言ったが、うつむいていた。
もう一人の子は
「いやー、青春だねぇ」
と言っていたことを僕は今でもはっきり覚えている。
フォローだったんだろなと
今では思う。

僕はその場を後にした。
引っ越しトラックに積まれていく荷物を眺めながら
ただボーっとしていた。

嬉しかった。
けど
それ以外になにもなかった。
それよりも
あの子に会える
今はそれだけが嬉しかった。

初めての中学校登校日
僕は自己紹介をした。
そこで僕はなにか恥ずかしいことをしたような気がするけど・・・
よく覚えていない。

クラスを見渡した。
けどその子は同じクラスにはいなかった。

小学生のころの知人とは全く違っていたやつ。
変わらないやつ
まさかあいつが不良になっているなんて
そう思った。

渡り廊下で声をかけられた。
小学校時代仲が良かった女友達だ。
けど。
少し話しただけで僕はその場を去った。
自分に自信がなかった。
僕は自分が嫌いだった。
老けて、カッコ悪い顔
親からよく言われた

見た目はおっさん、頭脳は子供。逆探偵コナン

親としてはジョークで
僕もそれを分かっていたから笑ってすました。
だけど。
泣いていた。

自分に自信がなかった僕は
あまり学校になじめずに一人でいることが多かった。

その日も一人で当てもなくふらふらと廊下を歩いている時
あの子にあった。
その初恋の子は一人で歩いていた。
すれ違う時に目があった時、一瞬驚いたような顔をした。

髪の毛は短くバッサリと切り、ショートになっていた。
顔は昔のまま、ほとんどっ変わっていなかった。
背は伸びていたと思うけど、僕も大きくなっていたのでむしろ小さく見えた。

僕は一瞬でそこまで見たものの、声をかけることができなかった。
むこうもそのまま行ってしまった。

あの子がいた。
僕はそれだけで嬉しかった。
心臓がドキドキして
あの頃の気持ちが再び湧き上がってきた。
ここに戻ってきた
この時初めて実感することができた。




いったんここまででしゅーりょー
秒速5センチメートルってアニメ見てたら昔のこと思い出しちゃって・・・
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