もんじゅ運転再開へ 福井県知事と経産相、文科相が合意(産経新聞)

April 28 [Wed], 2010, 3:39
 福井県の西川一誠知事は26日、東京都内で川端達夫文部科学相、直嶋正行経済産業省と会い、高速増殖炉の原型炉「もんじゅ」(敦賀市)の運転再開を了承する方針を伝えた。原子力安全・保安院による検査などを経て5月上旬にも運転が再開される見通し。平成7年12月のナトリウム漏れ事故による停止以来、14年半ぶりの再開となる。

 西川知事は協議結果を持ち帰り、河瀬一治・敦賀市長の意向を確認した上で、週内に地元であらためて文科相と会談、再開了承を正式に伝える方針だ。再開は当初、3月中の予定だったが、再開に向け県側が求めた福井への北陸新幹線延伸など、地域振興策で国との駆け引きが長期化し、県側が了承の潮時と判断したとみられる。

 高速増殖炉は運転しながら核燃料を増やせる「夢の原子炉」とも呼ばれ、資源小国である日本にとって重要な技術。政府は、使用済み核燃料を再処理して利用するプルサーマル発電とあわせて、核燃料サイクルの中核に位置づけている。

 地球温暖化対策として、発電時に二酸化炭素(CO2)を排出しない原子力発電への期待が高まっており、もんじゅの重要性も増していた。

 もんじゅは出力28万キロワットの発電が可能な原型炉。昭和58年に国の設置許可を受け、平成6年に初臨界に達した。しかし、7年12月に冷却材のナトリウム漏れ事故を起こした。

 ナトリウムは空気や水と触れると激しい化学反応を起こすため扱いが難しいうえ、当時、運転していた動力炉・核燃料開発事業団(動燃)が事故を撮影したビデオを一部隠蔽(いんぺい)するなどして不信を買った。

 その後、事故部分の改造工事や、動燃の解体と日本原子力研究開発機構の発足などを経て今年2月、原子力安全委員会は安全性を確保できる体制が整ったと確認し、地元の了解を待っていた。政府は、平成37年に出力50万〜75万キロワットとした実証炉、同62年までに、150万キロワットの商業炉へとつないでいく計画だ。

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