移動平均線とは 

2010年10月06日(水) 22時47分
移動平均線とは、過去の一定期間の終値の平均値を出して、それをつないだ線のことをいいます。

これは現在のトレンドを判断するのに有効で、おおまかにいうと、移動平均線が上向きなら上昇トレンド、下向きなら下降トレンドということになります。

移動平均線にはいろいろな種類がありますが、単純移動平均線といわれるものが最も一般的です。
単純移動平均線

単純移動平均の計算方法は、期間が5日であれば、直近の5日間の終値を合計して5で割ります。おなじように、期間が25日であれば、直近の25日間の終値を合計して25で割ります。

短期線、中期線、長期線

移動平均線はその期間によって、短期線、中期線、長期線に分類されますが、期間の日数に特に決まりはありません。

設定期間が短い短期線は、現実の為替レート、つまりロウソク足の動きにより近い形のグラフを描き、期間が長い長期線は、長期的な流れを示すため、ロウソク足の動きより緩やかなグラフになります。

短期線は、トレンドの転換にすぐに反応してくれるものの、わずかな値動きにも反応してしまうため、「ダマシ」を起こしてしまうことがあります。ダマシとは、上昇トレンドではないのに上昇線を描いてしまうような間違ったシグナルのことをいいます。

逆に長期線は、ダマシは少なくなりますが、価格の変化がゆるやかなので、トレンドの転換にはやや鈍感になります。

このように、それぞれにメリットとデメリットがあるため、1つの移動平均線に頼るのではなく、複数の移動平均線の動きを観察するようにして、より適切な判断ができるようにしましょう。

移動平均線から売買のタイミングを判断する

移動平均線を用いて、売買のタイミングを判断する方法として、最も基本的な方法が、終値と移動平均線の関係を見ることです。

終値が移動平均線を上回ったら、買いのシグナルとみなし、終値が移動平均線を下回ったら、売りシグナルとみなす方法です。

ただこの方法だと、はっきりとしたトレンドが出ていない横ばい、もみ合いの状態でも、間違ったシグナルを出してしまう可能性があるので、注意が必要です。
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