無題  続桜舞い散る橋の下で 

2007年04月12日(木) 14時05分
4月なのに小雪がちらつく大阪京橋
私美樹は彼に呼び出されてここにいる
彼 博がまた突然いなくなって3年 彼が指定した店は去年閉店して どこで彼を待てばいいのだろうか
彼が閉店を知っているかは定かではない今は駅で彼が現れるの待つしかない

彼の兄雄輔は閉店した店に近いバーガーショップで待つと言う

あてでもあるのか 聴いてみた
雄輔「ただなんとなく」
美樹「・・・」

似てない双子の勘なのか
博とは3年前 桜が綺麗な大川の河川敷で将来を誓いあった はずなのに
すぐにいなくなってしまった

その時も2年間彼は行方不明になっていた

続 桜舞い散る橋の下で 

2007年04月11日(水) 1時09分
一時間がたち雄輔から電話がかかってきた
雄輔「今すぐ来てくれないか」
わたしは何事かと思い急いで行った
バーガーショップに入ろうとしたとき雄輔が出てきた雄輔「いこか」
雄輔の後ろから店員の白い視線を感じた

美樹「なにしてたの!」
雄輔「フリードリンクのココアを36杯おかわりしただけ」
美樹「のみす」
思い出した 彼と博は昔からビックサイズのドリンクのはや飲みを競っていた
博と店に行った時も七秒で飲み干していた
美樹「ただ飲みたかっただけですか?」
雄輔「いや 博とよく来ていたんだ 美樹ちゃんに博が腕を上げたと聞いてからね 今度はどれだけ飲めるか競っていたんだ だから来るかなと思ったけど
それより毎年博が顔を出していた所があるんだが行くか?」
美樹「つぎはどんなとこですか?」
雄輔「俺も去年知ったんだけど川辺りの桜の通り抜けの屋台に顔を出すみたいなんだ ひとつだけ」
雄輔は歩きながら色々話した
美樹「今回はなにも聞いてないんですか?」
雄輔「聞いていたら反対したね もう距離をおく理由はないはずだし」
美樹「・・・・」
前回彼と再会して少しだけ話し合った公園を通りすぎ河原に出て細い吊り橋を渡った 対岸の川辺りで
雄輔「ついた あの店に毎年顔を出すみたいなんだ」
そこにあったのはチヂミの店だった

店の人が雄輔に声かけてきた
店主「やぁ 毎度 あれ違ったかな?」
雄輔「多分おっちゃんが知ってるのは弟ですね」
店主「そっかぁ あの子にしては細いから違うかなぁって思ったけど」
雄輔「今年はまだ来てないですか?」
店主「いつもならそろそろなんだけど あ らっしゃい」
雄輔「毎年 激辛のタレを塗りまくってるみたいなんだ」
美樹「・・それで」
その時
店主「あ まいど」
博「おっちゃん 今年もきたでぇ」
店主「毎年ありがとな そういやにいちゃん痩せたなぁ」
博「あ、分かります?」
博は渡されたチヂミにタレをおもいっきり塗りまくっていた
店主「にいちゃんほんとすごいよな あまりそこまでぬるやついないよ」
博「ハハ じゃまた来年来ます」
店主「あぁ まいどありがとな」
博が吊り橋に向かったので後ろから声をかけた
美樹「博ぃ」
ビクッとする博
博「美樹!それに兄貴まで」

後半へ続く

続桜舞い散る橋の下で 

2007年04月11日(水) 1時03分
突然の再会に驚く博
博「なぜ ここに?」
雄輔「それはこっちのセリフ」
美樹「そうよまたいきなりいなくなったりして どんだけ心配かければ気が済むの?」
博「おまえ 今の俺みてなんとも思わないか?」
美樹「確かに前よりスマートになってるけど それより桜の通り抜け何で誘ってくれなかったのよ」
博&雄輔「そっち?」
美樹「当たり前じゃない二年前ずっと一緒って約束したじゃない それなのに行きたいって行ってもまた今度また今度でいなくなる どんだけ傷付ければ気が済むの?」
雄輔「おまえ今まで何してたんだよ」
博「ちょっとね そろそろ痩せないとメタボとか気になるからね みんなをびっくりさせようと思ってさ
あまりそれ以上聞かないで」
美樹「馬鹿ァ」
おもいっきり抱き締める美樹
博「く 苦しいよ美樹」
博は気を失った
美樹「ふぅスッキリ」
雄輔「・・・・」
美樹「お兄さん 後お願いします」
美樹は博を放り投げると走り去った

数ヶ月後 郊外のアパートで仲むつまじく暮らす二人の姿があった
ただ普通と違うのは

美樹が主導権を握っていたことだ

博「今度の日曜どこいく?」
美樹「USJ もち全部博の奢りね」
博「先週も行ったじゃん」美樹「・・・博ぃ??」
その顔は鬼だった 
博「わぁったわかったから角おさめて」
ケロッとする美樹
美樹「そうこなくっちゃ」玄関に何かが投函される音がした
美樹「あら 何かしら」
玄関には一通の封筒が入っていた 中身は商品券JRのカードそしてUSJの入場券
博「何入ってた?」
美樹「商品券にカード入場券 まただわ」
博「そっかぁ」
兄貴ありがとなと心の中で呟く博

そう雄輔が用意したものだった
あのとき

雄輔「博 大丈夫か?」
博「なんとか」
雄輔「お前なぁ時期を考えろよあの日式場まで予約してたんだぞ美樹ちゃん」
博「そっかぁ じゃそろそろ」
博と雄輔の携帯が同時に鳴る
雄輔「まさか」
博「そのまさかだろう」
内容は 結婚式のお知らせだった 日時は二日後
博「相当怒ってるなあ」
雄輔「最初っからしりにしかれるとはな」
博「兄貴」
雄輔「なんだ?」
博「美樹の事だからいきなり旅行行こうとか言い出すかも知れない 兄貴のネットワークで俺を助けてくれ」
雄輔「出来る限りやるよ 幸せにしてやれよ」
博「あぁ もうあいつには逆らえないからなぁ」
雄輔「おまえが悪いんだ」博「これ通帳とカードを預けとく」
雄輔「なんだ?」
博「二年間通勤手当ても使わずに自転車通勤してたからこんだけ貯まっちゃった美樹に見付かったら あれ買えこれ買えと言ってくるから」
雄輔「八十万も わかった」
博「ありがとう 」
気を失う博

話は戻って

美樹「お兄さんも大変ねぇ」
博「え?」
美樹「何も知らないと思ってたの?」
博「なんのこと?」
美樹「二人の会話聞いてたんだから 」
と言って通帳を手にとった博「それは」
美樹「ふふ これは私が頂くわ」
雄輔「やりすぎだよ美樹ちゃん」
博「兄貴ぃ」
美樹「お兄さん」
雄輔「美樹ちゃん そろそろ許してあげてよ」
美樹「いやよ 博は二度も私を傷付けたんですもの
これぐらい」
雄輔「これをみてみろ」
健康診断書だった
博「実家に隠していたやつ」
雄輔「キャッシュカードを隠そうと思ったら出てきたんだ」
雄輔「美樹ちゃん二年前と半年前の数値診てごらん」

体脂肪率が二年前は40をこすぐらいだったのが半年前のは20を切っていた

雄輔「博か姿を消したのは驚かすためじゃない 将来を考えて生活バランスを見直すためだよ なぁ博」
博「兄貴にはかなわないな今までの生活のままじゃ危ないって言われたから」
雄輔「通帳を渡されたときになにかあると思ったよ
まぁ通帳がなくなったとき多分美樹ちゃんだと思ったし 
美樹ちゃん通帳を見てごらん」
名義は美樹だった
美樹「これは」
博「もし計画が失敗して痩せられなかったら万が一にもと思ってさ」
美樹「金額ばかりに目がいってた ごめんなさい 博」
博「あぁいいよ ありがとな兄」
そこに雄輔はいなかった

電話がなった いやな予感が頭をよぎった

相手は母 内容はやはり

謎のエピローグ 

2007年03月09日(金) 3時09分
あれから数年 知佳はユウの三回忌のあと義母に声をかけた
「お義母さん。少しお話が」
応接間に移る二人
義母「なあに?話って」
知佳「ユウの過去についてユウは以前回りを信用できなかったと言っていたんですが 何があったんでしょうか?」
義母「言っていいのかしら」
少し詰まらせながら続けた「幼稚園の時イジメにあっていたのよ」
知佳「え?」
初耳だった
義母「友達だけじゃなく先生にもね 私達が馬鹿だったわ幼稚園ぐるみでかくしていたみたいで卒園してから五年たって分かったのよ」
知佳「・・・・」
義母「優の豹変ぶりをみた当時のクラスメイトが教えてくれたの」
知佳「豹変ぶりって何をみたんですか?」
義母「隠れたところで花の実をむしりとってたんですって」
知佳「え?」
義母「昔の優からは考えられないからびっくりしたみたい」

義母「それを聞いて知り合いの精神科医に精神鑑定してもらったんだけど

お医者さんが倒れたの!

そのお医者さん 辞められたわ」
知佳「なぜ?」
義母「分からないけどそれ以降優は人の心を読んで先手をとって相手を圧倒させたりしはじめたの」
知佳「まさか」
義母「可奈ちゃんから聞いたときはびっくりしたけどなんとなく分かったの」
「精神科医の先手を読み逆鑑定される側に鑑定されたのではと
部屋を調べたらその関係の本ばかりで」
義父「 お前が行きたがらない優を無理矢理行かせるから」
義母「あなたこそ」
知佳「落ち着いてください」
二人「ごめん」
義母「このままでは駄目と考えて優に想いを寄せてた可奈ちゃんにアタックしてって頼んだの 」
知佳「で。駄目だったんですね?」
義母「でも可奈ちゃんには心開きかけてたと思うよ?知佳「え?」
義母「可奈ちゃんには一度もアレは使わなかったのよ」
義父「他の女の子には使っていたのに」
知佳は 優にアタックした女子たちが皆ふぬけになっていたのを思い出した
義母「可奈ちゃん 自分には無理と感じたのかな?」知佳「優、それが狙いだったのかな?」
義母「そうそう 手紙以外に遺書がわりに優が残したものがあるんだけどみる?」
知佳「是非 でもなぜ?」義母「けしてと言われたけどこっそり テープだけどね」
知佳は早速聴いてみた

知佳は優の気持ちに気付かなかった自分が情けなくなった

優が私に求めていたモノに最後まで気付けなかった自分に

優は自分の暴走を止めて欲しかった しかし自分を変な形でしかぶつけられない そんな自分が悲しい


優のど下手な歌はそんな想いが詰まってるきがしてならなかった

優が不眠不休で働き続けたのも 自分の暴走を自分で止めるため そのために体を壊すのを承知で働き続けた
最後に優はこう締め括った
「やっぱ恥ずかしいからやめて」

ドテっ

知佳は思う 優との子供には優と同じ運命をたどってほしくない


しかしその思いは叶うことはなかった

いじめられはしなかったものの

明らかに優に特技と性格が似すぎていたから


血筋?

無題 エピローグ 

2007年01月19日(金) 20時36分
手紙を読み終えた知佳

知佳「てっきりかなと一緒になったと思ってた私って馬鹿ね?」
手にユウの通帳を持っていた
知佳「こんなに4年で溜め込むなんて どんな暮らししたの?」
父「不眠不休に近かったよ」
知佳「そうなんですか?」父「わたしらも止めたんだけど頑に
あいつは馬鹿だよ 知佳に対して本気だと言うことを伝え残したいと」
知佳「他になかったのかしら」
父「ホント馬鹿に一直線すぎる」
知佳「ユウの遺産のことありがとうございました」
父「ホントはわしがやったんだがな」
知佳「え?」
父「あいつの裏方だったからな 大馬鹿に運転手の仕事あえて可奈ちゃんに紹介したし 可奈ちゃんには自由に使ってと」
知佳「なぜそこまで?」
父「わしも知佳ちゃんにぜひ来てほしかったんだ うちには女の子がいないから 知佳ちゃんのような子が来てくれたらいいなぁって思っていたんだ
それで破局の原因のバカ野郎をこらしめたくて」
知佳「そうだったんですかぁ、これからもよろしくお願いします。」
父「こちらこそ 」
母「知佳ちゃん?この人結構すけべーだから気を付けなさいよ」
父「これ!何を言う!」
母「うそうそ! 解らないことあったら聞いてきなさい ユウの過去とかも知りたいこと全部教えちゃうから」
知佳「はい お願いします」
その時
「おーい よけいなことはやめてくれよー」
ユウの声ににていた
知佳「控え目にお願いします。ユウが可愛そうですから」
一同大爆笑

一方
可奈の方は


馬鹿とデキテいた

無題3 ケース1 

2007年01月18日(木) 14時06分
可奈からの電話はいきなりだった しかしなぜ私に伝えてきたのかが解らない

私は走って和医坦病院ヘと急いだ

病院につくと 彼に感じの似た年配の夫婦らしき人たちが立っていた
知佳「始めまして」
年配「山西の父です 母です」
知佳「で ユウ  君は」 父 「こっちです」
私は歩きながら経緯を聞いた

父「仕事中に急に倒れて運ばれたんだけど 意識を失う前にあなたを呼んでほしいとそれで」
母「偶然この病院で働いていた可奈さんにお願いしたんです」
知佳「病状は?」
いきなり現れる可奈
可奈「原因不明
ただいえるのは昏睡状態が長い」
知佳「それと私が呼ばれたのはどういう関係が?」
可奈「奴が望んでるのは知佳と幸せな生活 ただそれだけ 

知佳「嘘よ 彼は」
可奈「あの大馬鹿の言うことまにうけてるの?」
「彼はあれ以来誰も信じてくれなかった 一度は関係を持った私にさえも
体を壊しても休もうともしないで しかし彼は あなたを呼ぶことを望んだ そんな彼の希望を知佳は踏みにじるつもり?
このまま亡くなってもいいの?」
両親「私らからもお願いします 優と一緒にいてください」
可奈「知佳 私からもお願い」
知佳「ユウはどこ?」
ユウ「(細い声)ここ」
すっかり痩せ細った彼がそこにいた白衣の男性達に支えられてはいるが今にも倒れそうだ 
ユウ「知佳?」
知佳は駆け寄りユウを抱くと可奈の先導で病室へと向かった

ユウ「ちかぁ」
知佳「今は喋らないで そばにいてあげるから」

数ヵ月して彼は
息を引き取った


数ヵ月してユウの墓前

知佳「可奈ぁ」
可奈「ん?」
知佳「ホントのこと教えて?」
可奈「え?」
知佳「私がフラレてからユウはあなたと」
可奈「違うわぁ! 確かに私は彼を愛していた しかしユウは知佳を愛していた」
知佳「え?」
可奈「あの大馬鹿を川に沈めたのはわたしなの
許せなくて」
知佳「え?」
可奈「あの馬鹿 知佳を手に入れたくて別れるように仕組んだのよ 普通なら彼が川に沈めたと思うんだけど フラレたショックでできなかった だから私が
知佳「」
可奈「しかし 礼の一つぐらい言って欲しかったわ」知佳「私は 貰ったよ」
可奈「最期まで一緒だったからね」
知佳「確かに最期まで一緒だったけどこれからも一緒」
可奈「それって」
知佳「そう 私の中には彼の」
可奈「知佳もやるわね」
知佳「可奈もそろそろ」
可奈「やぁねぇユウには負けるけど私だって」

駆け寄る足音
運転手「可奈さま、お時間でございます」
可奈「あっそ もうそんな時間?知佳はどうする?」知佳「私はもう少し また会おうね二人で」
運転手「あの わ」 ベシ
バンブスの回しげりがきく運転手= 大馬鹿後輩
可奈「さあ はやく出して
もう一発やろうか?」
運転手「はい いいえ」
可奈「分かったらサッさと」運転手「はぃ〜〜」
運転手「あのぉ私はいつまで」
可奈「あぁ?ずっとだよずっと」
運転手「ひぇーーー」


戻って墓前
知佳「ユウったら」
手紙を読んでいた知佳

手紙はユウが死ぬ前書いていたものだ





無題2 

2007年01月18日(木) 3時29分
私にだけ素を出すようになった彼

しかし それは私が彼に抱いていたイメージとはかけはなれたものだった

ケース1
誰にさえ優しいはずの彼

いくつになっても甘えん坊
ケース2
思いやりの深い

嫉妬心が深い
根が深い

後輩君がボロボロになったのはこのせい?


知佳「ユウ(彼のあだ名)」ユウ「なに?」
知佳「今日は遅くなるから先に帰ってて」
ユウ「いや駅で待ってる」
四時間後 本当に待っていた
知佳「やぁ まった?」
ユウ「いや今トイレから出たとこ」
知佳「いやぁ」
キックが効く
ユウ「ジョークだって ゲホ」
知佳「モウッ」

あ もう一つ

彼は二人きりになるとすぐ抱き締めてくる
それが例え駅だとしても
デリカシーがない

そんなこんなで日々は過ぎて 卒業式まで後数日になった日 あの後輩君から声をかけられた

後輩君「なんか暗いけどなにかあった?」
知佳「うん じつはね」
悩んでいた一部を打ち明けた
後輩君「そりゃ先輩ほどプロポーションが良かったら離したくないだろうなぁ
何が何でも気持とか関係なくそばにおきたいだろうなぁ 俺だって」

それ以上聞きたくなかった私は走ってその場から離れた
要するに。彼が私に近付いた理由→体が目当て そんなの信じたくなかった
家にかえって私は親に相談して決心をきめた

翌々日 卒業式
学校まで彼に目をあわすことはなかった 在校生代表の後輩君さえ
代わりに出席した子に聞けばあの次の日 小川に転落して溺れ病院に運ばれたとのこと

絶対彼ガラミだ
あの小川で溺れるなんて有り得ない

私は直感で感じた

式が終わった後彼に裏庭に呼び出された

ユウ 「改めて言うよ」
知佳「ごめんなさい あなたとは付き合うつもりないわ サヨナラ」

私はその場から逃げるように立ち去った

親に言われたから
体が目当てな様な奴との付き合いはみとめないと

しかし彼の言い分 聞いてあげてもよかったかも

そう思いながら4年の月日が流れた

無題 

2007年01月09日(火) 7時44分
それは ある日の友人の電話からはしまった

可奈「山西くんが入院した」

知佳「え!?そうなん?」
山西くんとは学生時代半年間だけ付き合った彼氏だ。
回想

高校に入った頃から 密かに憧れを抱いていた。

しかし彼の優しい性格と目に惹かれるライバルは多くでも、彼は誰にさえ振り向いてくれなかった。
電話をくれた可奈もその一人、
可奈と彼は幼馴染み
学校で噂が立つことはあったが 彼はみむきもしなかった。
卒業まで半年ちかくになった9月 私は堪られなくなりある行動に出た

彼のなかのいい後輩に中を取り持ってもらうように頼んだ しかし逆にその後輩から交際を申し込まれてしまった

私はチャンスと思いその件を彼に相談した

ほどなくして
相手の後輩君がボロボロになってるのが発見された

それ以来 私と彼の距離は微妙に近くなった。


数週間過ぎたある日
学校帰りの電車内で私は

知佳「ねぇ 山西くんって彼女とかいるの?」
山西「いきなりなんだよ!いないよ」
知佳「じゃあ私と付き合って」

電車がトンネルに入った途端 唇が触れ合った

それ以来彼はみんなの前には決して出さない本音を私にだけ出すようになった

しかし それが重荷に繋がるとは思いもしなかった









花火 不完全版 

2006年12月09日(土) 18時41分
念願だったダーリンとの花火

いつもあまり笑顔を見せない彼

好きだと言ってはくれるんだけどなぜか安心できない
だから今日の花火で彼のきもちを確かめたい

そのためある策を考えた

途中のコンビニで彼に気付かれないように あるものを捨てた しかし
彼「今何か捨てなかった?」
私「え!?ドキッななにも捨ててないけど?」
スルドイ 怖いよぉ

そうこうしているうちに河原に着いた

情報誌にも紹介されてるぐらいの花火だから混んでるとは考えてたけど 予想以上だった
彼「混んでるね」
私「怖い ここでみよう」彼「何 怖いんだよ 仕方ない ここでみよっか」
別に 人混みが怖いんじゃない これ以上動いたら・・
一時間の花火 なぜかあっというまに感じた

人混みが落ち着いて私は行動に出た

ブチッ
私「あっ・」
彼「どした?」
私「下駄が 切れちゃった あるけなぁい クネクネ」
彼「仕方ないなぁ!ホレ おぶってやるから」
私「ハズカシイ」
彼「しょうがないなぁ」
強引に背中に私をのせる彼私「ヤダ 強引なんだから クス」
彼「お前の下駄の緒に切目いれるよりは」
やだぁ バレてる
私「ヤダッ 何のこと?」 彼「さっきコンビニでハサミ捨てたろ裁縫に使うような」
私「みてたの?」
彼「俺の何が不満?」
私「ダーリンが笑顔見せてくれないからホントに好きでいてくれてるのか不安だったのぉ」
彼「バカ 好きじゃなかったらこんなところこないしこんなこともしないし」
それ以上言葉はいらない このまま時が止まってほしい そんな想いさえ時間は待ってくれない
ふと時計をみたら一時間半歩いていた
彼「もうつくぞ」
私「もう駅?」
彼「よくみてみろ」
私の家のそばだった
彼「そうだ お前が欲しがってた携帯 買ってやるよ」
ヨシッ
私「いいのぉ?」
彼「俺の名義でな」
やったー
私「私,このまま死んでもいい」
彼「死なせや しないけど」
私「けど?」

彼「策士なとこやめてくれ 怖い」 
私「え?」
彼「全部分かっていたよ 敢えて気付かないふりしてたけど」
私「だってぇ クネクネ」
彼「俺はいつでも真剣 その度か過ぎるだけさ」
私「でもぉ クネクネ」
彼「なるべく笑顔出すようにするけど」
私「よろしく ネッ」


しかし 彼と花火をみるのがこれが最初で最後になるとは 夢にも思わなかった

悲しみのメモリィ(仮題)1 

2006年12月09日(土) 18時28分
「もし明日 俺が死んだとしたら、お前はどうする?」
「やだぁ、そんなことあるわけないでしょ!?」

最初はただの冗談だと考えていた

あのときまでは




わたし 美樹と博はアツくはないけど 醒めても居ない微妙な関係だった。

彼 博に問題があった。

彼は表に感情を一切出さない
私はそれが一番不安だった。だけど 彼のことが好きだから我慢していた。
ある夏の日、市内の河原の花火大会に二人で出かけたそこで彼の本音を聞くことが出来たけど、どうもしっくりとこない。

その日を境に彼は変わったなんとなくだが金回りも変わったような気がした。

ある日 ある遊園地にデートに出かけた。
その日の彼はどこかが違った

そして観覧車にのって海を眺めていたとき、
彼は私によりかかった。
ふざけていると思ったわたしは彼をはねかえした。
彼はそのまま倒れこんだ

救急車が呼ばれ わたしは一緒に病院へと向かった。
病院に運びこまれてどれぐらいたったのだろう
彼のベットで眠りこけていた
彼が目を冷まし私の頭をな出た
博「お前に話さなければ行けないことがある。 先生?」
医者「本当にいいのか?」博「もう隠し通せません お願いします」
美樹「なに?私に隠してたって何を」
博「落ち着いて聞いてくれよ」
美樹「う、ウン」
博「実は   その 」 美樹「なに?」
医者「末期がんなんだ」
美樹「先生が?」
博「俺だよ」
美樹「嘘っ」
わたしはショックのあまり病院を抜け出した
どれぐらい走ったのだろう港の見える丘公園で手をつかまれた
つかんだのは博の多分双子の兄 雄輔だった
雄輔「美樹ちゃん」

ベンチに腰を下ろした
雄輔「博から聞いたか?」美樹「本当のことなんですか?」
雄輔「俺も信じられないよ」
美樹「私もです いつわかったんですか?」
雄輔「ちょうど二人が花火をみに行ったときだよ、体の調子がおかしいと自分から病院にいってそのときに
自分が知ったのは翌日 大事な相談だと言われて先生のとこにいって 」

回想シーン
医者の一通りの説明をうけた兄弟二人
雄輔「もってどれぐらいですか?」
医者「半年」
博「えっ?」
雄輔「どした?」
博「一年もないのかぁ」
医者「残念ながら」
雄輔「もしかして美樹ちゃんのことか?」
医者「美樹ちゃん?」
雄輔「こいつのフィアンセです」
博「あいつには黙ってて、俺から時期が来たらいうから、でないと」
雄輔「わかった」
回想終了
雄輔のケータイがなった
着信アリ

雄輔「公衆電話?博かな 
とりあえず病院に、美樹ちゃん?」
美樹「えっあ はい」
雄輔「やっぱショック?」二人はタクシーをひろい病院へ向かった

2へつづく
2007年04月
« 前の月  |  次の月 »
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
プロフィール
  • プロフィール画像
  • アイコン画像 ニックネーム:y-mystery
読者になる
Yapme!一覧
読者になる