春夏秋冬 

2006年05月02日(火) 20時42分
あなたに恋をしていたのは本当に短い期間で
夢を見ていたのかと思うほどでした

それでも幸せなことに
夢なのか現実なのか はっきりとしない記憶の中にも
きちんと









全ての季節のストーリーがあるのです



春はあなたの車に乗って
花の名前がついた曲を繰り返し聴きました
あなたの香りは ブルガリブルー
私は生まれてはじめて ひらひらのスカートを履きました


夏はあなたの隣でうっとりと
浜辺の昼下がりを楽しみました
あなたの香りは ブルガリプールオム
私は生まれてはじめて 男の人に日焼け止めを塗ってもらいました


秋はあなたの腕に導かれて
たくさんのカフェを巡りました
あなたの香りは ブルガリブラック
私は生まれてはじめて お揃いのサーモマグを買いました


冬はあなたのため息を数えながら
路肩に停めた車でいつまでも語り合いました
あなたの香りは ブルガリアクア
私は生まれてはじめて 自分の愛情の無力さを知りました



あなたとわたしが恋をした街は
相変わらずのスピードで季節を廻らせます
冬は過ぎ 春は往き そろそろ夏が来るようです
思い出らしい思い出も作れないまま 私の上を日々が通り過ぎます

あなたもきっとまだ同じ街にいるのでしょうね
あなたに廻る季節もまた
私のように虚ろなのでしょうか
それとも あの頃のように鮮やかなのでしょうか
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