-第0章- 此処に芽吹く私 

June 08 [Fri], 2007, 20:38

私は一番愛する人間と

一番長く 一番近く 一番深く 一番強く 結ばれて

一歩一歩を 歩んでいく


ソレはあくまで私の夢であり

現実ではないけれど

少しずつ確実な未来にできるといいと思う



-第1章- 覚醒 

June 08 [Fri], 2007, 21:00

ある日の学校の昼下がりの掃除の時間。
みんながうにゃうにゃと怠そうに掃除をしている中、私は淡々と手に持ったほうきで床を掃いていた。

バサバサッと音がした方向に何気なく目をやるとそこに散らばっていたのは私の机の中身だった。
どうやら机を運ぶ際に傾ける方向を間違えて落としてしまったらしい。

「いっけなーい!」
と、落とした女の子は「やっちゃったぁ♪」と言わんばかりにそれを拾い始めた。
ついでに周りの子に対して「拾うの手伝って♪」「笑っごまかして♪」なんて言葉も付属品で付いてる感じ。
物をうっかり落としただけで一言にここまでのサインを詰め込めなくてはならない所謂フツウノオンナノコは大変だなぁと思うと同時に賞賛したい気分になる。

周りの女の子が無事に集まって拾うのを手伝ったり、
「もうなにしてるのー」
なんて笑っているところまで確認したところで、視線をもうすぐ集め終わりそうだったゴミに戻す。
すると間髪を入れず同じ方向から今度は
「えー!」
という黄色い声が聞こえた。

再び同じ方向に目をやるとそこには私の机からこぼれた文庫本に4〜5人の女の子の熱い視線が注がれていた。
ご丁寧にその中心の女の子はそれを手に持ち開いている。
「えーまじこれやばくない!?」

どこのシーンに反応しているのかはわからないが、激しい性的シーンに嫌悪感を抱いたらしい。
もっとも私にしてみれば人の本を平気で視姦できる彼女たちの神経がまじやばくなーい?な感じだったのだが。



所謂普通の中学2年生との性的価値観のギャップを痛感させられた昼下がり。



彼女達はそのとき私が教室にいたことなんて気づいていないようだった。

P R
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