子供のアトピーについて−体質を改善して根本から治す 

July 15 [Sun], 2007, 21:51
子供のアトピーについて−体質を改善して根本から治す


 アトピー治療で有名なある漢方医は「治るアトピー」「治っても良いアトピー」「治らなくても良いアトピー」があるといっています。このことについて今回と次回の2回に分けて解説してみたいと思います。私は「治るアトピー」は乳幼児のアトピーを指しており、「治っても良いアトピー」は学童〜思春期のアトピーを指していると考えています。以下にその理由をお話したいと思います。

 まず、乳幼児のアトピーについては漢方薬による体質改善、離乳食の注意、スキンケアや入浴剤などを適切に使うとほとんど改善してしまいます。つまり「治るアトピー」といえます。漢方治療のポイントは胃腸をしっかりさせることにあります。この時期はステロイド軟膏のような強い薬は必要最小限にとどめる方が望ましいと思われます。生後3〜4ヶ月くらいから漢方薬は服用することができます。

 次に学童〜思春期のアトピーについてですが、体質と皮膚症状をきちんと判断して正しい漢方治療を行うとかなりの確率で良くなります。漢方治療のポイントは急性期と慢性期に分けて漢方薬を使い分けることにあります。急性期は様々な原因で皮膚に急性の炎症がおきる状態を指しますが、ステロイド軟膏を急に中止してリバウンドが起きたときも急性期の治療に準じます。皮膚の赤みや浸出液の量を見極めて炎症のレベルに合わせて漢方薬を使い分けると通常2週間〜1ヶ月でひどい炎症は治まってきます。慢性期は急性期に比べて炎症は少ないですが、乾燥肌が問題になります。胃腸の状態に気を配りながら皮膚を潤す漢方薬を使っていくと徐々にかゆみも改善して、皮膚の状態も良くなっていきます。つまり正しい治療法を行えば「治っても良いアトピー」といえます。正しい食生活とスキンケアを行い、寝不足に気をつけることが大切です。

冷え性について 

July 15 [Sun], 2007, 21:33
冷え性について


−冷え症改善は漢方の得意分野−


 現代医学では冷え症についてそれほど重要視していませんが、漢方医学では2000年以上前から冷え症を重視しており、様々な理論や治療法が考えられてきています。女性は男性よりも温度変化に敏感で、生理機能上も冷えやすく、冷えると内臓の機能の低下により様々なトラブルを起こします。

 店頭で相談をしていると全身が冷える方、手足の指先が冷える方、腰や下半身が冷える方、腹部や子宮が冷える方など冷え症といっても一人一人異なった訴えがあるようです。そして冷え症を改善することによってめまいや立ちくらみ、胃腸虚弱、肩凝り、生理痛、不妊症など随伴する症状も同時に改善していくことが多く見られます。

 冷え症の原因として多く見られるのは陽気不足の体質と血液循環の不良です。陽気不足の体質を改善し血液の流れを良くしていくことによりほとんどの冷え症は良くなっていきます。

 陽気不足の体質を改善する漢方薬として十全大補湯、婦宝当帰膠、参茸補血丸などが良く使われています。

 血液の流れが悪く手足の指先が冷える方には当帰四逆加呉茱萸生姜湯、冠元顆粒などが良く使われます。腰や下半身が冷える方には真武湯、八味丸などの附子剤が良く使われます。

 また胃腸が弱く腹部が冷える方には人参湯、五積散、黄耆建中傷などが良く使われます。原因や体質に合わせて漢方薬を服用して、適度な運動と食養生をすれば長年の悩みも改善するでしょう。

冬瓜の減肥効果 

July 12 [Thu], 2007, 21:55
冬瓜の減肥効果

 台北市立漢方病院の主治医の劉桂蘭医師は、冬瓜はダイエットに優れた効果があるとの研究結果を発表し、今後メーカーと協力して製品化したい意向もあわせて表明したと報道されています。

 古くから冬瓜は唾液の分泌を促進し、胃を守る効用があるといわれていますが、劉さんの研究ではさらに、冬瓜にはビタミンB群?Cおよびカルシウム、燐?鉄が含まれている事が明らかになりました。その中のビタミンB群は体内のでんぷんが熱エネルギーに転化するように促すことが出来、脂肪にならないのでダイエットするには役立つということです。

 冬瓜の食べ方はいろいろありますので、ダイエットのために毎日食べても良いのではないかと思われます。(張可)

▼ペイチー茶 驚異のパワー

 「ペイチー」とは中国では、人参、甘草とならび、漢方生薬の王様といわれてきた名薬、「黄耆」の一種です。古代中国では、体内エネルギーの「気」を補い(補気作用)、疲れをとり、元気を回復する強壮作用に効能?効果がある薬として使われていました。

 ペイチーには、補気作用のほか、「血」「水」の流れをよくする作用、筋力増強作用、自然治癒力?修復力増強作用、排尿調節作用、管拡張作用、免疫力増強作用、双方向調節作用などの効能?効果のあることもわかり、いろいろな漢方生薬に処方され、さらに数々の病気を治療するために活用されてきました。中国ではすでに一般家庭に普及しているペイチーの葉を精製したお茶が、最近日本でも市販されるようになり、俄然、ペイチーが多くの人たちから注目をされるようになりました。

 このペイチーの健康茶は、副作用もなく、日本茶と同じように飲むだけで、ペイチーの根と同じ効能?効果が発揮されるお茶です。強効果、健康維持をはじめ、成人病やその他の病気の予防としておすすめできるもので、中国と同じように普及していくと予測しています。

 本書はこの気運から、中国では漢方生薬の王様といわれているペイチーの効能?効果を広く知っていただくために上梓したものです。そのため、本書には、ペイチーとはどのような漢方生薬であるのか、ペイチーにはどのような効能?効果があるのか、成人病?現代病にはどのような薬効があるのかをくわしく説明し、ペイチーの集大成になっています。