永久歯を抜いてしまった!初めてのブリッジ 

June 27 [Wed], 2007, 17:59
永久歯を抜いてしまった!初めてのブリッジ

ブリッジの仕組み

歯を抜いた後で、前後2つの歯の間を繋げて元の歯のように戻す方法がブリッジ
歯に使われるブリッジは、歯を抜いた後に、その両端の歯を土台にして、橋(ブリッジ)を架けるように金属などで繋ぐことです。こうすることによって、抜いた部分に歯と同じような形を作り、抜く前と同じような噛み合せや形を取り戻すことが出来ます。

初めてのブリッジを作る前に……
ブリッジを作る前に知っておきたいことは、次のようなことです。

抜いた歯の両隣の歯は被せます。
ブリッジにするためには橋の土台となる両端の歯をかぶせるために、歯を削らなければならなくなります。すでに被せてある場合は、被せ物を外すだけで作れます。削らずに抜いた部分だけに歯を作る方法には、インプラントがあります。

奥歯は銀色が基本になります
保険を利用した場合、前歯は樹脂タイプの白い歯にすることも出来ますが、犬歯より奥歯の部分は、全て銀色の被せ物になります。保険を利用せずに白い歯で作ると1本50,000円〜150,000円ほどです。

抜いた部分は、機能を重視した形になります。
歯を抜いた部分に作る歯は、抜く前の自然の歯の形と異なります。大抵は裏側はわざと隙間が出来ていて、汚れが取りやすいように機能が重視されます。

ブリッジの限界について
ブリッジは、土台となる歯と歯を繋げて作ります。つまり歯のない部分の本数が多くなると、土台の歯に掛かる力が過剰となり、土台となる自分の歯が傷んでしまいます。土台の歯と間に作る歯の本数の目安は、次のようになります。

前歯の場合
上の前歯の場合は、土台と土台の歯の間が、最大で3歯程度までが一般的です。下の前歯の場合は、最大で4歯程度までが目安です。

奥歯の場合
奥歯の場合は、土台と土台の間が、最大で2歯程度までが一般的です。

土台や歯のない部分に掛かる力などは、力学的に無理のないように設計しなくてはなりません。そのための専用の計算式なども利用されます。そのため、土台の場所や歯のない場所によっては、上記の目安が当てはならないこともあります。

セラミックの歯が欠けた!修理は出来る? 

June 27 [Wed], 2007, 17:54
セラミックの歯が欠けた!修理は出来る?

白い歯の構造とは?

前歯や奥歯に被せてある白い被せ物は、構造別に大きく分けて2種類があります。

どちらの構造でも、欠けるのは主に白い部分が中心
裏に金属、表は白いタイプ
以前から最も多く使われているタイプです。薄い金属が歯の周囲を包むように被せあり、その金属の表側を中心に白い樹脂やセラミックなどで金属色が見えないようにしてある2重構造のタイプです。表面を覆う部分が樹脂タイプは、一般的には保険で使用され、セラミックタイプは保険が適用されません。

オールセラミックタイプ

最近よく見られるようになったタイプです。保険は適用されません。金属などを一切使わず、白いセラミックのみで出来ているため、色がとても自然で、審美的には本物の歯に限りなく近い色合いが魅力です。前歯など目立つ部分によく使われています。

一般的には、どちらも耐久性は十分にあり、長期に渡り、機能や審美性を維持することが出来ます。ただしトラブルが起きた場合には、白い部分に集中的に起こり、剥がれたり、欠けたりすることがあります。

白い歯に起こるトラブルの原因

被せ物の白い部分に起こるトラブルの原因は、咬み合わせに問題がある場合がほとんどです。ごくまれですが、砂粒などを咬んでしまい、白い部分が欠けてしまうこともあります。

トラブルが起きやすいがどうか自分で確認する場合には、まず普通に顎を閉じて咬んだとき、上下の歯の全体が違和感なくきちんと咬めるか確認します。次に鏡を見ながら、下の顎を前方や左右に大きく動して咬むと、歯の先端同士が、1本または2本程度しかぶつからない場所があることがあります。

この場所が白い被せ物になっている場合、さらに歯ぎしりや咬み癖などがあると、強くぶつかる衝撃が蓄積され、折れたり、欠けたりし易くなります。

欠けたら修理は出来ないの?

構造の違いにより変わってきます。
欠けた範囲が小さければ、修理が基本だが、大きくなると作り直しになることもある

裏に金属、表は白いタイプ
小さな欠けや割れであれば、一般的に修理は可能です。ただし白い部分が大きく外れたり欠けたりした場合は、修理では元の審美性を復元することが困難なことも多く、作り直しになることもあります。

オールセラミックタイプ
割れて外れてしまったときは、基本的には修理は出来ません。ほとんどが作り直しになります。小さく欠けた場合に限って修理出来ることもあります。

修理は単純に欠けた部分だけを修復するだけでは、再び欠けてしまうことが多いため、欠けた原因となった、咬み合わせのぶつかり加減の調整も、同時に行なわれる事があります。

ギンギラ銀に目立つ歯を白くするには… 

June 27 [Wed], 2007, 17:49
ギンギラ銀に目立つ歯を白くするには…

お口の中の虫歯を治療して行くうちに少しづつ増えていく銀色が気になる方って多いですよね。少し前までは、銀色の金属で治していた部分も最近では、白い材料で治すこともできるようになってきました。今回は、銀色の金属を白く変える方法についてガイドが解説します。

でもなぜ金属を使うの?

歯に使われている銀歯などの金属は、審美性(見た目)を気にしなければ耐久性はその他のどの材料よりも安定している
今でも基本的には、わざわざ歯の色と違う金属を使うのにはちゃんと理由があります。

メリット

安価
一部の金属は健康保険でカバーされるため、自己負担が少なく済みます。

耐久性、強度がある
金属は口の中という過酷な環境で毎日使用しても、簡単に磨り減ったり、壊れたりしません。しかも薄くても強度があるため、歯を削る量も少なくて済むこともあります。

精度が高く、細かい再現ができる
金属を溶かして型に流す「鋳造」という方法が多く使われるため、歯の形や咬み合せなどといった、細かい部分を再現しやすくなります。

デメリット

審美性(見た目)
口の中では銀色の金属は大変目立ちます。

金属アレルギーの可能性
歯科用金属は、ほとんどの人には問題が起きないように、かなり配慮して配合されています。しかし金属を使用する限り、一部の人には金属アレルギーの心配が残ります。
それでも金属が口の中で使われているのは、機能的な面で全てにおいてバランスが取れているからです。特に強度に関してはその他のどの材料に比べても優れているので、大きなブリッジを作る場合などは欠かすことができません。

金属色を白くするには…
口の中に見えている金属を白いものに変えていくにはいくつかのタイプがあります。

白い詰めもの(レジン)
虫歯が小さく早期発見などケースで使用されます。ほとんどの歯に使用でき、健康保険でカバーされ、色も豊富で短期間で治せて目立たなくすることが出来ます。多くの歯科医院で一般的に使用されています。

最近では、健康保険では認められていない、より審美性を重視した白い詰めものも一部で使われ始めています。


白くてはめ込むタイプ(インレー)
小さい金属を白いタイプに変えるだけでも見た目の印象派はガラッと変わる

はめ込みタイプは、詰めものでは治せない、少し大きい虫歯に使用されます。歯の中に金属が埋め込まれているように見えます。

白くするには金属部分を削り取り、歯と同じ色のセラミックやレジンのハイブリットタイプで作り直します。これらの物は、健康保険は使えないため、費用は1本20,000円程度から100,000円程度かかります。

白い被せもの(クラウン)

前歯は健康保険でカバーされるものがあるが、奥歯の被せものを前歯と同じように白くするには自費が中心となる

歯全体が金属で作ってあるように見えます。一般的に被せものと言われています。

前歯の部分は白く見えるように健康保険で一部カバーされます。奥歯はカバーされないので白くするためには自費となります。セラミックなどの審美性の優れた材料で歯と同じような色と形にする場合、費用は1本50,000円程度から150,000円程度かかります。

過去に虫歯で治療してある場合、ほとんどはこの3種類で治しているはずです。費用も銀色の面積が大きくなればなるほど、白くするのに費用がかかります。しかし面積が大きい銀歯を白くすると、口の中の審美性が格段にアップしていきます。一般的に銀色が目立つのは、前歯であれば上の歯が目立ちます。奥歯であれば、下の歯が目立つことが多いと思います。

咬むとぶつかる被せ物! そのうち慣れる? 

June 27 [Wed], 2007, 17:45
咬むとぶつかる被せ物! そのうち慣れる?

歯をセラミックや金属などで被せた場合、咬み合せたときに、被せた歯が強く当たるいわゆる「高い」状態になることがあります。ちょっとぐらい高くてもそのうち慣れるものなのでしょうか? 臨床の現場で良く見られる3つのケースについてガイドが解説します。

そもそも被せ物はなぜ高く作ってあるのか?

被せものは、わざと高さを少し高めに作ってあり、それを調整してピッタリの高さにあわせるようになっている
歯に被せ物を作る場合、最終調整は、実際の口の中で行なわれます。歯にちょうど良い咬み合わせを作るためには、「低い状態のものを高く合わせる」ことは、一部作り直しに近い操作が必要になります。

そこで「高い状態のものを低く調整」して、高い部分を削って合わせ、調整時間が少なくなるようにしています。したがって、基本的には被せ物は、調整前では僅かに他の歯よりも強く当たる「高い」状態になっていることが一般的です。

ケース1 初めのうちだけ高く感じる場合
臨床では比較的多く見られます。病院で被せたときは、高く感じていたのが、次の日にはまったく気にならなくなった…。こんな経験をされた方も多いと思います。高さが適正でも高く感じる場合は次のようなときに良く起こります。

仮歯が入っていなかった場合
それまで咬む力が伝わっていなかった歯に、咬み合わせの力がかかると一時的に高く感じることがあります.

歯が無い部分に咬み合わせができた場合
歯を抜いた後、しばらくそのままになっていた場合など、咬み合わせの感触がそれまで無かった部分に、ブリッジなどを入れると一時的に高く感じることがあります。

調整段階での刷り込み
ほとんどの被せ物は、口の中で高い状態から調整を始めるので、調整を何度も繰り返し行なっていくうちに、適正な高さになっても、それまでの感触がよみがえって、高いと感じてしまうことがあります。

歯はガッチリと骨に固定されているわけではなく僅かにクッション効果があります。このため多少の違和感であれば、短期間で吸収されます。適正に調整されていて、短時間で慣れる場合にはそれほど心配はいりません。

クッション効果については、「歯が指で動いたら…これって正常?」をご覧ください。

ケース2 どんなに削っても高く感じる場合
極めてまれなケースです。適正な高さであっても高く感じるだけでなく、上下の歯が触れるだけで高いと感じ、上下の歯が咬めなくなるまで削るとやっと満足するというケースです。

病院で作るものは全て高さが「高い」状態で入れられるものだと深い思い込みがあり、少しでも歯と歯がぶつかると過敏な反応を示すことが多かったりします。

しかし、このような極端に高さの低い被せ物を入れることは、将来的にさまざまな問題を引き起こします。新たに被せるたびに咬み合わせの低い被せ物を入れていくと、自然に歯が磨り減る以上の速度で、上下の歯の高さがなくなってしまいます。

顎に負担がかかるだけでなく、さまざまな歯のトラブルの原因になったり、口元が歳をとったように、見えるようになることもあります。

ケース3 高くても気にしない場合
逆に病院で作る物は、初めは高いので当たっているが、しばらくすると、慣れるものだと思い込んでしまっているときには、このようなことが起こります。

新しい被せものを作って1週間たっても、違和感や高い感じがする場合は、明らかに高さが適正よりも高い状態になっている場合があります。いつか慣れると思っていると、被せた歯に咬み合わせの負担が強くかかり、痛みが出たり、歯にダメージを与えてしまうこともあります。

被せるときに正しい高さを伝えるポイント

その場で全てを判断するよりも、数日間実際に使用してから調整を行なう方が確実な場合も多い
自分の口に被せ物を入れる際の調整の基準となる感覚は次のような感じがポイントとなります。

物が歯に挟まる感触がほとんど気にならない
最初に調整するのは、被せる歯の隣同士の歯の当たり加減です。これが強いと歯に物が挟まったような感じで歯同士が押されます。物が挟まっている感じがまったくないか、僅かに歯が押されて、少しだけきついかな? 程度であればOKです。

咬み合わせて違和感がない
次は咬み合わせの調整です。咬み合わせを見る色紙(赤など)を咬むように言われたら、カチカチと左右の奥歯が同時に当たるように咬みます。被せた歯だけが他の歯より強く当るうちは、まだ高い状態です。

調整を繰り返すとだんだん他の歯と同じような咬み心地になります。被せ物がまったく気にならないか、ほんのわずかにぶつかな? と思う程度であれば、数日間様子を見ても良いと思います。 

歯ぎしりでも違和感がない
咬み合わせの調整の途中で、意図的に歯ぎしりをするような動きを要求されることもあります。できる範囲で咬んだまま歯を大きく左右に動かします。この時も被せる物が、他の歯よりも強くぶつかるうちは、調整を行ないます。違和感なく歯ぎしりができればOKです。

被せるときに全てがピッタリだと思っても、実際に食事や生活をすると後日、僅かに調整が必要になることも良くあります。また高いと感じた状態が1週間以上続く場合などは、一度病院で、調整をしてもらうことをお薦めします。

保険vs自費!白い被せものの違いは何? 

June 27 [Wed], 2007, 17:40
保険vs自費!白い被せものの違いは何?

保険でできる場所は決められている

白い歯を被せる場合、保険を利用する一般的ケースでは矢印の範囲内の12本が認められている。これ以外の部分は基本的には金属色の被せものになる
まず口の中の歯の場所によって、白い被せものが保険でカバーされるかどうかが分かれます。基本的には保険で白く被せられるのは前歯の犬歯(糸切り歯)の間(上6本、下6本)の12本だけです。これ以外の奥歯の部分は、白い被せものは保険ではカバーされないことが多くなります。

白い材料の比較

被せものを白く見せるために、よく使われているのは、次の2種類の材料です。
セラミック(ポーセレン)ならば耐久性は抜群。少しぐらいの茶渋なら、歯磨き粉をつけた歯ブラシで擦るだけで、傷もつかずにきれいになります。
【自費】 セラミック(ポーセレン)系
保険では認められていません。しかし審美性、耐摩耗性に優れるため、本物の歯に近い質感を出しやすい、最高の材料です。長期間経過しても色や艶の変化はあまり見られません。

【保険】 硬質レジン系

保険の白い歯でよく使われます。小さな虫歯の時に詰める材料と同じ様なものです。色はセラミックに比べると透明感などが作りにくいため、自分の歯との違いが目立つこともあります。時間と共に若干変色します。歯ブラシなどの磨きキズがつきやすく、艶が無くなる事もあります。

白い食器などに例えると、セラミック系は陶器、レジン系はプラスチックのコップと考えればよいでしょう。どちらも初めはピカピカですが、毎日使って歯ブラシで汚れを取っていくうちにプラスチックは艶が無くなって色も少し変色します。陶器は歯ブラシなどでは、キズもつかずにピカピカのまま、変色もほとんどありません。

被せものの作られ方の違い

白い歯は大きく分けて2種類の作られ方があります。レジン系の材料を使えば保険が利用できますが、セラミックなどの材料を使えば保険は利用できません。

白い材料のみで被せるものを作る (主に自費)

この方法でよく聞くのはオールセラミックという方法です。これはセラミックのみで、白い被せものを作ります。色合いは最高です。よくできたものは、本物の歯と同じように見えます。しかも色の変色などはほとんどありません。

欠点は、金属と比べると脆いことです。かみ合わせの強い歯に使うと欠けたり、割れたりすることもあります。費用も白い被せものの中でもっとも高価になります。

金属で被せて白い材料で包み込む (保険・自費)

白い被せものの内部に薄い(0.5ミリほど)金属で補強用の裏打ちを入れたものです。このため壊れにくくなっています。金属の被せものの周りに白い材料を取り付ける2重構造になっています。裏打ちの金属は口の外からは、ほとんど見えません。

欠点は、金属が入るために色合いが、白い材料だけで作るタイプに比べて劣ること、歯の裏側は金属が見えた状態になる場合もあることです。しかし一般的にはこちらのほうがよく使われています。

白い被せものは、審美性が高く、本物の歯に近づけようとすると費用も高額になっていきます。保険を利用した白い被せものは前歯限定ですが、色合いや艶などやや問題もあります。しかし費用はそれほどかかりません。治療費の目安はこちらをご覧下さい。

その他

被せものは中の土台の処理によっても耐久性に違いが出ます。むしろこちらの方が大事かもしれません。土台をしっかり作っていないと、まだ使えそうな白い歯が取れて使えない、なんてことも起こります。

また保険という枠にとらわれずに高度な治療を行なっている場合など、治療内容や被せものなどの精度を重視しているため、単に材料の違いではなく、高度な治療内容で自費にて作製する場合もあります。そのため実際の診療の際には、事前に医院などで確認することをお勧めします。