ダブルスクール

May 07 [Tue], 2013, 19:33
そんなに学校が好きか? 私には理解できない情熱なのである。

いつものように読売の「発言小町」を眺めていたら、「2つの大学に同時に通えるか」という質問があった。トビ主はまだ受験生なのだが、「下宿しないと通えない国立大学」と「親元から通える私立大学」、両方とも捨てがたいので両方に入学できるか、という主旨である。(だと思う。文章が曖昧でよくわからないのだ)
両方とも法学部ということだが、私はその前に「実際に受かってから言えよ」と思った。

まあ、首尾良く両方に受かったとしよう。その後について、レスがいっぱいついているのだが、これがまた千差万別である。「絶対駄目、法律で駄目と決まっている」というのから、「私の友人が以前やりました」というのまで、どれが正解か不明。ただし、不思議なことに「私は実際に2つの大学に通って両方卒業しました」と本人が言っているケースはないのである。全部友人か知り合いである。

法的な面からいうと、駄目だという根拠はなさそうである。例えば、ある大学に入学してから休学して、別の大学に留学するのはよくある話だと思うが、その場合2つの大学に在籍していることになる。授業料はどうなるのか判らないが、へたすると両方に払う必要があるだろう。だったら、今回のケースと同じではないか。
学校なのだから、学生は客である。金を払う側なのだ。多少のわがままは認めてしかるべきだろう。何か不都合があるなら退学処分にすればいいだけだし。

実際にはどうかというと、多分無理だと思われる。私の経験だと、少なくとも工学系学部は演習に時間をとられる上に、時間割に余裕がない。というより、必修科目が多すぎて、しかも出席をちゃんととるから他のことをしている暇なんかないのだ。文系でも法学部だとしたら、本気でやるならやはり厳しいだろう。本気でやらないんだったら、そもそも2つも大学に行く意味が判らないし。

きちんと4年で卒業するのは、実は結構大変である。物理学科なんか特にそうだったが、A科目単位を取得(履修ではなくてちゃんとテストに受かって単位を認められること)しないとB科目が受講できず、B科目を取得しないとC科目が……という連鎖がいくつもあって、だから私の知り合いにも2年生終了時点ですでに大学5年目が決まっているような可哀想な者もいたくらいである。実際、私のサークルの後輩Kは「原子物理学概論」という、ほとんど授業に出なくても誰でも取れるような単位を2度続けて落として、ただそれだけのために大学に5年行った。そいつはいい歳して今ガンダムネットゲームにハマッているくらいの不真面目な奴だから、まあ自業自得だが。

さて、そもそも2つの大学に同時に行く理由だが、まずは時間がもったいないこと、次に資格(学士?)を取りたいということが考えられる。トビ主の場合は同じ法学部らしいので、この時点で意味はなくなる。学士号なんか、どこの大学もいっしょだし、大体学士号が資格として必須な仕事なんかあんまりないぞ。就職の時ないとあるとでちょっと違うだけだ。
これが例えば「どうしても工学系の勉強がしたいけど保育士の免許も取りたい」というのだったら、大学の工学部に行きながら保育の専門学校にでも行けばいいだけで、大学である必要は全然ない。大学って、実は資格取得にはあまり有効な学校ではないんだよなあ。

「大学で勉強したい」ということ自体、私はちょっと意味が違っている気がする。勉強するのは自分であり、学校というのはそれを強制的に行わせるための装置でしかないのであって、勉強なんかいつでもどこでもできるのだ。したいと思えば。
さらに言えば、学校でしか勉強できないわけではない。私なんか、どう考えても学校で学んだことで役立ってるのは小学校が最後である。あとは全部、会社とか家でやった勉強でだな、今使っている知識や技術を身につけたのは。

http://balancedigitalpublishing.com/



睡眠管理室長

April 17 [Wed], 2013, 10:54
猛烈に眠いときは、いいアイデアだと思ってしまうのである。

昨日は体がきつかった。一昨日の無理がたたったのか、起きた時から身体のあちこちが痛くて、頭もぼーっとしていた。それでもオートパイロットのスイッチが入っているため、自分でも意識しないままちゃんと定時に出勤して自分の机で仕事(のようなもの)をしていた。

実は今日、下期のプロジェクトの検討会議があるので、そのグランドデザイン資料を作らなければならなかったのだが、メモを作ってあったのでシコシコやっていたら午前中に出来てしまった。ラフ案なので適当もいいところである。あとはアドリブと思いつきとキャッチボールで何とかする。それはいいのだけれど、資料が出来てしまうと午後から切羽詰った意識がなくなってしまい、途端に脱力してしまった。

もちろん、仕事はいくらでもある。実機で確認したいこととか、あちこち問い合わせてチェックしなければならないこととか、山のように残っているのだがどうにもやる気が出ない。だけでなく、身体の力が抜けて座っているのも辛くなってきた。フラフラとトイレに行ったり、空いている会議室でちょっと寝ようかと思ったんだけど、どうしたわけか、必ず人がいて何かやっている。エレベータから丸見えのソファで寝るわけにもいかず、午後は定時まで会社の中を彷徨い続けたのであった。仕事なんかできゃしないって。

ふと思い出したのだが、私は中学生時代に城山三郎のファンであった。「小説日本銀行」など硬い作品で知られているが、実はギャグというかお遊び話も書いている作家で、特に私のお気に入りだったのが「重役養成計画」という小説。多分新聞小説だったと思うが、とある中堅造船会社が舞台で、そこの社長が「将来の役員を育成する」という計画を立てて、選ばれた中堅社員たち(入社10年目くらい)が色々研修を受けたりするのである。

もともとは20年先の役員を作るとかではなく、社内の勢力争いの一環として始まった計画で、選ばれた連中もそれぞれの現役員たちの駒でしかなかったのたが、その中に紛れ込んだ無党派の社員が色々な偶然で思いもよらぬ成果や能力、実績を発揮しはじめる。そのフィードバックで、会社上層部から末端の社員に至るまでが影響され、てんやわんやの大騒ぎになっていくという話である。

そこで出てきた社内機構改革案の中に「睡眠管理室」というのがあった。激務で疲れが溜まっていたり、体調不良だったりした時に無理に仕事を続けるのは事故を誘発しやすい。だから、その場合は休んでいる間の時給はカットされるものの、就業時間中にゆっくり休める設備(組織)を作る、という話である。もちろん小説自体がギャグがかっているので、これも思考遊戯のひとつなのだが、サラリーマンになってからは案外いいアイデアではないかと思えるようになった。いや、ホントに金払ってでも寝たいと思う場合があるもんなあ、サラリーマンやってると。

喫煙車

April 17 [Wed], 2013, 10:53
思っていたほどではなかったが、やはり凄かったのである。

よんどころない事情で大阪まで日帰りしてきたのである。急だったので割引券とか購入する余裕もなく、正価でチケットを買ってしまった。こういうの、定価で買うと損した気になる。いまや割引は当たり前だし。

一応「駅ネット」などで経路と価格を調べたのだが、飛行機は高かった。片道2万。ずっと前にわかっていればいろいろ割引がありそうなんだけど、当日だと駄目だ。往復4万って、下手するとグアム2泊3日ホテル付くらいありそうだぞ。
しかも羽田〜伊丹空港なので、所用時間は新幹線とあまり変わらない。航空業界、何とかしないと滅びるぞ。

まあそういうわけで、いつもの通り新幹線となったのだが、往路は指定席を買った。新横浜発だと自由席では座れるかどうか心もとない。やっぱ立っていくのは嫌でしょう。
チケットは自動販売機で、しかもクレジットカードで購入。多少ポイントがついたか。もちろん禁煙で、通路側の席がなかったので1列車遅らせたが、まあ5分くらいである。ホント新幹線は過密スケジュールだ。ドル箱なのもわかる。

問題は復路であった。新大阪発だから、もちろん自由席である。うまくいけば新大阪始発があるし、なくても大阪で降りる客が結構多いので、まず座れないということはない。
だが、駅に着いて時刻表を調べてみると、新大阪始発は新横浜に止まらない。止まる便は満員で、自由席にもあまり余裕がなさそうである。これを逃すと20分くらい遅れそうなので、仕方なく私は列に並んだのであった。なんだかその待ち行列がやけに短かったのでおかしいとは思ったがとにかく。

入る直前に気がついた。3号車、つまり喫煙車だったのである。1、2号車のドアの前にはすごく長い行列が出来ていた理由が判った。自由席喫煙車は1両だけなのだった。だが、もう遅い。私は覚悟を決めて喫煙の園に着席したのであった。

そこは、大気が霞んでいた。あちこちから噴火のごとく、青っぽい煙が立ち上っている。「モモ」で時間泥棒たちがタバコをふかしているが、あんなかんじ。
それでも大半の人たちは別にタバコを吸うでもなく、耐えている。多分私と同じ理由でここにいるのだろう。立つよりはましだと思っているのだ。

発車してしばらくは、着席してすぐに立ち上がって立ち去る人とか、うろうろしたあげく避難していく人たちがいた。席はかなり空いているのだが、煙害を恐れてのことだろう。私の場合は、すぐに本に没頭したのであまり苦にはならなかった。だがトイレなどに立つときは霧をかきわけていかねばならず、ちょっと閉口はした。まあ数時間程度ならたいした影響はあるまいと思って我慢したのだが。

禁煙って、思ったより行き渡っているなあ。普段煙にほとんどお目にかからなくなってしまったので忘れていたが、逆に言うとそれだけ喫煙者は迫害されているんだろうな。でも、個人的にはやはり喫煙車にはもう乗る気にはなれないのであった。
あのロンドンの霧を見てしまうと、ね。

カラオケにない曲

April 17 [Wed], 2013, 10:53
やるたびに、探しているのである。

「カラオケに入って欲しい曲」というコミュがあったと思うが、カラオケやる人はかなりの確率でマイソングウイズアウトKARAOKEを持っているはずだ。自分の好みであってその曲が大衆にウケるとは限らないから、既存のカラオケには収録されていない。そんな歌は誰にでもひとつやふたつはあるだろう。いや、カラオケをやらない人には関係がないが。

私の場合、実は結構ある。まだ通信カラオケが普及する前、ビデオディスクが主流だった時代には、アニメの主題歌なんかほとんど収録されていなかったし、挿入歌とかOVAの曲なんかもまずなかった。そして、アニソンが市民権を得た(?)現代においても、やっぱりそういう古い曲はなかなかカラオケに入らない。誰も知らないような曲は、あまり歌って貰えないからなあ。わざわざレパートリーに加える決断は、カラオケ会社でもやらないだろう。

しかし、通信カラオケで爆発的に曲が増えて、歌いたいと思っていた曲も随分収録され、歌えるようになったことは確かである。で、一度歌えるようになってしまうと、あまり興味がなくなってしまうのは宿命だ。手に入らないから欲しがるのだ。いや、最初に手に入れたいと思う程度には好きでなければならないが。

いざ歌おうとすると曲も歌い方も忘れている場合もある。好きだったという記憶だけしか残ってないのである。いや、挿入歌なんかはそもそも一部しか放映されず、しかも編曲してあったとか、当然だがCDなど持ってないし曲名もうろ覚えで、ホントにその曲か判らなかったりするのである。

実は、そういう曲をこの日曜にやったカラオケでひとつ見つけた。OVAの主題歌か挿入歌か判らないが、とにかく昔歌いたかった曲で、しかも題名が記憶と合致していた。しかしその曲がそうなのかどうか判らないのである。おまけにワンフレーズしか覚えていない。リスクが大きすぎて、選曲を見送ったのだが、もっとプライベートな場だったら歌っていただろうな。チャレンジにも時と場があるのだ。

それにしても、すごい世の中になったものである。自作カラオケを作って歌うというコミュまであるらしい。そこまでいくと、もう歌うことじゃなくて作る方に趣向が向いてしまっているだろうから、私の趣味には合わないのだが。そのうちに誰でもそういうことができるツールが発売されるかもしれない。いや、もう出ているか? CDかませてメロディを取込み、あとは適当な画像を流して歌詞をつければいいだけだし。
でも、そういうのが出てマイソングカラオケが実現してしまうと、やっぱり興味を失ってしまうだろうなあ。

やはり人間、欲しがっていて手に入らない状態が一番幸せかな。
P R
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