その指の感覚だけで 

2017年09月15日(金) 17時20分
月も星も風も
僕が全部消してあげる
眠れない夜に怯える君は
なんて壊れやすいものなんだろう


そっと近づくその距離を君は忌み嫌う
助けて欲しい、なんかじゃない
もっと僕が落ち込む言葉


君と僕だけになりたい
隠してしまいたいんだ
誰かが間違って君に触れようものなら
僕はどちらかを壊してしまう


「ため息が欲しいのかい?」


僕の感覚も鈍っているようだ
君が笑うなら僕のこの歌声も
この歌声さえも

dream a dream 

2017年09月14日(木) 2時08分
きっと望むのならどこまでも行ける
少し心が痛いけど
冷たい夜の空気を吸い込んだら
少しだけ楽になれた気がした


あなたはどこ?
呼びかけにも答えない
少しの散歩じゃ出会えない
そんな場所にいるの
分かってる


同じタイミングで
同じように息をして
掴まる
三日月の空に


口の中で呟いた名前は
私に幸せな孤独をくれる
その体温に触れられるだけでいいの
どうか赦して


明日が来る
振り返れば見慣れた景色
少しにやけるのは
新しいことへの期待から?


いってきます、と空気のような言葉で
私は私のわがままを叶える
楽しいことだらけね、きっと
初めて感じる景色にぎゅっと目を閉じた

君を見ると 

2017年08月21日(月) 0時45分
君を見ると、ふと寂しくなるんだ
世の中簡単な方程式では成り立たないこと
ずっとそばにいられるような
この時間も
やがては終わりの結び目がつくこと
僕の心も簡単に、
終わりになればいいのに


そのまま幸せでいて
君には笑顔が似合う
僕は君の知らないところで
結び目を作るように頑張るから
君はそのまま幸せでいて

ワンダフルタイム 

2017年08月04日(金) 1時14分
知らないふり
興味の無いふり
で、作られる夢のような時間


あなたのことなんか
これっぽっちだって
で、抱きしめられる体


近づく声
触れる肌
目線を逸らして
心はいつだって


遊びましょ?
遊んでよ、もっと
つまらないふりをするから
楽しくない顔をするから


あなたが笑えば
わたしも笑顔になってしまう


自然と見つめられるの
悔しいわ、こんなこと

真っ赤なオレンジ 

2017年07月13日(木) 16時25分
届かない
届きそうな距離なのに
指先が怖気付く
会いたい
簡単な操作が
出来なくて


いつも通り笑ってればいいんだわ
あなたは気づかなくていい
そのままでいい


きっと離れて他の人のものになるの
ただの恋真似ごっこだから、これは


そよ風のように切なくて
ナイフのように鋭い鼓動が
私を騙し続けているだけ


ありがとう
好きだった
さようなら
おしまいね

君が好き 

2017年07月08日(土) 1時55分
ここに来れば
呆気なく明日に会える気がして
その呆気なさに鼻で笑ったり
自分を誤魔化して正当化してみたり


その間だけはあなたが隣に居て
話しかけてくれてるようで
その間だけは
私のモノのような気がして


普段の態度からは想像もしないでしょう
あなた、
本当は
本当はね


ぬるい風に煽られて寝床へ向かう
ひんやりとした冷たい床が
火照った頬を嘲笑う

pick me up 

2017年06月29日(木) 23時01分
星をずらして
私達、また出会えるかしら


思い出は色あせて
体温もだんだん蘇らなくなって
悲しいほどに現実の世界に溺れて
急ブレーキ
そう、止まるべきだったの


闇雲に生きてても褒めてよね
ああ、視界がぼやけ始めた


痛いまんまでいいよね
つらいまんまでいいよね
巡り会う魂なら、すぐそばにあるって
今宵も
星をずらして
私達、また出会えるかしら

pink 

2017年06月22日(木) 1時59分
それは好奇心であって後悔であって
綺麗事だけではすまされないの
分かって入るけど顔を背けてしまう


気持ちよさも
トラウマも
安心感も
魔法も


スローモーションで描いていけば
きっと美しくなるでしょう


心地いいメロディに体を預けて
目をつぶれば


いける
その先の向こう側

俯く 

2017年06月20日(火) 21時14分
誰か叱って
私を連れ戻して
そっちに行っちゃいけない、と


青空の下
少しだけ声が震える
闇雲に歩いてきたツケが
ようやく回ってきた


いつかはみんないなくなるの
だから覚えててほしいの
さようなら、は要らないから
またね、って笑っててほしい


遠く懐かしい声がする
振り返れば楽なのは分かっている
涙を流しながらでも、私は前を見よう
あなたを思って
行ける所まで

桜の君 

2017年01月06日(金) 20時06分
「なに、話してたの」


君はそうたずねる。


今さっき買ったお菓子の袋を
いじりながら聞いてくるので
嫉妬してるのだとすぐに分かった。


「あぁ、これの作り方をね」


同じタイミングで買った
同じお菓子の袋を目線まで持ち上げる。


「本当にそれ、だけ?」
「本当だよ」


親しげに話していたのだ、わざと。
地元で美味しいと話題の菓子店の主人と。
分かっていた。
外で待ってる君が店内をのぞくのを。
だから、わざと笑顔を取り繕って
話し込んでみたのだ。


「ずいぶん親しげだったけど
前から知ってたの?」


君は質問を続ける。
相当な嫉妬だな、と今回は思った。
冬風に吹かれて、買ったチョコの
溶ける心配はないだろうと思った。


「ううん、はじめて」
「そ、うなんだ」


歩くスピードを緩める。
君、がだんだんと歩くのをやめる。


「どしたの」


君は少し顔を上げると
アゴを後ろにくいッと向けた。


「やっぱさ、も、ちょっと話したい」


心の中で私は笑う。
顔は困り顔をつくる。
首なんか傾げたりして、君を散らす。


このやりとりがどんなに幸せで
私を満足させるのかを君は知らない。
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