Google中国が香港移転で検閲撤廃...え? 中国がもう検閲!? 

March 26 [Fri], 2010, 0:57
Google.cnに行くとGoogle.com.hkに自動転送され、「Welcome to the new home of Google China search(グーグル中国検索の新HOMEへようこそ)」というメッセージが出るようになりましたね。

Googleが月曜、正式に中国における検索検閲をやめ、香港にサービス拠点を移して検閲ゼロの検索結果を全員に流し始めました。

きっかけとなった大型スパイ事件のハッカーは米側の調べで中国国内にある政府関係のソースと判明したんですが、すんなり認め法律を曲げてまで引き止める中国政府ではなかったようです。22日(米時間)をもってGoogle Chinaの検索エンジンは停止に。グーグルの声明はここ(訳)。

撤退と言っても、検索事業をフェリーですぐの香港に移しただけです。中国3支社の全事業を閉鎖するわけではないし、営業と研究開発(R&D)の社員は勤務継続ですけど、現地社員(600〜700人)の人員削減はかなり深刻になるみたいですね...。

さて、気になる検索結果ですが、先ほど試しに検索言語cn(中国語)で「ダライ・ラマ」を検索してみたら...お〜引っかかる! 

が、しかし。小躍りしたのも束の間。ワシントン・ポストが先ほど伝えたところによると火曜現在、北京から検索すると検索結果はノン・フィルターで表示されても微妙なリンクは無効になっちゃってるそうですよ? これは国外だから見れるっていうだけか...。中国から読んでるみなさん、どうでしょ...? 

結局、中国のユーザー、特に毎日グーグルに頼ってる科学者にとってはあんまり嬉しくない結末になってしまいましたね...うん。

さて、気になるのは中国政府の報復です。グーグルは発表に合わせて中国からのGoogleサービスアクセス現況をこちらに公開し、随時更新を始めました。こうして世界中に知らしめることが抑止力になるかどうかは分かんないんですが、全部ブロックされたら広告事業もあがったり、残る事業も閉鎖になってしまいますからねー。

でも、全面ブロックなんてことが本当に可能なんでしょうか?

その辺のことを、首都ワシントンD.C.にある保守系シンクタンク「戦略国際問題研究所(CSIS)」の技術政策事業ディレクターJames A. Lewisさんは先のポスト紙にこう話してます。


Adam Frucci、Jesus Diaz(satomi)

【3月25日13時15分配信 ギズモード・ジャパン
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100325-00000310-giz-ent