ネコカフェを作りたい 

January 27 [Wed], 2016, 17:19
ネコカフェを作りたい。

はい、タイトルそのままです。

ただし、普通のネコカフェを作りたいわけではない。



日本は、ハローキティやひこにゃんを生み出し、世界の尊敬を集める国でありながら……
その一方で、保健所で多くの猫が処分されている現実がある。

「猫キャラ先進国」ではあるが、「猫後進国」であるというのが、日本の悲しい現実だ。

そこで、たとえばこんな事はできないだろうか。

◆保健所から、処分されてしまう予定の猫を引き取る。

◆避妊手術および、各種予防接種を行う

◆トイレのしつけをしたうえで、ネコカフェで働いてもらう

◆「この猫と、ウチでいっしょに暮らしたい!」
 とおっしゃるお客様がいらしたら、身元などを確認したうえで、おゆずりする。

◆おゆずりする際に、避妊手術と予防接種の費用はいただく。


この流れで、殺されてしまう猫を救うことができるのではないか。


そもそも、この国で猫の殺処分があるということが、根本的におかしい。
国民がみんな「ハローキティかわいい」「ひこにゃんかわいい」といいながら、
一方で猫を殺しているなんて、こんなバカな話ないですよ。

もっとも、素人の僕で思いつく程度のことだから、
猫愛好家のベテランの方たちや、NPOとかが、もうやっているのかもしれないけど。

在日女性との記憶 

December 23 [Wed], 2015, 15:12
韓国に関して、嫌なニュースを聞かない日はない。

もともと戦後の日本人というのは、かつて韓国を支配したことに対する「負い目」があって、
韓国に対して遠慮しがちだった。
ところが、国交正常化をしようが、莫大な援助をしようが、困ったときに助けようが……
韓国の反日というのは、一向に治まらなかった。

長年つもりつもった、韓国に対するフラストレーションが、ここに来て爆発しているのが現状だろう。
それくらいに、韓国の反日というのは、度が過ぎてしまったのだ。

対韓感情の悪化は、「そんなの当たり前だわ」としかいいようがない。
だって韓国側が原因を作っているんだもん。

……と、韓国に対しては冷めた目で見ている自分なのだけど……

韓国に関するニュースを見聞きするたびに、ある在日女性のことを想い出す。



(画像はイメージです)

彼女とは、大学5年のときの就職活動で出会った。
新潟の会社を受けたときの、面接試験だ。
同じく京都の私大(彼女はあの立命館の出身で、僕はそのライバル校の出だが、別にいがみ合ったりはしない)から来ていた彼女は、気さくな人で話しやすく、僕らはすぐに打ち解けた。
新潟生まれというから、
「採用ではこの人の方が有利なんだろうな〜(°_°*) 
と思っていた。

あまりに昔のことで、彼女の容姿を想い出すことはできない。
「韓国人女性」というよりは、「新潟出身で、色白でショートカットの女性」という印象しかない。
(私は基本的に、ショートカットの女性しか恋愛対象にならない)

試験の後、いっしょに食事をして、新潟駅周辺をぶらぶらした。
昔のことなので、あまり記憶にないが、けっこう彼女の事を意識していたと思う。

最後に連絡先を交換する事になった。
当時は今のようにスマホがあるわけではなく、携帯も機能がショボかったので、お互いの手帳に名前と連絡先を書いた。
彼女が書いてくれた名前は、漢字ではあったものの、明らかに日本人の名前ではなかった。

ここで僕は、頭がフリーズしてしまった。
「外国の人なのか??? 」

手帳にかかれた名前を見て、ポカンとした僕。
5秒ぐらい固まっていただだろうか。
彼女は気まずそうに笑った。

「私……在日だから」
「在日……何人?」
「韓国……」
「へぇ、そうなんだ」
「日本名は、○○っていうんだけど」
「へぇ……」

正直なところ、僕はこのとき彼女を口説こうと思っていたのだと思う(たぶん)。
そこへ、明らかに日本人ではない名前が出てきて、頭が真っ白になってしまったのだろう。
「が、外国の方を、口説いてもいいのだろうか???」……と。

決して悪意があったわけではないけど、あれは失礼な事をしてしまった……。
(。_。:)

在日韓国人は、本名とは別に「通名」(つうめい/日本式の別名)を名乗る事が多い。
実際、彼女も通名を持っていた。
それでも(朝鮮式の)本名を明かしてくれたのは、縁あって仲良くなった僕を、信頼してくれたからだろう。

あとは、社会に出るに当たって、
「自分のルーツを隠すことなく、胸を張って生きていこう」
といった、決意があったのかもしれない。

世の中について考えさせられる、新潟駅前での出来事だった。

ちなみに、その会社の試験は彼女が内定をもらい、僕が落ちていた(;д;)
その後も何度か連絡を取り合ったが、なかなか内定を取れない僕を、彼女はいつも励ましてくれた。

僕がようやく一社、内定をもらったのは、彼女よりずっと後のことだった。
そのあとも免許を取りにいかなきゃならず……
彼女を遊びに誘うヒマなんてとてもなくて、いつしか連絡は途絶えてしまった……


あれからずいぶん時間がたった。
韓国の反日がエスカレートし、日本国内の対韓感情も劇的に悪化した。
「嫌韓」という言葉が、ネットで当たり前に飛び交う時代になった(昔はこんな言葉自体がなかったのだ)。

「だから日本が悪い」といっているのではない。
関係悪化の原因を作っているのは韓国側なのである。
くり返しになるけど、韓国の官民挙げての国際的反日行為がある以上、
日本人の対韓感情が悪化するのは、当たり前の話だ。
在日韓国人に対する風当たりが強くなったところで、これはもう仕方がない。
私はそんなものに同情するほど、甘い人間ではない。

しかし……

韓国に関するいやなニュースを目にするたびに、僕は一方で、彼女の事を想い出す。

「どうしているのかな……(°_°*)
「日本にいて、嫌な想いをしていないだろうか……(。_。;)

彼女は社交的でやさしい人柄の女性だったから、立派に仕事をこなし、周囲とも上手くやって、まともに生きている事だろう。
それでも、彼女にとって、日本が住みにくい国になったことは間違いないと思う。

「どうしているのだろう……」
「彼女は、日本が嫌いになっただろうか」

今日もまた……
韓国のいやなニュースを聞いてうんざりしつつ、一方で彼女の事を想い出している。

ハローキティはなぜ口がないのか 

July 21 [Tue], 2015, 16:58


ハローキティ

その巨大ないやしの存在は、いまさら言うまでもない。

だれもがキティさんを見て心を和ませ、やさしい気持ちになれる。
つらいことも、少しだけ忘れられる。

病院によくキティさんの人形があるが、あれは子供向けに置いてあるだけではなかろう。
つらい入院生活を送る患者に、少しでも心を楽にしてもうらうための、ハローキティなのだ。
キティさんのいやしパワーは、日本中の医療機関も認め、有効活用しているという事実がある。


しかし……ここで奇妙な、極めて奇妙なキティさんの画像を見ていただきたい。



な ん じ ゃ こ り ゃ

と思う人が大半だろう。
イタリアでハローキティがアニメ化されるときに、「口がないのはおかしい」ということで、こうなったらしいのだが……

見ていてまったくいやされない。
口がついてしまったとたん、キティさんの魅力というのはどこにもなくなってしまう。

口があると無いとでは大違い。
つまり、キティさんは「口が無いからこそ、いやしキャラとして魅力的」ということになる。


では……ここで考えたい。

「口のないキティさん」に、どうして人はいやされるのだろうか?

逆の発想で、「口のある人間は、どうして傷つけあうのか」を考えると、キティのいやし効果を理解しやすくなる。

言葉は人間を傷つける。
人間は、せっかく口がついていても、ロクな言葉を話さない。
罵りあい、悪口を言い合い、互いに傷つけあう。
それが人間の世の中の現実だ。

キティさんは口がない。
それは、「人間を傷つける言葉をはかない」ことのシンボルなのだと思う。

いやしを突きつめていくと「言葉はいらない」ということかもしれない。

前田敦子が “ファイヤー”大仁田厚になる日 

October 30 [Tue], 2012, 18:25
開始1時間でフォロワー数10万越え 前田敦子がTwitterに大・降・臨!!
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=2204027&media_id=128

これだけ見れば、AKB時代の貯金はまだまだあるんだなと、思わせてくれるニュースだ。
脱退後の彼女の活動に、注目が集まっているのは事実だろう。

しかし……
私は彼女の前途について、楽観はできない。
率直に言って、かなりシンドイことになるだろうなと。

前田敦子はプロレスで例えるなら、長州政権下の佐々木健介のようなものだ。
これは再三述べてきたことなので、詳しくは記さないが……
プロデューサー秋元康の猛プッシュでトップアイドルになった前田さんは……
長州力の強烈な引き立てで新日プロのエースになった、佐々木健介と同じである。

AKBの隆盛、さらには秋元康の前田さん個人に対する猛プッシュによって、
前田さんの名目価値は、その実態から大きくかけ離れ、巨大化してしまった。

それがダメだと言っているのではない。
問題は、ひとたび「AKB」「秋元プロデュース」の枠組みを離れるや、
前田さんを守ってきた「神通力」が消えてしまうことだ。


◆「あっちゃんバブル」の崩壊◆

女優志向が強い前田さんではあるが、AKBの中にその種の仕事があるわけではないので、外に打って出て、映画やドラマの役をもらうことになる。

起用する側も、絶大なネームバリューを持つ前田さんに、
集客や視聴率効果を求めてキャスティングしたのだろう。

しかし……
残念ながら、これまで前田さんを目玉にした映画やドラマが、当たったためしがないのである。
主な出演映画には以下のものがあるが……

◇もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら(主演)
◇苦役列車(桜井康子役)

いずれも不入りがメディアのネタになるという、悲惨な結果に終わったのは記憶に新しい。
映画ビジネスの成否には多様な要素が絡むため、前田さんひとりの責任ではないが……
テコ入れ効果が無かったのは否めない。

「苦役列車」に至っては、原作にない、映画用の登場人物をわざわざ作ってまで、前田さんを起用したが……
そこまでしても、集客につながることはなかった。
「前田敦子の未来が“苦役列車”ではないか」
などと、意地悪なツッコミまで喰らってしまったのである。


一方、テレビドラマはどうか。

◇花ざかりの君たちへ〜イケメン☆パラダイス〜2011(主演)

同シリーズの前編は、2007年に堀北真希主演で大ヒットし、平均視聴率 17.04%を叩き出している。

秋元氏としては、女優志向の強い前田さんに対し、大ヒット作の続編という安全・確実な仕事を用意してあげたのだろう。
しかし……この親心はアダとなる。
前田さん主演の「イケメン〜」続編は、平均視聴率 6.99%と、信じられない惨敗を喫した。
堀北主演の前作に、ダブルスコア以上の差をつけられたのだ。

堀北は女優の中でも特に凛々しい顔立ちで、男装も様になっているが……
タイプの違う前田さんに同じものを求めるのは酷であろう。
AKBの枠から出てしまえば、決して前田さんは絶対的エースではないのである。

なぜ、AKBのトップに君臨した前田さんが、外に打って出ると思うような結果が出せないのか。
それはAKBから外に出たが最後、前田さんを守っていた「魔法」が解けてしまうからだ。

AKB48の世界とは、秋元氏が独裁する「秋元王国」である。
すべてが秋元氏の感性(=趣味)によって決定される世界であり、
総選挙の順位すら、彼の意向(=趣味)でどうにでもなる(指原莉乃の4位がいい例だ)。

つまり……
「秋元国王」が前田さんをプリンセスに指名した以上、
AKB=秋元王国の枠内では、
前田さんは自動的に、絶対的存在として位置づけられるのだ。

AKBそのものが前田さんを中心に回り、AKBの成長ストーリーも前田さんを中心に展開される。
そんな立場に据え置かれた前田さんが、AKBの枠内でトップに君臨するのは、当たり前なのである。
「秋元国王」の意思(=趣味)が、前田さんの絶対的プリンセスの地位を守り続けてきたのだ。

そんな「限定環境下のプリンセス」が、国王の力の及ばない領域に出てしまったら……
プリンセスの地位から転げ落ちてしまう。

外の世界は、前田さんが想う以上に非情だ。
前田さん中心の成長ストーリーが用意されているわけでもない。
AKB内の競争原理に乗っかり、「あっちゃんに勝たせよう」と推しまくってくれたファンも、外の世界まで助けに来てはくれない。

つまりは……
「王国」から出たが最後、秋元氏の魔法は解けてしまう。
秋元氏のチカラで膨らんでいた「あっちゃんバブル」が、見事にはじけてしまうのだ。


◆女優になりたい? 過酷ですよ?◆

「夢叶うまで恋愛ない」。前田敦子がAKB卒業後の単独インタビュー
http://news.livedoor.com/article/detail/6958779/

AKB卒業後のインタビューで、夢を語る前田さん。
「夢叶うまで恋愛ない」と言うけれど、
お姫様抱っこで尻を丸出しにしていたのはどこのどいつだ……というツッコミはさておき……
「秋元王国」を離れ、女優へとステップアップしたいという意気込みは感じる。

しかし先に述べたように、秋元氏の「魔法」が解けてしまう以上、
もはや彼女の価値を膨らませてくれるものは存在しない。
「AKBの絶対的エース前田敦子」ではなく、「生身の前田敦子」で勝負していくしかない。

それがどれほど過酷なことか。
彼女のライバルとなる女優たちを年齢別に並べてみれば、一目瞭然である。


【27歳】綾瀬はるか 松下奈緒 栗山千明 佐藤めぐみ 山田優

【26歳】貫地谷しほり 上戸彩 宮崎あおい 蒼井優 相武紗季 後藤真希 加藤ローサ 加藤夏希

【25歳】長澤まさみ 石原さとみ 井上真央 上野樹里 沢尻エリカ 北川景子

【24歳】榮倉奈々 原幹恵 鈴木杏 黒川芽以

【23歳】堀北真希 新垣結衣 戸田恵梨香 黒木メイサ 石田未来 星井七瀬

【22歳】仲里依紗 桐谷美玲 南明奈 黒川智花

【21歳】福田沙紀 北乃きい

【20歳】剛力彩芽

【18歳】武井咲


主だった人だけでも、これだけ華と存在感のある面々が並んでいる。

現在前田さんは21歳だが……
2つ上の堀北真希は、先に述べた「イケメン☆パラダイス」をめぐって、
力の差を見せつけられた相手である。

1つ上の仲里依紗(なか・りいさ)もゴールデン初主演を果たし、
凛とした存在感で注目を浴びている。台頭してくるのは確実だ。
同い年の福田沙紀が、恵まれた正統派のビジュアルを武器に実績を重ねているのは、言うまでもなかろう。

さらに若い人を見ても……
すっかりお茶の間に定着した剛力彩芽がいれば、
整った美貌ながら親しみを感じさせる逸材、武井咲もいる。

こうした同世代の強敵たちとの競争は、熾烈を極める。

もはや秋元氏の「魔法」は消えた。
熱烈に推してくれたAKBオタも、もうチカラを貸してはくれない。
AKBで蓄えた知名度も、貯金はそのうち目減りしていく。

そんな状況の前田さんが……
堀北真希、武井咲をはじめとする同世代に勝って(少なくとも互角に戦って)、
女優として一人前になれるのか?
20代後半になって、綾瀬はるかや長澤まさみのような地位を築けているのか?

はっきりいって、その可能性は低いだろう。

AKBの付加価値を失ったいま、上記のライバルたちは、まともに戦ってどうにかなる相手ではないのである。

だからといって、前田さんに「女優なんてあきらめろ」と言っているのではない。
夢を叶えたいなら、戦い方を考えろと言っているのだ。


◆あっちゃん、大仁田厚を知っているか?◆

前田敦子イコール佐々木健介だと、何度か論じてきたが……
これからの前田さんにとって、もうひとりの参考になるトップレスラーがいる。

それは“涙のカリスマ”“ファイアー”大仁田厚である。

プロレスラーとして一時代を築いた大仁田であるが、彼は一度、引退にまで追い込まれた男である。
ジャイアント馬場率いる全日本プロレスに入門した彼は、ジュニアヘビー級で第一線を張るまでに成長したが、左膝蓋骨粉砕骨折の重傷を負い、引退を余儀なくされたのだ。

もはやプロレスに求められる激しい動きも、華やかな飛び技もできない。
よって大仁田厚とプロレスは、二度とリンクしない……はずだった。

それでも、この男のプロレスに賭ける執念は、不可能を可能にした。

激しい動き、派手な飛び技ができない代わりに、
彼は自分のプロレスに付加価値をつけることを思い立った。

それが、デスマッチである。

致命的な怪我を負った大仁田。
もはやスピードや華やかな大技では、メジャー団体の選手たちに対抗できない。
大仁田は、その現実を冷静に見つめ、メジャーと同じ土俵で勝負するのを避けた。

しかし、プロレスをあきらめはしなかった。
メジャーのリングに立てなくなった彼は、メジャーとは違う価値観のプロレスを始めたのである。
それは、凶器や炎、有刺鉄線、さらには小型爆弾まで用いた、デスマッチジャンルの開拓。
そしてインディーズ団体の先駆けとなる「FMW」の創設であった。

デスマッチという、メジャー団体がやらない(できない)プロレスに身を投じた大仁田。
「激しいムーヴ」「華やかな飛び技」に代わる付加価値を、自らに加えたのである。
その後の大仁田の大ブレイクは、周知の事実である。

大仁田の成功は、前田敦子にとっても大きな示唆となるはずだ。

致命的なケガは、大仁田からスピーディーで華やかなプロレスを奪ったが……
前田さんもまた、秋元氏の「魔法」を失い、AKBの付加価値も失った状態である。

彼女の現状は、全日プロで一度引退した時点の大仁田と、よく似ている。

繰り返すが、前田さんが思っている以上に、一人前の女優になるのは過酷な道だ。
堀北真希や武井咲といったライバルと同じことをやっていては、決して前田さんは勝てない。

だからこそ、私は言いたい。

堀北や武井が持っていない、別の付加価値を身につけるべきなのだと。


◆前田敦子が だれにも負けないもの◆

前田敦子「NY留学してみたい」
http://www.oricon.co.jp/news/confidence/2016172/full/

このインタビューで前田さんは、留学したいと話している。
どこまで真剣に考えているのかは知らないが、
自分に新たな付加価値を付けようと思っているのであれば、その方向性は間違いではない。

たとえば語学を身につけたらどうか。
堀北真希であれ、武井咲であれ、英語ができるという話は聞いたことがない。
つまり前田さんも、やりようによってはライバルに対して優位を確保できるのである。

国際女優の仕事となると、生半可な語学力では勤まらないだろうが……
ある程度の英語力がつけば、海外取材モノのリポーターの仕事などが入ってくる
(たとえば「世界ふしぎ発見!」のような番組)。
また、比較文化論のような勉強を(適当にでも)すれば、コメンテーターの仕事にも挑戦できよう。

あるいは、ダンスで鍛えた体力を生かして、格闘技を身につけたらどうか?
SF戦隊モノのピンクレンジャーの役など、彼女にぴったりだろう。
「あっちゃん」の知名度は、子供たちの間でも抜群である。
この写真のコスチューム姿とか、なかなか決まっていてカッコいいじゃないか。

語学やアクションに限らず、
ライバルが持っていない武器を、自分の付加価値として身につけていけば……
前田さんの戦いにも活路は見出せるということだ。

ちなみに、私の中で前田さんが大仁田と結びついたのは、全日プロ退団後の彼と境遇が似ているためだけではない。
メンタルの強さ、不屈の精神を、前田さんに感じるからだ。

AKBのトップスターたちが、ライヴのたびに過呼吸になるほど追い込まれているのは周知の事実だが……
前田さんはその過酷な状況下で、6年もトップの座に君臨してきた。
いくら秋元氏の猛プッシュがあったとはいえ、これは強靭な精神なくしてできないことだ。
AKBを足がかりにして女優になろうと、彼女なりに執念を持ってやってきたのだろう。

前田さんの執念は、堀北真希にも武井咲にも決して負けないはずだ。
そして、その強い想いは……
何があってもプロレスを捨てなかった大仁田厚に通じる。
顔をくしゃくしゃにして、しょっちゅう泣くところも、彼女は大仁田によく似ている。

  ◆   ◆   ◆

前田さんが一人前の女優として認められるのは、普通にやっていては難しいだろう。
同世代の競争相手に、資質の高い人が多すぎる。

それでも、もはや「秋元王国のプリンセス」ではない彼女が、
厳しい現実を理解したうえで挑戦するというのであれば……

ライバルたちに無い付加価値を身につけて、挑戦するのであれば……

その戦いは見るべき価値があるものだと思う。

光宗薫 = 北尾光司  やっぱりこんな結末をたどったスーパー研究生へ 

October 26 [Fri], 2012, 18:22
「 や っ ぱ り ね 」

本当にそれ以外の感想が沸かない。
決して彼女を責めるわけではなく、必然的結末という意味で。

光宗薫、AKB48活動辞退を発表「万全の状態で皆さんの前に立つ事が難しくなった」
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=2198295&media_id=54&from=home&position=7

「AKBはプロレスの亜種として論じるべき」
というのが私の主張だ。
プロレスというフィルターを通すことで、AKBはより本質がクリアに見えてくる。

たとえば長年トップの座を張ってきた前田敦子という人。
彼女のトップの地位を支え続けた背景については、
前田敦子=佐々木健介
と考えればいい。

かつて佐々木健介は、師匠である長州力の強烈な引き立てで、新日本プロレスのトップの座についたが……
その光景は、秋元康の猛プッシュでトップに立ち続けた前田敦子そのものであった。
前田敦子の表層はアイドルであるが、その本質は佐々木健介に他ならない。

では。
光宗薫はどうか。

「AKB光宗薫の挫折」という不幸な命題を、プロレスで解き明かすなら……

光宗薫=北尾光司

となる。


◆北尾光司とは?◆

北尾光司については、「元横綱双羽黒」と言ったほうがピンと来るかもしれない。
身長199センチの恵まれた体躯で、またたく間に番付を駆け上った彼は、23歳で横綱に昇進。
あの千代の富士の一人横綱時代に一旦は幕を引いた男である。
昇進後も優勝に届かなかった点は物足りないが、横綱在位8場所で13勝を1回、12勝を2回記録しており、その若さと資質から見て、大横綱への道は確約されていたかに見えた。

しかしこの天才は、栄光の未来を自ら棒に振った。
師匠・立浪との金銭トラブルが背景にあったとも言われるが、彼は(一説には大暴れの末)部屋を飛び出し、24歳の若さで廃業したのである。


◆「バンバン・ビガロ」と「スーパー研究生」 未来を閉ざした“特別待遇”◆

元横綱のネームバリューを持つ逸材を、マット界も放っておかなかった。
北尾は廃業から2年後、新日本プロレスの東京ドーム大会で華々しくデビューする。
心機一転、決断したはずのプロレス入り。
だがこのデビュー戦こそが、北尾のプロレス人生において、最初のつまづきとなった。
それは北尾が悪いとか、試合運びがダメだったとかいうことではない。
新日プロが、北尾を完全に特別扱いしてしまったことが問題だった。

まず、新人レスラーのデビュー戦が東京ドーム大会というのが異常だ。
しかもその試合が、トップクラスの外人レスラー、クラッシャー・バンバン・ビガロとのシングル戦というのも、まず考えられないことだし……
ましてやその試合で勝ちを与えられることなど、常識ではありえない。

新日プロとすれば、「元横綱」のビッグネームである北尾を、短期間でトップスターに仕立てるため、破格の待遇を与えたわけだが……
それは北尾のレスラー人生を、二つの意味で狂わせた。
ひとつは、下積みを通じてじっくりプロレスを学ぶ機会を失ったこと。
もうひとつは、過剰な特別待遇が、ファンの反感を買ってしまったことだ。
スター候補として売り出されたはずの北尾だったが、「プロレスは未熟にもかかわらず、特別待遇を受けている」と反感を買い、ファンのブーイングの的となってしまった。


光宗薫もまた、北尾と同様のプロセスで、AKBでつまずいた。
「元横綱」とは比べるべくもないが、モデルとしての実績を引っさげてAKBに参加した光宗。
他のメンバーとは一線を画した端正なルックスも、運営の期待を受けたのだろう。
光宗は“スーパー研究生”として異例の抜擢を受け、ドラマへの単独出演も果たした。

しかし……
こうした特別待遇が、大多数のAKBオタの反感を買ったのは、言うまでもない。
それぞれのファンが、自分の「推しメン」を応援している。
にもかかわらず、光宗ばかりがプッシュされるとなれば……
「俺の○○(推しメン)がプッシュされないのに、なんでアイツばっかり!」
と、不満を抱くのも当然だろう。

そもそもファンがAKBに求めるのは「少女たちの熾烈な競争」であり、特定メンバーへの露骨なプッシュが歓迎されるわけではない。
そのプッシュの成功例が、前田敦子や指原莉乃であるわけだが……
光宗は残念な失敗例となってしまった。

かくして大多数のAKBオタの反感を買い、固定ファンの獲得にも失敗した光宗は、今年の総選挙、なんと「ランキング圏外」という屈辱を味わった。
“スーパー研究生”としてプッシュされた彼女だが、順位すらつけてもらえなかったのである。
スター候補生だったはずの光宗だが、レスラー北尾と同様、過剰な特別待遇によって運命を狂わされたといえるだろう。


◆暴走したプライド◆

新日本でスターになり損ねた北尾は、他団体に戦いの場を移した。
しかし、ここでまた騒動を起こしてしまう。
マット界を揺るがした「八百長野郎発言」である。

相手とかみ合わない不穏な試合を繰り広げた挙句、自らリングを降りてマイクアピール。
「この八百長野郎!八百長ばっかりやりやがって!」
と叫んだのである。

この手の発言は、マット界におけるタブーの中のタブー。
衆人環視のもと、そのタブーを公言してしまった北尾は、この新しい団体をも追われることとなった。

プロレスの世界でスターになりそこね、元横綱のプライドを傷つけられた北尾。
「八百長野郎発言」は、まさに踏みにじられたプライドが暴走を起こしたともいえよう。


光宗薫もまた、「プライドの暴走」を露呈している。
今年の総選挙での惨敗後、彼女はGoogle+ でこんな書き込みを残した。
____________________

ずっと泣いててごめん。
悲しませてしまってごめんなさい。

最後、会場を睨んでしまってすみませんでした。八つ当たりです。

出直してきます。

自分はもっとAKB48に全てを捧げなければいけない。

けど明日からは絶対に負けない。
次は負ける気がしないです。
何でもする。
__________________

人気投票で惨敗したからといって、客に向かってガンを飛ばすこと自体、アイドルにあるまじき振る舞いである。
ましてファンが目にするSNSで、この戦闘的な書き込み。
アイドルイメージの形成において、決して好ましいものではない。
怒り、屈辱、焦り……
負の感情をむき出した書き込みは、彼女自身のアイドルイメージを壊してしまった。

モデルとして実績を積み、スーパー研究生としてプッシュを受けながら、まさかの惨敗を喫した光宗。
彼女が受けた屈辱には、はかり知れないものがあっただろう。
だからこそ、光宗のプライドは暴走を起こしてしまったのだ。


◆もてあました才能◆

相撲とプロレスは受け身の違いに始まり、技術体系が根本的に異なる。プロレスに転向した力士が挫折する例は後をたたない。
特に北尾は、大相撲で頂点を極めただけに、プロレスへの適応は返ってよけいにハードルが高かったのだろう。
北尾が天才力士だったことは誰もが認めるところだが、プロレスでは才能を持て余してしまったのは否めないところだ。

光宗薫もまた、「神戸コレクションモデルオーディション」でグランプリを獲得し、モデルとして活動してきた。
北尾同様に、他ジャンルでの実績を積んできた存在である。

モデルとして評価された彼女に、才能がなかったわけではあるまい。
AKBという環境で、自分の力を生かす術がなく……
彼女もまた、才能を持て余してしまったというべきだろう。


  ◆  ◆  ◆


AKBでの無残な挫折。

心身を病んでしまった光宗薫は、気がつけば骨と皮だけになってしまっていた。

トリガラのように痩せ細った光宗薫は、壊れた夢の残酷さを物語っている。


それでも私は、苦悩して生きる人間という存在に対し、希望を捨てたくはない。


挫折が明日への糧になるのだと信じていたい。


だから、声を大にして光宗薫にいいたいのだ。








ごはんを食べろ。

指原、ヒップアタックしろ  プロレス論から観るAKB48 

June 19 [Tue], 2012, 18:19
HKTさしこ、決意表明「AKBに戻りたいなんて言わない」
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=2054413&media_id=54


外野からAKB48を眺める人間が、共通して覚える違和感があるように思う。
それは・・・
「なぜこの娘が人気上位なの?」
「なぜこの娘が猛プッシュされるの?」
という、どうにもしっくりこないモヤモヤ感のことだ。

その違和感を、「これでもか」と感じさせてくれたのが、前エースの前田さんだった。
とにかくもう、見れば見るほど、アイドルスターとしての華がない。
しょっちゅう泣くわりには、泣き顔がいまいち美しくないのもしんどい。
そんな彼女が猛プッシュされ、エースの座に君臨する光景は・・・
新日本プロレスの長州政権末期で、佐々木健介がゴリ押しされた黒歴史を思わせた。

国民的アイドルグループにまで巨大化したAKBには、
前田さんはいかにも貧相なエースだった。
組織の規模に、個人の器が追いついていなかったのだ。

「この規模の集団で、前田さんをエースにしとくのは、どうにも無理があるだろ」
と、他人事ながらモヤモヤして見ていたところ・・・

さすがは秋元氏。
まさに絶妙のタイミングで「前田卒業」を発表してきたのである。
(建前上は前田さん自身の決断ということになっているが、
巨大グループのトップ人事など、アイドル個人の判断で動かせるものではない)

前田さんをトップに置き続ける違和感や、そこから発生するデメリットが、これで解消される。
なおかつ、今回の総選挙を回避させたことで、
彼女は「2011年総選挙1位」を最終の経歴として、AKBを出ることができた。
いわば「勝ち逃げ」をさせることで、前田さんのステータスを落とすことなく、
エース交代を成し遂げたのだ。

さすが秋元氏である。


ようやく前田さんが消えて、とりあえずはトップとして不足のなさそうな大島さんがエースとなり、ようやくAKBへの違和感が消えた
・・・かに見えたのだが・・・
またしても、新たなモヤモヤ感を生む、新星が現れた。

露骨な猛プッシュで、総選挙4位に躍進した、指原さん。

「またか・・・またAKBは、俺たち一般層をモヤモヤさせるのか」
テレビの前で、思わずため息が出た。

指原さんには悪いが・・・
なんで彼女が猛プッシュされるのか、全くわからない。
彼女がなんでアイドルになれたのかすら、わからない。
田舎のスーパーでレジ打ちでもしてるのが、ピッタリの女の子。
AKBよりジャスコにでも就職したほうがよさそうに見える。

・・・と、違和感満々で成り行きを見ていたところ・・・
元カレの暴露スキャンダルで、彼女はいきなり窮地に陥った。


しかし、ここで秋元氏が振るった采配が、また絶妙だった。

指原さんをHKT48へ移籍させるという、電撃的な措置をとったわけだが、
これは危機をプラスに変える最高の妙手であろう。
ぱっと挙げるだけで、以下のような効果が考えられる。

1.指原がさらし者となる反面、それが話題性を生み、メディアが食いつく。
 (さっそく今日の歌番組で特集が組まれるという、段取りのよさには恐れ入る)
2.全国区となった指原を送り込むことで、知名度が低いHKTのテコ入れが図れる。
3.失態を犯した指原だが、AKBを離脱させられたことで返って同情が集まり、
  ファン離れを食い止めることにもなろう。
4.傷ついた指原が、HKTでどう新境地をひらくかという、ドラマ性も生まれる。
5.九州は指原の故郷でもあり、心機一転、イチから活動するには最適の場所だ。

アイドルにとって致命的な男性スキャンダル。
そのマイナスを覆すどころか、これだけのプラス効果を生み出す。
これを妙手と言わずして何と言うのか。
秋元氏の知恵には敬服せざるを得ない。


指原さんという人に、アイドルとしての魅力はまったく感じない。
前田さんにも共通することだが、そもそも女性としての華がないんだもの。
AKB以外のアイドルと比べれば、よく分かる。
綾瀬はるか、長澤まさみ・・・
こうした面々とは、女性として、もう最初から勝負にならないだろう。

それでも・・・
秋元氏の妙手で、再起のチャンスをもらった指原さんには、注目したいと思う。

移籍というのは大いなる賭け。
それはプロレスでも同様だ。
移籍によって輝いたレスラーもいれば、光を失った者もいるが・・・

指原さん。
あなたには越中詩郎という、すばらしいお手本がいるじゃないか。。
フォト
馬場の全日本で将来像を描けなくなった越中は、
猪木が率いるライバル団体・新日本に移籍。
外様としての苦渋をなめるも、高田伸彦(現・延彦)との名勝負で一躍大ブレイクし、
新日本に確固たる居場所を築いた。

そして空手道場「誠心会館」との熾烈な抗争を経て、「平成維震軍」を旗揚げ。
新日本という大所帯において、外様でありながら、一軍を率いる「将」となったのである。

指原さんが本当に覚悟を決めて、
「もうAKBに戻る気はない。HKTでがんばる」というのであれば、
日の丸ハチマキをして、「侍」と書いた白袴をはいて、
あの伝説の「覇」の旗を振り回せ。
そこまでやって、ファンは初めて「指原は越中級に気合が入っている!」と、認めてくれるんだよ。
まずは気持ちを見せることだ。

というわけで・・・
指原さんこそ越中詩郎を手本にし、反主流の立場でゲリラ的な活動を展開すべきなのだ。


指原!
人生ヒップアタックだ!
侍パワーボムで決めろ!

(あれ?いつの間にか応援してる俺って・・・?)

やはり 前田敦子は佐々木健介だった 

March 25 [Sun], 2012, 18:15
あっちゃん、AKB卒業へ…「私なりに頑張った6年半でした」
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1963694&media_id=54


にわかAKB評論家として、前田さんは極めて「論じやすい」素材だった。

◆もしAKB48がただのバブルであることを国民が知ったら
 http://yaplog.jp/writeroshigoto/archive/53
◆前田敦子 = 佐々木健介 〜〜〜プロレス論から観るAKB48
 http://yaplog.jp/writeroshigoto/archive/54

今回の卒業については、急な印象はあるものの・・・
「やはりエースをスイッチしてきたか」というのが率直な感想だ。

前田敦子という人の本質を一言で表すなら、やはり「アイドル界の佐々木健介」と言うほかない。

かつての新日本プロレスは、アントニオ猪木が一線を退いたあと、長州力が現場の実権を握った。
その長州は当初、猪木の直系というべき若手集団「闘魂三銃士」の売り出しに成功。
武藤敬司、橋本真也(故人)、蝶野正洋の三人は名実ともにトップレスラーに成長し、
テレビ放送は深夜であるにもかかわらず、全国区のスターとしてのバリューを獲得した。

ところが・・・この後、長州がレスラーの売り出しに露骨に私情を挟んでいく。
ここから、話がおかしくなった。
長州政権末期になると、彼は自身の愛弟子にあたる佐々木健介を猛烈にプッシュして
新日本プロレスのエースの座につけた。

練習熱心な努力家として知られる健介だったが、
闘魂三銃士と比べ、どうにもスター性に乏しく、プロレスファンの心をつかむことができなかった。
加えてその破格の出世が、師である長州のエコヒイキであることは一目瞭然だったため・・・
むしろトップに立ってから、健介は評価を落としてしまった。

数年間、新日本のトップの座についた健介だが、「健介時代」を築くことはついにできず、
2002年末に新日本を退社した。

思うに、健介が小さなインディーズ団体のエースであれば、こんな悲劇は起きなかった。
衰退著しいとはいえ、新日本プロレスは業界第一位。
深夜とはいえテレビ放送もついている、メジャー団体だ。
スター性に欠ける健介には、新日本のエースはどうにも荷が重かった。
個人の器が、団体の規模に追いついていなかったのだ。


これと同じことが、AKB48の前田敦子にも言える。
当初のAKBは、小規模なマニア向けアイドルだった。
すなわちプロレスでいうところのインディー団体であり、前田さんがトップでも不都合はなかった。
ところが秋元康氏のプロモーションにより、AKBはあれよあれよと日本のトップアイドルグループになってしまった。
「マニア向けアイドルグループ」のトップとしては不足のなかった前田さんだが、
「国民的・巨大アイドルグループ」のエースともなれば、明らかに荷が重すぎた。

秋元氏も、彼女にエースらしい実績を作らせようと、あらゆる工夫をしたのが見える。
しかし、前田さんが主演した「イケメン☆パラダイス〜2011」などは大コケしている。
(成功したドラマの続編に満を持して登板させて、この結果だ)
コアなファンに守られていないフィールドで、実体価値が暴かれてしまったと言わざるを得ない。

長州政権下でトップに立った健介も、まったく同じ。
IWGPヘビー級王者となっても、真夏のリーグ戦「G1クライマックス」を制しても、
真のスターにはなれなかったのだ。

とにかく、本人と所属母体のギャップといい、露骨な売り出しと、そのコケかたといい、
前田さんはあまりにも佐々木健介だった。
どうしようもないほど佐々木健介だった。
よって遠からず、巨大化したAKBにふさわしい本格派素材をエースに持ってくるだろうとは、思っていた。
このタイミングで、エース交代とは思わなかったけど・・・

  ◆  ◆  ◆

ここで、まず「次のAKBのエースは誰になるか」という問題が生じる。
しかしあれだけの巨大グループのエースとなれば、そう簡単には勤まらない。
秋元氏のことだから、青写真は持っていることだろうが・・・
おそらくは高橋みなみ辺りを中心に、複数スター性をしいて時間を稼ぎつつ、
本格派のエースを育てていくのだろう。

そしてもうひとつの問題は、ソロになった前田さんの今後だ。
前田さんが新日時代の健介と違ったのは、所属母体であるAKB自体は極めて順調だったことだ。
AKBの看板が消え、付加価値がつかなくなるわけだから、自分の実体価値で勝負していかねばならない。
これは彼女や周囲が思っているよりシンドイことに違いない。

新日本をやめた健介は、妻・北斗晶の内助の功により、メディアを味方に付けて新境地をひらいたが・・・
前田敦子は新境地をひらくことができるか?
彼女の戦いは、これからはじまる。

前田敦子 = 佐々木健介 〜〜〜プロレス論から観るAKB48 

January 11 [Wed], 2012, 18:12
◆前田敦子、役者業への不安を吐露「AKBのときより大きい」
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1873166&media_id=54

>人気グループ・AKB48の前田敦子が10日、神奈川・横浜市内の緑山スタジオで行われたドラマ『最高の人生の終り方〜エンディングプランナー〜』(毎週木曜 後9:00 TBS系)の制作発表会に出席した。
>【写真】共演の榮倉奈々、反町隆史らキャストが出席


このドラマのCMで、前田さんと榮倉奈々がならんで出ていたが、
率直に言って、前田さんにはかなりむごい仕打ちだったと感じる。

榮倉と並べられたとき、前田さんの「見劣り感」は、どうにもゴマカシようがなく……
AKBのエースでありながら、榮倉の引き立て役にすら見える。

前田さんの顔が悪いとはいわない。
一般人の中に入れば、まあカワイイ部類ではあろう。
ただ、人間の顔というのはあくまでバランスというか。
パーツひとつひとつは悪くなくても、配置がセンターに寄りすぎなんだよな。

正直、アンチAKBを生む要素として、この前田さんがエースであることは大きい。
他のアイドルたちと比べ、どうにも見劣りする彼女が、
「AKBのエース=日本のアイドルのトップ」として、過剰に持ち上げられている……
これに対する反動が、バッシングやアンチの発生につながっているのだろう。

【補足】もしAKB48がただのバブルであることを国民が知ったら
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1744817917&owner_id=13210647

プロレスでも、似たようなことがあった。
かつての新日本プロレス(長州政権末期)で、
佐々木健介が強引なプッシュを受け、エースの座についていたのだが……
闘魂三銃士(橋本真也、武藤敬司、蝶野正洋)と比べ、スター性に乏しい彼は、
プロレスファンの非難の対象となった。

前田さんの現状は、当時の健介に酷似している。

プロデューサーの秋元氏が、なぜ彼女をエースに置き続けるのか。
正直、疑問ではある。
AKBが国民的ユニットにまで巨大化したいま、それにふさわしいスケールの人材を、
新たにエースにすえるべきだろう。

あれだけ女の子がウジャウジャにいるのだから、他に人がいないわけでもあるまい。
たとえば高橋みなみだっけ?彼女あたりにでもスイッチしたほうが、まだマシな気はする。


◆【レコ大】大賞はAKB48「フライングゲット」 秋元康も涙浮かべ「夢は叶うんだということを彼女たちが証明してくれた」
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1864656&media_id=54

秋元さん、本音はこうでしょ。
「俺のマーケティングがあれば、どんな素材でも大スターにできると彼女たちが証明してくれた」

まあ、このレコ大も形骸化して久しいが……さすがに今回のAKBの大賞受賞には議論があった。
レコ大の公式サイトでは、大賞についてこう定義している。

>作曲、作詩、編曲を通じて芸術性、独創性、企画性が顕著な作品とする。(1)
>優れた歌唱によって活かされた作品で(2)
>大衆の強い支持を得た上、(3)
>その年度を強く反映、代表したと認められた作品に贈る。 (4)

これらの条件のうち、後半(3,4)については、AKBはじゅうぶんに満たしている。
あれだけ売れたのだから、「大衆の強い支持」を受けたのだろうし、
「その年度を強く反映、代表した」といえるだろう。

問題は前半のふたつだよな。

>作曲、作詩、編曲を通じて芸術性、独創性、企画性が顕著な作品とする。(1)
>優れた歌唱によって活かされた作品で(2)

レコ大選考委員の皆さん、元気ですかーーッ!!
↓↓↓
フライングゲット
http://www.youtube.com/watch?v=WdhMjzfg6-k&ob=av3e

レコード大賞がギャグだと満天下に知らしめるなら、
むしろ「上からマリコ」に大賞をやったほうがよかったんじゃないか。

もしAKB48がただのバブルであることを国民が知ったら 

July 02 [Sat], 2011, 18:09
AKB48の前田敦子が「情熱大陸」に登場!「わたしは嫌われやすい…」カメラの前で初めて語るトップアイドルの本音
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1656466&media_id=14


こないだマイミクさんとも話したんだけど、
正直、この前田さんという女の子がカワイそうになってくる。

前田さん、あなたが決して「嫌われやすい」タイプなんじゃないんだよ。
実際の価値以上に持ち上げられすぎていて、その反発が来ているだけ。
で、それはAKB48全体にも言える事なんだ。


「もしドラ」作者の岩崎夏海氏は、AKBプロデューサーの秋元氏とも関わりのある人物だが、
彼は自身のブログで「AKB48がヒットした本当の理由」と題し、こう述べている。
http://d.hatena.ne.jp/aureliano/
(2010 4/7分)
_______________________

ヒットの最大の理由は、これは本当に誰も不思議なくらいに語らないのだけれど、秋元康さんの曲作りというというのがある。(略)
これについてもう少し具体的に語ると、例えば「夕陽を見ているか?」という歌があるのだが、この歌がメンバーに及ぼした影響は本当に大きい。(略)

「夕陽を見ているか?」の中にある言葉が、峯岸みなみにとっては忘れることのできないものなのだという。(略)
この歌を歌う時はいつも泣きそうになったのだけれど、それと同時に、何か言いようのないカタルシスを味わってもいたという。

そんなふうに、歌にシンクロするという体験が、彼女のクリエイティビティに及ぼした影響は計り知れないと思う。多感な時期にこの歌の歌詞に寄り添うことによって、彼女は表現の神髄というものに触れる機会を得た。
そしてAKB48においては、そういう機会を得た人間は、彼女だけに限らないのである。あらゆるメンバーが、あらゆる楽曲で、「夕陽を見ているか?」の峯岸みなみのような体験をすることによって、表現者としての成長の機会を得ているのである。
_______________________

あの「もしドラ」の作者がここまで言うんだから、聴いてみた。

「夕陽を見ているか?」
http://www.youtube.com/watch?v=QQu6GB_ag24



あのさぁ、岩崎さん。
この曲がそんなご大層なものかね?

「夕陽〜が〜〜沈む空を見て〜〜 い る か!?!?」
というサビがさっぶいのはまだ許すとしても…

振り付けがこっ恥ずかしくて正視できないのも、まあ「こんなもんだ」と割り切るとしても…

純粋に歌唱力が低すぎる。
素人の女の子のカラオケに、毛が生えた程度のものでしかない。
(てゆーか、素人でもこれより上手い娘はゴロゴロいるし)

歌唱力の低さは、サビの合唱部分になると、いよいよ誤魔化せずに露呈してしまう。
もうほんと、中学の合唱部のレベルにも達していない。

別にAKBが嫌いではないよ。
もともとアイドル志望の女の子を集めて、そこから容姿などで絞り込んでいるだけなんだから、
歌唱力にそう多くは望めないのも分かる。

ただそうは言っても、世の中に曲を出すわけだろ?
熱心なファンには何枚も買ってもらうわけだろ?
だったらプロデュースする側は、最低限、プロの歌唱と呼べるレベルで歌わせなきゃ。

岩崎氏の言うように
「表現の神髄というものに触れ」「表現者としての成長の機会を得ている」のであれば、
それがパフォーマンスに反映されてなきゃウソじゃん。



社会現象にまでなったAKB人気。
売り方が上手いのは分かる。
上手くプロモーションをかけて、タレントの価値を大きく見せるのは流石だ。

ただ、いまの売れっぷりが、タレントの実体価値とはあまりにもかけ離れている。
正直、タレントの中身・実体価値に関して言えば、
AKBはモー娘。以上に「中身すっからかん」だと感じる。
この異常人気は、完全なバブルだ。

いまはまだいいだろう。
しかし、こんなバブルがいつまでも続くわけはない。

「もしAKB48がただのバブルであることを国民が知ったら」

彼女たちの本当の人生が、むしろそこから、試練の幕開けをするのだと思う。

ダライ・ラマと欲望世界 ――― MEMORY OF 2008 伝えたかった言葉 

April 10 [Sat], 2010, 19:19


「頑張ってください!!!」

僕の後ろで、興奮した年輩の男性が叫んだ。

「頑張って・・・」   僕はつられて言った。

遠く離れた日出ずる国で、人々と確かに目を合わせ、その手を一つ一つ握り締めて、ダライ・ラマは微笑み続けた。
「サンキュー」 と。

その案外に柔らかい手の甲に触れた時、僕は膝が震え、立っているのがやっとだったのを覚えている。

遠ざかる法衣を見送りつつ、僕は悔やんだ。
伝えたかったのは、「頑張って」 なんて言葉じゃなかった。
法王も、チベットの民も、十分すぎるほど頑張って生きてきたじゃないか。

じゃあ・・・
僕は自問する。
ダライ・ラマに、僕は本当は何を伝えたかったんだろう。


さて、エッチな話題に移ろう。

仏大統領夫人のヌード写真、落札者は中国人収集家!ネットで批判殺到―中国
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=458799&media_id=31

イイねぇ (笑)。あれくらいの美女なら、僕もぜひ見たい (動画ならなお良し)。

落札者が中国人というのも、中国が経済覇権国としてのし上がった今の時代を、反映している。

チベット大虐殺2008 ――― 日本人は、沈黙する為政者の姿に、母国の真実を観た。
日出ずる国は、ビジネスと利権でまんまと釣られ、中国にどっぷり深入りした。
中国に逆らえば、この国の経済は死ぬ。
日は、また沈む。

これは中国の奴隷というより、突き詰めれば 「欲望の奴隷」 という事だろう。

中国を動力源として動く、強大な欲望循環システム。
どんなに醜かろうと、僕らはこの汚濁した世界で生きていくしかない。
餓鬼道さながらの世で、あえぐ様に生き……永遠に真実を観ることなく、食浴、物欲、性欲に堕ちていく。
ああそうとも。遠い国の戦争よりも、サルコジの奥さんのハダカの方が大事さ。
同じように、天下を牛耳る者にとっては……命よりも人よりも、富と覇権が大事なのだ。

欲望追求世界は常に矛盾のはけ口を求め、名も無き人々が、今日も射撃ゲームの的になる。

間違ってる!

誰もがそう思う。
だけど、この汚れた世界から、誰も引き返す術を知らない。
武装警察に打ちのめされ、キャタピラに巻き込まれるチベット人に……僕らのできることとはなにか。

あの日の僕が、ダライ・ラマにかけたかったのは、励ましの言葉なんかじゃなかった。

どこまでも醜く、どこまでも蒼いこの星の片隅で、僕は願う。

猊下よ。

この汚れた星にあって、行き場をなくした人々をあたたかく迎える、希望の灯であってください。

ある時は弱肉強食に涙し、ある時は欲望に溺れる ―――
答えをなくした人間の頬を、知恵と慈悲の両手で包んであげてください。