新宿、そこはパッパラパラャCス!!スタジオクーカ展

November 19 [Mon], 2012, 18:08
いま大人のサーファーが増えている、とラジオで聞いた。
私は海が好きな割りになかなか行けていないのだけど、サーファー歴18年のDJジョージカックルが言うから、きっとそうなんだろう。
夫婦で毎日海にくりだして、幸せです、というリスナーのメールも紹介されていた。
なんてタイムリー。
前日、新宿でおじいさんおばあさんのサーファーを見てきたばかりセサミストリートのキャラクターファンクロッカーのようなおじいさんは海で桃を見つけたものの怪しんで、セサミストリートのキャラクタージプシーのようなおばあさんと相談。
捨てておこうという話になるが、犬が結局運んできた桃から、生まれたのは桃太郎。
しかもみかんが好きののぼりを背負ってる。
前日の土曜、新宿のギャラリーで見たのは、人形劇テキトー版桃太郎。
平塚の障がい者施設スタジオクーカの皆さんが、めいっぱい魅せてくれたパフォーマンスの一本だ。
気になる素敵な人形たちは、スタジオの利用者さんが描いたキャラクターからできている。
人形劇テキトー版西遊記もあり、最初からもう最高な気分。
西へは行きませんと言うのだからstudioCOOCAのパッパラパライス201210月16日から21日までの絵を中心とした展示は、最終日前夜、ハイライトを迎えていた。
50、60人ぐらい集まってるだろうか。
地下一階のギャラリーは老若男女わいわいと、祭りのような熱気あり。
約100坪という空間は、60名ものアーティストの作品たちと、お客さん、アーティスト本人、そのご家族でいっぱいに。
パフォーマンスパーティということで、入場無料が申し訳ないぐらい、美味しいご飯をいただきつつ、新しいわくわくするアートを見せてもらってるパフォーマンスは、中野暢子さんの詩の朗読で始まった。
たったひとり暢子さんがステージ中央に座り、細いけれど温かみのある声で読んでくれる詩は、ぽつぽつと春の雨のように降り注ぐ。
虹をかけるよ詩の一節を暢子さんLOVERS さくらが言葉にすると、本当にかかってほしいみんながそう願ってしまう、世の中で一番見守りたいやわらかさが生まれる。
紙芝居の公演もあると聞いて、へえ、なつかしいねえ、なんてのんきに思っていた私と友人は、驚いた。
スタジオクーカの絵本作家さやかさんが制作し、読み上げたピヨンジュとオレ三世の大冒険シリーズ、中華料理大対決に驚いた。
前から3列目に座っている私たちも時々見えないぐらいとても細かい絵と、チャーミングなキャラクターたち。
ひよこのピヨンジュ、うさぎらしいオレ三世が、いい食材を求めて中国へ。
パン4兄弟と大海老をかけて、料理の鉄人も仰天の対決が始まる一人何役も、声色を巧みに使い分けるさやかさんの演技力もものすごい。
大きな舞台ほどボルテージが上がるそうだ。
そしてラストのライブペインティング。
ステージ左に215メートルかそれ以上のペインティング作品がある。
自然界のうねりのような力強い線が、キャンバス一面を埋め尽くしている。
その隣に、新しいキャンバスが置かれ、見ている私たちお客、利用者さんたちにもおもちゃのようなものが配られた。
マラカス、野球のミニバット、ハーモニカ、古今東西いろいろな音の出るものが行きわたり、スタジオクーカ社長のアフリカンドラム演奏に続いて、みな思い思いに鳴らし始めた。
最初はこれどうするのと控えめだったおばさまも、本当に謎な竹楽器を持たされた私も、みんなとにかく鳴らして、本日最後のアーティストを迎えようというところオーバーオール姿の大野晋平さんが、観客席の方から照れくさそうに登場。
藷ケ着も似合いそうな、大きな青年だ。
ステージではスタッフの方が絵の具や筆を用意して待っているが、音楽の大きさか人の多さに驚いてか、ステージに上がろうとしない大野さん。
誰が声をかけたり、付き添ったりするわけではない。
社長もみんなもそのままにぎやかに音楽を続け、大野さんにいっぱいのエールを送る。
ステージにもう一人スタッフが上がり、撮影しながらいっぱいの笑顔を送る。
大野さんは行ったりきたりを何度もくりかえし、10分以上経っただろうか、ようやくステージに上がると、筆を受け取った。
キャンバスの左端から、鮮やかな色の文字がぐるぐると重ねて描かれる。
手のひらサイズぐらいのひらがなが5、6文字。
どれだけ勢いよく来るのか見入っていると、そこで大野さんはまた観客席に引き返してしまった。
ステージに来ても、時々ガッツポーズで豪快にジャンプも見せてくれるが、なかなか筆をとろうとしない。
数十分かけて、気分が乗ったら描く、降りるを何度かくりかえすことで、キャンバスの文字はだんだん絵のようになっていったが、彼が時々音に耳をふさいだりして観客席をもどかしく歩いてるのを見るのは、正直少しつらかった。
絵は本当に気が乗ったときに描きたい。
自分もそうだから、気持ちがわかる気がする。
それでも音楽は止むことなく、スタッフはにこにこと励まし続け、彼がキャンバスの半分まで描けたところで、パフォーマンスは終わりとなった。
大野さんの調子がいまいちだったところ、急きょがんばってもらったと聞いて複雑だったけれど、ふと思った。
出演したからには、本人もある程度の作品を残せる、お客さんにもスタジオのみんなにも楽しめる着地唐ccくりたいこの努力がスタジオクーカの強さかもしれない。
利用者さんアーティスト。
その個性を最大限に引き出して、旅芸人のようなこなれたイベントづくりでどんどん私たちを引き寄せてしまう。
このパッパラパライス展のサブタイトルはこれがとってもとくいです。
私も負けずにとくいなことに出会い、彼らのように幸せな時間を持とう。
毎日じゃなくても海にくりだして、絵を描いて。
studioCOOCAのパッパラパライス2012これがとっても得意です2012年10月16日火10月21日日アートコンプレックスセンター新宿で終了スタジオクーカクーカブログ今回の展示イベントも近日アップ予定とのこと
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