秘を孕む朝

May 28 [Wed], 2014, 0:56

うつむくなと、
心配をするアノヒトが、L君に似てるねと
言うので、それともなくコーヒーを。

オレンジの灯に陰がぐんと伸びて行き、
ソノヒトの前で僕の影が揺れる、
不安になって、少し歩みをゆるめる。
見上げれば空、あいさつの交う、やかましい朝。
もう足跡も無い。

ああ、僕は、ヨソノヒトを見て、ご愛嬌
むすっとして、いいでしょう。
罪悪感などいらない。もっと快感を欲しがれ、
為す術。それらは、忍耐を称える。

かおあげよと、
心配をしたアノヒトが、ふいに消えてなくなって
思い出す。哀歌はむなしい、ただ足早に。

月灯りで地面へもぐればくらやみに、
ソノヒトの影があくまに手を振る
不安よりソノヒトの顔に振り返す平。
見上げれば空、ひとゆき交う、ひそやかな朝。
まだ足跡は濃い。


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