男女の仲に厳しいインド

January 16 [Sun], 2011, 19:32
 インドに行って驚いたことの一つは、街行く人は圧倒的に男性であること、一緒に行動する若い男女をめったに見かけないことでした。同じアジアでも男女混合で遊ぶのが普通のフィリピンとは大違いです。

 実は、インドでは、一般的に男女交際に厳しく、日本や西欧と比べると自由恋愛ではなく親が決めた相手と結婚するのが当たり前だそうです。そのため、女性は女性同士、男性は男性同士でつるむことが多いのです。公衆の面前で手をつないだり、キスをしたりすることは許されず、見つかると警察が飛んでくることもあります。家族以外の男女が一緒に歩いても大丈夫なのは結婚している場合のみだそうです。インド人の通訳の方から聞いた話では、インドでは「公衆の面前でイチャイチャすること=動物のようではしたない」という価値観があるそうです。

 その一方で、ボリウッド映画や音楽のビデオクリップでは、ラテン系も顔負けのセクシー且つ濃いダンス&衣装の連発で、「これ流しても大丈夫なの?」とビックリするほどです。ちなみに同じ文化圏のネパールやスリランカなどでも受け入れられているようです。

 現実の社会とエンターテイメントの格差が大きい社会なのですね。ファンタジーは許されるということなのでしょうか。

どこまでも追いかけてくる土産物屋

September 14 [Tue], 2010, 21:57
 インドでもっとも衝撃だったことは、土産物屋のしつこさです。
 これまでにも複数の国で、子供から大人まで色々なタイプの土産物屋に出くわしましたが、「どこまでもついてくる」、「何種類も売りつけてくる」という点では、インドがダントツです(笑)。

 観光地の出入り口には必ずといっていいほど、土産物屋が待ち構えています。ビニールシートを広げて店を構えているのは普通ですが、複数の商品を持った売り子が5人から10人ぐらい近づいてくるのです。しかも、彼らはこちらをすぐに日本人と見破り、「コンニチハ」、「アリガトウ」、「チズ(地図)」、「オミヤゲ」、「ヤスイ」、「ヒャクエン(100円)」など、どこかで身に付けた日本語の商売用語を操りながらアタックしてくるのです(苦笑)。

 一般的なお土産は、ポストカードや地図、ガイドブック、おもちゃ、うちわなどで、ガイドブックは日本語版もあります。値段は、観光客価格かもしれませんが、うちわだったら100円前後、ポストカードは10枚×3セットで400円前後です。

 しかし、一回道端で買ってしまうと、なかなか抜け出せなくなります。
 同じ人が次から次へと別の商品を売り付けてくるのはもちろんのこと、別の土産物屋も「買ってくれるかも」という期待を抱いて、一斉に寄ってきます。早足で歩こうが、反対側の通りに行こうが、「いらない」と言おうが簡単には引き下がりません。車に乗っても、窓越しに必死にアピールしてきます。あの商売魂には脱帽でした(苦笑)。

 結局私はポストカードだけを購入しました。

 
 山積みになった土産物 

 
車に乗ってもあきらめず、アピール

 

インド・カレーのお味は・・・

August 17 [Tue], 2010, 21:46
 インドといえば、カレーということで、滞在中2回食べました。
  
 実は、私は激辛料理がだめなのと、香辛料が強い料理を食べると、お腹を下すので、正直、最初はインドのカレーを進んで食べる気はしませんでした。出張で行っていることもあり、具合を悪くするわけにはいかなかったので、最初の頃は無難な洋食を食べていました。

 2日目にガイドの紹介で、とうとうカレーの有名店に行くことに。
 お代わり自由のコースで、取りあえず主要なカレーを運んでもらい、皆でシェアすることになりました。

 そして、出てきたのは、野菜のカレー、マトンのカレー、豆のカレー、キーマカレー。

 

 味の方は、確かに辛いけれど、耐えられる辛さ。一番辛かったのは、野菜のカレーでしょうか。好評だったのは、マトンのカレー。マトン独特の臭さがなく、コクがあって、無理矢理例えれば、「ビーフシチュー」を食べているような感じでした。

 「やっぱり本場のカレーは違う」と上司たちは、マトンのカレーばかりをお代わりしていました。あの味は日本のインド料理屋では食べられないですね。

 出発日先日もアラカルト数品とともに、カレーを食べましたが、やっぱり注文したのはマトンのカレーでした(笑)

初めてシク寺院に行きました

July 21 [Wed], 2010, 23:26
デリー滞在最終日に、ドライバーの案内でシク教徒の寺院である「バングラ・サヒブ」に連れて行ってもらいました。

 中心部のコンノート・プレイスから車で5分ぐらいの場所で、ローカルなムード満点。寺院の周辺には小さな店が並んでいます。

 寺院には外国人も気軽に入ることができますが、最初に外国人観光客用の部屋で説明を受けなくてはいけません。また、寺院の中はガイドが付きます。

 シク教徒といえば、ターバンで有名ですが、寺院の中はターバンをかぶった男性が多くいます。女性はイスラム教徒のように、スカーフで頭を覆っています。とにかく頭は隠さないといけないようで、私たちも支給されたバンダナで頭を隠すよう言われました。

 寺院の中は土足厳禁で、外国人観光客は説明用の部屋に、信者は寺院入口前で靴を預けなくてはいけません。さらに、寺院の中に入る前に水で足を清める必要があります。

 

 シク教もイスラム教と同様、神の偶像化は禁止で、寺院の中には絵画や銅像は一切ありません。中央の少しだけ華やかなスペースに歌手と楽器を演奏する男性が座っているのみ。
信者はその周りを囲んで座っています。しばらく経つと、時計回りに中央のスペースの周りを歩き、スペースの奥にある場所でお祈りをし、退出していきます。私たちも5分ほど座った後、外に出ました。

 
  
 出口付近では、係員から餅米で出来たお菓子が支給されます。キリスト教徒が神父からパンをもらうのと同じような感覚でしょうか。

 外には大きな池があり、礼拝を終えた信者の中には中に入っていました。
 ちょうどお昼時だったため、日差しが強烈で、地面は足をつけていられないぐらいの熱さでした。

 

 説明の部屋に戻る前には、食堂を見学。ナンの製造をしていました。後で、皆で食べるようです。

 

 シク教のことは、日本で知ることは難しいので、今回は貴重な体験でした。ドライバーが連れて行ってくれたのですが、ナイスチョイスです。日本のガイドブックには載っていませんが、外国人観光客がひっきりなしに来ていたため、隠れた名所のようです。

インドの観光ビザ

June 21 [Mon], 2010, 21:51
急な話ですが、来月の頭に出張でインド(デリー)に行くことになりました。私にとって初のインド訪問になります。

 ということで、先週ビザ申請を旅行会社に依頼すべく、パスポートや写真の他に、申請書に必要な情報を揃えました。

 通常ビザ申請に必要な書類は、観光であれば、パスポート、写真、申請書1枚ぐらい。申請書に書く情報は、名前・住所・電話番号・性別・国籍・当該国への渡航歴・滞在目的・滞在日数・滞在場所が一般的です。

 しかし、インドの場合は、追加の情報が求められます。

 それは、何かというと−

1)両親・祖父母にパキスタン国籍の者はいるか
2)過去10年以内に訪問した国の名前全て
3)現在持つ国籍は生まれた時から持っているものか、後で取得したものか
4)他の国籍を取得したことはあるか
5)過去にインドを訪問したことがある場合、その時の滞在先
6)過去にインドを訪問したことがある場合、どこでビザを取得したか

 で、パキスタンとの複雑な関係やテロ対策の強化が窺えます。

 それにしても、過去10年以内に訪問した国全てを明記しないといけないというのには驚きました。私も上司も過去10年以内にかなりの数の国を訪問している(私の場合は、このブログで取り上げた国殆ど)ので、枠に書ききれなかったです(笑)。パキスタンの他に、マークされている国があるのでしょうか。私がよく行くラテンアメリカ・カリブ海諸国は大丈夫なのでしょうか。

 たぶん問題なくビザは下りると思いますが、こんなに色々聞かれるとは思わなかったので、ビックリしました。観光だからまだラクな方だと思います。ビジネスやその他のビザの申請だと、もっともっと色々聞かれるのでしょうね。


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