ドイツ人がスペイン語を学ぶ理由 

March 12 [Fri], 2010, 23:22
一昨日のセルバンテス・センターのクラスは担当の先生ハビエルがお休みだったので、代理でエスターという先生が来ました。

 エスターは来日してまだ1ヶ月で、日本の前はベルリンのセルバンテスにいたそうです。

 ドイツ人がスペイン語を学ぶ理由が気になったので、質問したところ、興味深い答えが返ってきました。

 1つ目の理由は、ドイツ人は旅行好きで、スペインやラテンアメリカに行く機会が多いからだそうです。スペインだったらドイツから数時間で行けるはずなので、観光客が多いのもうなずけます。

 2つ目の理由は、老後にスペインに家を買う人が多いからとのこと!特に、気候が温暖なスペイン南部で老後を過ごす人が多いのだとか。日本人からすると、なんと優雅な老後だろうと感じてしまうのですが、ドイツでは当たり前なのかもしれません。

 ドイツ人にとっての第2外国語はフランス語かスペイン語で、最近はスペイン語のプレゼンスが高まりつつあるようです。

 エスターがドイツ人のスペイン語学習者に抱いた印象は「熱心」。さらに、日本人と同様文法の細かい点についてもよく質問して来るそうです。

 私はドイツ語は話せませんが、スペイン語を通じてドイツ人ともコミュニケーションが取れるかもしれないと知り、ワクワクしてきました。
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ツインタワーの隣のショッピングモール 

March 10 [Wed], 2010, 23:22
スリアKLCCはペトロナス・ツインタワーに隣接する6階建てのショッピングモール。高級感漂う造りで、週末には大勢の客で賑わいます。



 入っているテナントは「ボディ・ショップ」、「ロクシターン」、「ZARA」などの欧米系のほか、ローカルなブランドもあります。全体的に値段は高めかもしれません。

 そんな中でも、人口密度が高いのが、激安シューズ店の「NOSE」と「VINCI」。この2店舗は他のモールにも入っていますが、とにかくデザインが豊富で破格の値段(日本円で1000円から2000円程度)なのです!

 また、フードコードには日本食もあります。マレーシア人にも日本食は大人気みたいで、結構にぎわっていました。

さらに、日本人にはお馴染みの「紀伊國屋書店」も入っています。雑誌も漫画も豊富な品揃えで日本への関心の高さが窺えます。若い女性は日本のファッションに興味があるようで、真剣に立ち読みしている人が結構いました。

 買い物目的なら、ブキ・ビンタン通りの方がオススメでが、ツインタワーの見学がてら寄るにはいいかと思います。




チリの地震について 

March 09 [Tue], 2010, 23:00
 ハイチの被災状況に胸が痛む中、今度はチリで地震でしたね。

 チリは日本と同様地震国として有名で、建物は耐震構造になっているそうですが、それでもあの被害ですから、揺れが相当激しかったことが窺えます。さらに、3回に亘る大津波で海辺の町が壊滅状態。津波は海を隔てた日本にも押し寄せ、決して他人事ではありませんでした。

 私としては、約1ヶ月前にイースター島に行ってきたばかりで、1960年のチリ地震による津波で壊滅的な被害を受けたモアイ像「アフ・トンガリキ」(日本企業の援助によって修復されている)を見学していたので、「今回の津波でまたもモアイ像が流されてしまうのではないか」と心配になりました。結局、イースター島には被害は及ばなかったようですが、イースター島とタヒチを結ぶ便はサンティアゴ発着なので、地震の直後に旅行していたら、予定通りに帰国できなかったかもしれません。

 最近のチリは「ラテンアメリカの優等生」といわれるほど、高成長を維持してきました。昔から知られていた銅だけではなく、水産物や果実の輸出が伸びていたのです。日本でもワインやサーモンがよく知られています。
 
 チリに行ったことがある人から話を聞くと、「サンティアゴは街が整然としている。地下鉄が発達している。日本みたいな印象」と言っていました。

 また、ついこの間には大統領選挙が行われ、その結果中道右派のピニェラ氏が当選し、新政権の下で成長経済をさらに進めようとしていたところでした。

 今回の地震の影響で、水産業も農業も大きな被害を受けたようです。テレビで見たときには、養殖場が悲惨なことになっていました。

 ハイチほど絶望的な状況ではないとはいえ、1,000人近くの人が亡くなり、200万人が被災しているとのことで、政権交替の過渡期に暗い雰囲気に包まれています。ピニェラ政権が最初に取り組むべきこととして、被害者の支援であることは言うまでもありません。

ESTA申請が有料化 

March 06 [Sat], 2010, 22:42
 旅行者に登録を義務付けられている「電子渡航認証システム(ESTA)」の手数料がこれからチャージされることになりそうです。

 ESTAは昨年の1月から開始。アメリカに入国する人はもちろん、トランジットで空港にいるだけでも登録要という旅行者には迷惑なものです。本システムの導入に至ったのは、2001年のアメリカ同時多発テロが要因でしょう。

 アメリカ旅行或いはアメリカ経由で第三国を旅行する人は、72時間までにESTAに個人情報を入力し承認を受ける必要があります。過去に入国拒否された人が却下される可能性が高いことはいうまでもありません。

 2年ぐらい前の記事でお話したとおり、私はLA経由でペルーを訪問した後復路NYからアメリカに入国しようとした時、トラブルで入管に拘束された経験があります。そのため、ESTAの承認を待っている間(1,2分ぐらい)緊張が走ったことは言うまでもありません。そんな心配は無用だったようで、結果はあっさり承認でした・・・。

 ただ、ESTAで承認を受けても、アメリカの入国審査が省略されるわけではなく、指紋を取られカメラで顔写真を撮影されます。以前と比べると待機時間がちょっと短くなった気がするだけです。
 
 ご存知のように、日本とアメリカは相互査証免除協定を結んでいます。ビザを取る必要がないからこそ、旅行者も多かったと思います。アメリカ側は「ESTAの手数料」といっていますが、日本を始め欧米諸国は「実質ビザ手数料」を猛反発。

 アメリカとしては、セキュリティにかかる経費を増税でまかなうわけにはいかないため、苦肉の策として、今回の案に至ったのでしょうが、アメリカ本国はもちろんのこと、トランジットでラテンアメリカに行くことが多い私としては、歓迎できませんね。

オフィス街の汝矣島駅エリアで友人を待ち伏せ 

March 04 [Thu], 2010, 21:32
汝矣島(ヨイド)駅周辺はソウルのオフィス街。観光客が多い明洞や若者が多い梨大・新村エリアとは打って変わって、近代的なビルが立ち並ぶエリアです。スーツ姿のサラリーマンとフェミニンなファッションに身を包んだOLが行き交います。目立つ建物は国会議事堂ぐらいです。

 ソウル最後の日、友人の仕事が終わる時間に待ち合わせしようということになっていましたが、当日朝から外出し、そのまま汝矣島駅に向かった私は、友人の連絡先を控えたメモをホテルに忘れてきてしまいました。

 「オフィスは国会議事堂、バス停の目の前で、近日中に地下鉄の駅が完成する」と言っていたので、その情報を頼りに取りあえず国会議事堂前まで行ってみることに。

 しかし、国会議事堂前には道路を挟んでオフィスが建ち並び、工事中の地下鉄の駅もそれぞれの道路に出口があるため、どっちに友人のオフィスがあるのか分かりません・・・。

 友人が5号線の地下鉄を使うと聞いていたので、そちらの駅に向かう人の流れを観察し、通り過ぎる人たちの中に友人がいないかをチェックしてみましたが、職場によって退社時間にバラツキがあるのは当然ながら、韓国企業は概して残業が多く、なかなかみんな帰らないらしいことに気がつきました。

 外に出てくるのは煙草を吸いに来た男性、食事に行くと思われる人ばかりで、友人らしき女性はいません。

 宿泊先のホテルに電話し、部屋にあるメモを読み上げてもらおうと、電話ボックスのタウンページを見るも、ハングルばかりで全く読めず・・・。

 そのうち日も暮れて、「このまま会えなかったらどうしよう」と焦りは募るばかり。

 そんな中、ふと友人が有名な自動車会社のグループにあたる金融関係の会社の所属だったことを思い出しました。

 そういえば、目の前にそれらしき会社がある・・・。

 しばらく待った末、8時頃勇気を出して受付に行ってみました。

 受付の男性に友達の名前を言うと、すぐにパソコンで調べてくれました。やった、確かに友人はここの会社の社員でした。

 その5分後、「よかった。連絡来ないから心配してた」と友人が下りてきました。友人によれば、受付の男性は、内線を回してきた時、「外国人が来ている」と動揺していたようです(笑)。

 いずれにしても、最後に会えてよかった。
 待ち時間は長かったけれど、韓国のオフィス街やサラリーマンを観察するのにいい機会だったかなと思います。

在日中国人の間で広まるキリスト教 

March 01 [Mon], 2010, 22:05
 在日外国人でキリスト教を信仰する人というと、フィリピン人やラティーノのイメージが強いと思います。私が通っていた学校の教会は、毎週日曜日にフィリピン人が集まることで有名です。

 最近は、元スペイン植民地出身の人々だけではなく、中国人の間でもキリスト教が布教しているようです。

 中国では宗教活動に制約があるため、大部分の信者は非公認の家庭教会に通っています。その信者はなんと、5千万人近くと言われています!

 日本国内では、日本人の配偶者や駐在員だけではなく、研修生・技能実習生にも信者が増えているとか。
研修生・技能実習生の場合、家族と離れ娯楽が少ない日本の田舎に配属されることが多いため、信仰に目覚めやすいのでしょうね。

 カトリックの場合、日本人の信者は減少傾向にあり、バチカンは頭を抱えているようです。これからは、在日外国人(特に中国人や韓国人)を対象とした布教活動になりそうですね。

ルンバを初めて踊りました 

February 27 [Sat], 2010, 21:58
今日のレッスンでは、ルンバを習いました。

キューバのルンバは、布を使ったり、サトウキビを刈るような動きであったり、男女の駆け引きを表現したり、アフリカ系の要素が強いダンスです。

 振り付け自体はそれほど難しくはありませんが、体全体を使って動くので、繰り返すとかなりの運動量になります。

 今日は寒かったので、ウォームアップにはいい運動でした(笑)。慣れてくると、キューバの街中やサトウキビ畑にいるかのような感覚に陥りました(笑)。これがさらに高度になると、一種のトランス状態に陥るのだと思います。

 先生が「ルンバを知るとサルサが変わる」と言っていましたが、キューバ人(特にアフリカ系)のサルサが特徴的なのは、ルンバの動きを取り入れているからなのですね。

 先週はソン、今週はルンバと、新しいダンスを習い、キューバの踊りの種類の多さ、奥深さを実感しています。

拡大する貧困層対象のビジネス 

February 25 [Thu], 2010, 22:14
昨日たまたま「ワールドビジネスサテライト」を観ていたら、バングラデシュの水ビジネスで奮闘する日本の中小企業の話が出てきました。

 最近は仕事で接する人々の間でもバングラデシュに興味を持つ人が増えてきている気がするのですが、やはり水ビジネスで同国との関係を強化したいと言っていました。

 私はバングラデシュの水ビジネスを「日本のために水資源を確保する」という視点で捉えていたのですが、番組を観て「現地の人に安全な水を販売するビジネス」ということを知りました。

 川に囲まれたバングラデシュは水資源が豊富だけれども、地下水のヒ素汚染が深刻な問題というのはかなり前の記事でお話したと思います。ヒ素に汚染されていなくても、川や池には人間に有害なバクテリアもいますし、下痢で病院に駆け込む人々が跡を絶ちません。

 日本の中小企業が開発したのは、ヒ素に汚染された水や池や川の濁った水を飲み水に変える粉。マグネシウム等で出来たもので、これと先述の水を混ぜるとあっという間に水が透明になるのです。

 価格は現地の生活水準に合わせてボトル一本20円。また、ヤクルトレディのように、村を回る販売員を雇用することで地元の貧困層の雇用にも繋がっています。

 同じような試みはヨーグルトで有名なフランス企業のダノンも始めています。中国製の機械の導入、現地で仕入れた牛乳を使用することで、設備投資・材料調達・輸送コストを抑え、40円でヨーグルトの販売が可能だそうです。材料調達面では農家の収入に貢献しています。ダノンはマイクロファイナンスで有名なグラミン銀行とも提携しているとのこと。

 こうした貧困層をターゲットとしたビジネスは最近注目を浴びているようです。あと、日本の中小企業がバングラデシュに押し寄せる日も遠くないのかもしれません。

イースター島といえばマグロ 

February 22 [Mon], 2010, 21:14
 絶海の孤島、イースター島の名物と言えば、マグロ。肉はチリ本土からの輸入に頼っていることもあり、魚は貴重な食料です。

 日本のように刺身で食べることはありませんが、ペルー料理と同様、マリネにしたセビーチェはポピュラーな料理です。

 3日間の滞在中食べたのは、マグロのステーキとクリームスパ。
 
 ステーキは肉厚でボリューム満点。ニンニクとソースのシンプルな味付けでマグロの風味が引き立っていました。

 

 パスタは、角切りのマグロがふんだんに入っていて、こちらも大ボリュームでした。

 

 イースター島の料理はおいしいと聞いていたのですが、確かに当たりでした。マグロの印象が強かったですね。

タイとモン族 

February 21 [Sun], 2010, 21:10
東南アジア諸国の中でめざましい発展を遂げているタイ。意外に思われるかもしれませんが、タイは移民の送出し国であると同時に、受入れ国でもあります。国境を接しているミャンマー、ラオス、カンボジアから不法移民や難民が入ってくるのです。残念なことに人身売買の被害者になってしまうケースもあるようです。

 ラオスからはモン族が入ってきます。
 モン族はクリント・イーストウッドの作品「グラン・トリノ」でも描かれているように、ベトナム戦争時にアメリカ軍に協力したとして、ベトナム・ラオス両国から迫害を受け、多くがアメリカに逃れました。

 ベトナム戦争が終結して30年以上経った後も、モン族にとってベトナム・ラオスは暮らしにくい場所なのか、タイに不法入国する人が跡を絶ちません。

 2009年12月にはタイ軍が約4400人のモン族の難民・移民をラオスの国境付近に移動させました。国連の接触を認めないため、そのうち何人が難民或いは経済移民であるのか分からない状況です。

 ラオス側は「帰国者に危害を加えることはない」と言っていますが、なかなか帰国したいという人はいないようです。

 この問題はモン族に対する差別・偏見に留まらず、ベトナム・ラオスとタイの経済格差も関係していると思います。ベトナムもタイに続いて急成長していますが、ラオスは産業基盤が脆弱で首都のビエンチャンでさえ活気があまりないので、タイへの憧れは膨らむ一方なのでしょう。

 周辺諸国からの不法移民の人身売買だけでなく、ミャンマーのロヒンギャ族への対応でも国際社会の批判を受け、頭の痛いタイ政府。モン族の問題も一筋縄ではいかないようです。
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