ラテン音楽が身近になったこの頃

June 18 [Sun], 2017, 19:31
 最近ルイス・フォンシがダディー・ヤンキーをフィーチャーして歌う「Despasito」をよく耳にします。ラテンチャートの上位に位置しているからというのもあると思いますが、出張先のウクライナでも地元の整体サロンでも耳にした時はラテン音楽がアメリカ大陸以外でも普通に聞かれるようになっていると感じました。

 このブログでも何度も取り上げましたが、30年ほど前はラテン系のポピュラー・ミュージックの世界に入り込むのはとても難しく、その中でもグロリア・エステファンがいたマイアミ・サウンド・マシーンは新しい風を吹き込みました。本格的にラテン・ブームが来たのは1999年で、リッキー・マーティン、ジェニファー・ロペス、エンリケ・イグレシアス、マーク・アンソニーが大ヒットを飛ばし、当時のチャートの上位はラテン系のアーティストの曲だらけでした。その後、シャキーラも世界的大スターに。

 レげトンが本格的に流行りだすと、プエルトリコ出身のダディ・ヤンキー、ドン・オマールの曲がもてはやされるように。キューバ系のピットブルは白人ながらも、有名アーティストとのコラボ、独特の声を活かし、唯一無二のラテン系ラッパーとなりました。

 そして、アメリカに住むドミニカ共和国系のアベントゥーラからロメオ・サントスがカリスマ的スターに上り詰め、さらに若手のホープとしてプリンス・ロイスがポップス色の強いバチャータの曲を発表すると、これもまた大ヒット。

 ここ数年は、ウィンシン&ヤンデル、コロンビアのファルーコ、マルーマの人気が高まっています。

 以前はラテン音楽といえばニューヨークやフロリダ、カリフォルニアやテキサス等に住むラテン系の人々だけが聴いているものでしたが、アメリカ生まれの世代が増え、サウンドがポップスやヒップホップを取り入れたキャッチ−なものになるに従って、そしてインターネットで一瞬で音楽が広まるようになって、一般のアメリカ人にも親しまれるようになりました。今となっては、ラテン系のアーティストがチャートの上位にランクインしても珍しくなくなってしまいました。

 私としては昔聞いていたクセの強い音楽、女性ヴォーカルの曲がまた聞きたいところです。

ラテンダンスを習い始めた頃を思い出しました

June 10 [Sat], 2017, 19:21
 今日(6月10日)、立教大学ラテンアメリカ講座のラテンアメリカ音楽の授業で、メレンゲとサルサを踊りました。これまでは、講義形式で音楽を聴くだけでしたが、今回は実践編です。

 私は少々遅れての到着。着いた時、皆メレンゲの展開の仕方を習っていました。女性の方が数が多かったので、私は若い女性とペアを組んで男性役をやることに。普段滅多に男性役をしない私ですが、受講生の殆どが初心者で、別にむずかしい技をかける必要もないため、男性役は苦ではありませんでした。相手の女性が少しずつ慣れて楽しそうに踊るのを見て、こっちまで嬉しくなりました(笑)。

 その後女性役として何人かの男性と踊りました。やはり異性の体に触れること、展開部分のステップが難しいようです。

 後半はサルサ・タイム。サルサは、ステップに慣れるまでちょっと大変なので皆大丈夫かなと心配でしたが、サイドステップから入り慣れたら縦のステップに移るというやり方でやっていたこともあり、そこまで混乱はありませんでした。男性よりも女性の方がなれるのが早かったですね。

 あっという間に時間が過ぎ、またそれなりの運動にもなったので、教室内は熱気ムンムン。
 
 でも、周りの人との距離が縮まった気がしました。皆がラテン音楽をもっと身近に感じてくれるといいなと思いました。

慎ましい生活を送るウクライナの地方の人々

June 07 [Wed], 2017, 22:28
今回ウクライナを訪問して印象的だったのは、地方の人々の質素な暮らし。

基本的に皆一階建ての一軒家に住んでいるのですが、広い庭付きで、犬や猫といったペットがいます。また、野菜や花、果物を自家栽培したり、鶏やアヒル等の家畜を飼っていることが多いのです。栽培されている野菜、果物は、トマト、イチゴ、きゅうり、ジャガイモなど。当然ながら食卓にはいつも新鮮な食材が並びます。やはり市販のものとは新鮮度が違います。

家はシンプルな作りで、中には築何十年も経過しているところも。
家の中はシンプルな家具のほかにウクライナ正教関連グッズや絵画、絨毯でデコレーションされ、過度に華美な家具や調度品を見かけることはあまりありません。

ウクライナ人は自宅に友人を招いたホームパーティーをすることが好きなため、庭には屋根付きのテーブルや椅子が並んでいることもあります。そこに自慢の家庭料理と自家製ワイン、ウォッカ等を並べ、歓談にふけるのです。騒音にもなりかねない大音量の音楽が出てくることは殆どありません。あくまでも会話中心です。

こうした暮らしを目にすると、ウクライナの地方の人々の方が日本人よりも遥かにゆとりのある、そして豊かな生活をしている気がしてなりません。最近の日本での自分の生活がせわしすぎる、余裕がなさすぎるのではないかと考えるきっかけになりました。

 

自分が出演したラテンダンスの大会のビデオ

May 31 [Wed], 2017, 23:38
 昨年5月末にトリニダード・トバゴで開催された「サルサ・フィエスタ」のパフォーマンスのビデオがアップされているこの頃。ついに、私が通っていたダンスクラス「Salsa Vive」のビデオもアップされました。自分にとって人生初の大きな舞台でのダンスパフォーマンス。それに、トリニダード・トバゴのラテンダンス・イベントに初めて出た日本人は私が初だったことは間違いないと思います。

 スタメンに選ばれた経緯は複雑で裏では最後まで色々あったのですが、本番には知り合いや友達がいっぱい来てくれたので、その応援に応えたいし、他のメンバーよりも遅れてのスタートだったので、追いつくためにかなり練習しました。

 本番ではパフォーマンス中に突然会場の電気が消えたり、私の靴のヒールがスカートの裾に引っかかってしまい、結局やり直しになりましたが、大きなミスなくこなせたと思います。

 あれからもう1年経つなんて信じられません。

 今年も「サルサ・フィエスタ」の季節がやってきて、去年一緒に踊ったメンバーはまた別の振り付けで出場する予定です。去年のよりも曲のテンポが速く、振り付けも複雑だそうです。本番の様子を後で聞くのが楽しみです。

 https://www.youtube.com/watch?v=bmhieDHxl80

初めてのウクライナへ!

May 27 [Sat], 2017, 19:29
 5月27日から6月3日まで仕事でウクライナに行くことになりました。ウクライナを訪問するのは今回が初です。首都のキエフではなく、キエフから西にいったジトーミル市、チェルノブイリから90キロでゾーン2(強制移住地区)に指定されているオヴルチ市、ゾーン3(任意移住地区)に指定されているコロステンに行ってきます。

 チェルノブイリ原発事故から30年を経たウクライナの様子、地元の人々が今抱えている問題を把握する予定です。また、ウクライナ料理やウクライナの景色も楽しみです。

 

コンサート会場での自爆テロ

May 25 [Thu], 2017, 22:30
 パリやブリュッセルでのテロが記憶に新しいところ、今度はイギリスのマンチェスターで自爆テロが起きました。それも、人気歌手アリアナ・グランデの公演中でした。アリアナは日本人の間で人気が高く、また本人は親日家で日本にも結構来ているようなので、日本人にとっても他人事ではありません。アリアナは今回の事件を受けて6月までのツアーをキャンセルしたようですが、一歩間違えれば自分が死んでいたかもしれないと思うと本当に怖いでしょう。
 
 パリのテロの際も人が集まる場所が狙われましたが、今回は大物歌手のライブを狙った自爆テロということもあって、そして若者が多く集まっていたということでショックは大きかったと思います。また、これまでのヨーロッパの自爆テロは首都での発生が多かったと思いますが、今回のことでそれなりに大きな地方都市も油断できないことが分かりました。

 思えば、イギリスでは15年近く前にロンドンの地下鉄でテロが起きていますし、アメリカと同様多民族国家、さらに人の移動が活発なヨーロッパの一部ということで、残念ながらイスラム教過激派の脅威にさらされています。今回の犯人に関しては、その危険な言動が過去に何度も通報されたものの、当局はそれを真剣に受け止めなかったようですね。

 そうこうしているうちに、インドネシアでもイスラム国(IS)絡みの自爆テロが起き、フィリピン南部でもIS系武装勢力と政府軍の間で市街戦が起き、戒厳令が敷かれました。これまで、勢いが落ちていたISがまた活発化している証拠です。

 マンチェスター、そしてジャカルタのテロで犠牲になった方々に哀悼の意を捧げます。
 

 

久々のTOEIC

May 21 [Sun], 2017, 22:34
 今日、約10年ぶりにTOEICを受けました。
 この10年仕事でも生活でも英語を使うことが多かったので、前回よりもスコアは上がるだろうなとは思っていますが、それでも満点に近いスコアを取るのは難しいですよね。そこで、私は1か月以上前から単語を覚えたり、問題集を解く練習を始めました。久々の試験なので、まずは試験になれないといけないと思って。

 しかし、その後は急に仕事が忙しくなり、静かな環境でまとまった時間取ることが難しくなる日々。

 満足に勉強できないまま本番を迎えてしまいました・・・。

 リスニング自体は難しくはないのですが、なにせ1回しか音声が流れないので、集中して聞かないと大事な情報を聞き逃します。さらに、今回の音声を聞いて、ちょっと引っかけ問題的な答え、実際にネイティブと会話しないと分からないような言い回しが多いように感じ、「これは問題集のレベルより難しいかも」と思いました。そんなこと考えていたら、数問集中力が途切れ、自信のない回答に。普通にしてれば正解だったはずの問題をいくつか間違えてしまったと思います・・・。

 その後の75分の読解は集中力との勝負です。既に疲れていたところ、最後の方の問題になると長文が多くなるので、先にその長文の方を片付け、最初の文法問題は後回しにすることにしました。この方法が私には良かったみたいで、最後5分以上を見直しの時間に充てることが出来ました。

 面白かったのは、読解問題の中に「Trinidad」、「Antigua」、「Jamaica」、「Barbados」が出てきたこと。受験者の多くは、これらがカリブにある英語圏の国々だと知らない人が多いんだろうなという優越感と、自分が今までいた国、地域に対する懐かしさを感じました。

 結果は1か月後に出るようです。満点は無理かもしれないけれど、前回より50点近く上がっているといいなと思っています。

オリジナルの味噌作りに情熱を注ぐ韓国人の友人

April 27 [Thu], 2017, 22:11
 3月の釜山旅行でお世話になった李家のヨンシルさんは、慶州でみそや醤油等の調味料を販売する会社を経営しています。会社の経営だけでも大変ですが、なんと彼女は味噌や醤油を自分で作っているのです。

 オリジナルの味噌を作ろうと思ったのは、お母様の病気がきっかけ。何年か前にお母様が乳癌にかかってしまい、その原因が食品添加物なのではないかと思い始めたそうです。また、韓国でも加工食品による健康被害が問題となっていることもあり、ヨンシルさんは韓国料理には欠かせない味噌や醤油を自分で作った方がいいと思うようになったとか。こうして、道具を一式揃え、大豆の発酵の仕方、おいしい味噌の作り方の研究を重ね、また菌についての勉強にも励み、独自の味噌や醤油を開発していったのです。

 また、ヨンシルさんは親御さんの仕事の関係で小学校時代を東京で過ごし、韓国に戻った後もNHKの日韓の通訳・翻訳の仕事を担当されたことがあるので、日本語はネイティブです。その日本語能力を活かし、味噌や醤油の研究が進んでいる日本の本を読み漁り、もっとおいしい味噌、もっと体にいい味噌の研究に励んでいるそうです。先日30年ぶりに日本に行き、福岡に滞在したそうです。その時、健康に関する本を30冊ほど買い込んだそうです。

 ヨンシルさんによれば、日本の味噌は1種類しか菌を使っていないのに対し、ヨンシルさんの味噌は自然界の善玉菌を入れて自然な形で発酵させたものだそうです。その味噌をパウダー状にし、自分を含めた家族で飲んでみたところ全員の体調が良くなったそうです。
また、上海に住むヨンシルさんの妹さんは上海の公害に悩まされひどく体調が悪化していたそうですが、このパウダーを飲むようにしたところあっという間に体調が改善したとのことです!

 最近は日本でも発酵食品がブームになっていますが、やはり味噌の力はすごいということを知りました。

 滞在中、ほぼ毎日ヨンシルさんのおいしい手料理をごちそうになっていましたが、全てヨンシルさんが作った味噌や醤油を使った料理。日本の味噌とはまた別の味なのですが、本当においしく食が進みました。

 ヨンシルさんは幼い頃に朝鮮学校ではなく普通の日本の学校に通い、その頃は他の兄弟は朝鮮学校に行かせてもらえているのに、なぜ自分だけが日本人の学校に通わなければならないのかと不満を持っていたそうです。しかし、今になって日本語能力が会社を興せるまで自分の武器&強みになっていることを知って、ご両親に感謝していると言っていました。

 口コミを通じて事業は少しずつ軌道に乗っているそうで、機械を購入したりと投資する余裕も出てきたとのこと。

 韓国も健康に対する意識は高いでしょうから、テレビや雑誌で取り上げられると一気に注目を浴びるかもしれません。

 最後にヨンシルさんが作った味噌、醤油、ナンプラーのサンプルをもらいました。日本に帰った後、ヨンシルさんのおいしい料理を再現すべく、これらの調味料を使ったことは言うまでもありません。

 2つ以上の文化を身に着けていることの有難さ、幸運を説き、旦那さんのビョンチョルさんと共に一生懸命私を激励してくれたヨンシルさん。目を輝かせながら活き活きと味噌にかける情熱を語ってくれたヨンシルさんにパワーをもらった気がしました。

 ヨンシルさんの味噌・醤油等を購入したい方は下記へ。
 younshil@gmail.com










質素な暮らしで月数百米ドルの生活費で暮らすことも可能?

April 26 [Wed], 2017, 22:08
最近は物価が上がっているものの、それでも先進国と比べると物価が安いチェコ。特に、観光客が殆どいない地域では、質素な暮らしをすれば、それなりに質の高い食べ物を口にしながら、のんびり過ごせるようです。

 キューバ系アメリカ人と結婚しフロリダ州のキーウエストに住むチェコ人の友人ヘンリエッタは、毎年夏の時期にチェコに数か月滞在しています。その際、アメリカからは殆ど荷物を持ってくることなく、自宅に置いてきた服や靴でやりくりし、ファッションやメイクにはお金をかけないようです。車も古いチェコ製のものを乗り回しています。傷が付こうが塗装が剥げようがあまり気にしている感じではありません(笑)。

 スーパーに行けばそれなりに新鮮な食材が手に入るので(但し内陸国なので海産物は手に入りにくいようですが)、殆ど自炊しているようです。ヘンリエッタは料理が好きで手際がいいので、いつも食事もデザートもパッパと作ってくれます。

 しかしすべてにおいてケチケチしている訳ではなく、家にはお金をかけているそうです。お父様が残してくれた山間部の土地に別荘を建設中です。いずれは人に貸して収入を得ることも考えているようです。

 そんなヘンリエッタは、チェコにいる間は、チェコ政府からの年金月数百ドルで十分暮らしていけると言っています。毎年帰ってきて数か月過ごせる余裕があるのは、やはり質素な暮らしが板についているからなのでしょう。



 
 

 

キューバとカリブ諸国の関係を纏めたレポート

April 25 [Tue], 2017, 21:34
 4月25日に発売されたラテンアメリカ協会発行の「ラテンアメリカ時報」春号に、カリブ共同体(カリコム)とキューバの関係を纏めた私のレポートが掲載されました。

 http://latin-america.jp/archives/23128

 キューバとカリコムの国々がどうやって関係を発展させてきたか、キューバがカリコムにどのような支援を行ってきたか、キューバ・アメリカ関係がカリコムにどういった影響を与えうるか等を纏めています。

 ラテンアメリカ協会の会員であれば、同協会のウェブサイトから閲覧可能ですが、そうでない場合は購入するか、図書館で読むしかないですね・・・。

 元々の専門であるキューバと6年以上関わったカリコムのことはいつか纏めたいと思っていたので、やっとその願いが叶って良かったです。
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About Me
趣味:ラテンダンス、旅行、歌、音楽鑑賞、映画鑑賞など
日本人の父親とフィリピン人の母親のもと、幼少の頃から海外との繋がりが深い生活をしています。特に、アジアとアメリカ大陸との縁が深いです。カリブ海にあるトリニダード・トバゴに6年滞在しました
今までに行った国(2017年3月21日現在)
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