赤ワインは食後の脂肪吸収を抑える?

2016年04月02日(土) 10時13分
フランス人は、他の訪米諸国同様に脂肪摂取量が多いのに心臓病脂肪率が低いことで知られています。
いわゆる「フレンチ・パラドックス」と呼ばれているこの原因が赤ワインにあることを突き止めたのが、フランス国立衛生研究所のルノー博士の研究結果です。

ルノー博士の説によれば、フランス料理のような肉中心の高脂肪食を摂っていても、適量(1日2-3杯)のワインを飲んでいれば、心臓病による死亡リスクは低くなり、さらに、ガンやアルツハイマーのリスクを下げてくれるといいます。

つまり、赤ワインを毎日、適量飲むとポリフェノールがLDL(悪玉コレステロール)にくっつき、動脈硬化の原因となる酸化LDLになるのを防いでくれるのです。すなわち、赤ワインには抗酸化作用があるということです。

さらに赤ワインは、食後の脂肪吸収を抑え、中性脂肪の増加を抑制する働きがあることが分かりました。LDLというのは、それ自体では無害ですが、酸化すると動脈硬化を引き起こす原因になります。

一般的に赤ワインには、白の10倍のポリフェノールが含まれており、LDLの酸化を抑える食品として政界の注目を浴びています。

より多くのポリフェノールが含まれているのは、日照時間の長い南の地域のもので、濃い赤色をした赤ワインがよいでしょう。

フランスと並び、世界のワイン大国と呼ばれるイタリアでは、昔から南部を中心に野菜料理にオリーブオイルを使い、魚介類中心に食べる伝統の地中海食が健康食とされており、この地中海食と赤ワインとの併用で、ワインで3‐4割減らせる心臓病リスクがさらに7割も減らせることが分かっています。

日本でも赤ワインの健康効果についての研究が進んでいます。最近では、赤ワインの長寿効果を疑問視する研究結果が発表されて議論を呼んでいますが、目下のところポリフェノールは、ブドウの皮と種に豊富に含まれており、それらを大量に使っている赤ワインは、フィトケミカルの代表的成分であるポリフェノールを豊富に含む毎日の食事に欠かせない健康薬となります。
  • URL:http://yaplog.jp/workcap/archive/7
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