(無題)

2010年03月15日(月) 18時08分
ここに一枚の写真がある。僕が3歳の頃に両親に連れられて動物園に行った時の写真だ。両親の両手の間で飛び跳ねているいる僕だがこの写真の記憶は僕にはない父のことで僕がおぼえているのは近所の芝居小屋によく連れて行ってくれたことだ。芝居といっても大衆演劇名前も有名な俳優の名前を一文字だけもじっている。長谷川和夫よく見れば一夫の一が和になっていたり美空ひばりが小ひばりになっているそれでも夢中でみていた。裏にまわって塀に飛びつき額屋を覗いたこともあった。又僕がまだ小学生だった頃近所の児童館の庭に街頭テレビが設置されていてプロレスを見た記憶もある。そこでは夏には映画上映会も行われた子供心に楽しかった。まだテレビが一般の家に普及していなくて、近所の裕福な家に一台しかなくて相撲とか月光仮面のドラマの時間になると近所中の子供が集まって正座しして見せてもらった。あれから五十年。今、僕はマネージャーというしごとをしているが、マネージャーと言えばぼくの叔母は死ぬまでぼくのしごとを理解していなかった。こういう仕事が
あるなんて想像すらできなかったのだと思う。大阪へ帰った時叔母の家に顔を出すといつテレビにでるのといつも聞かれたものだった。
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