(無題) 

2011年06月24日(金) 17時30分
有楽町の宝くじ売り場の前を歩いているときにその電話はかかってきた。おい熊野お前今日小林の葬式やぞいきなりの大きな声。その電話は高校の同級生渡辺からだった。。お前んとこ、だれからも連絡なかったんか。いやっていう返事に誰かが連絡していると思ったんやけどな、電話のむこうからの声。 今から行っても間に合うわけもない。葬式の場所は大阪だった。ほな、わけいうとくさかい、と言って渡辺の電話は切れた。そうか。小林が死んだんか。
最後に話したのはいつやったかな。そうそう、娘が無事に母に子供の顔を見せることができましたとお礼の電話があった時だったか。そうか。死んだんか。ぼくはつぶやきながら東映の映画館の看板を見ていた。 今日の夜ご飯、食べる人。二階から安藤の声が降ってきた。ここは大阪と京都の間にある千里丘の駅前スナックトワンの店内。オーナーは小林のお兄さん。市会議員をしているので表に出たくないめ店のことは妹の小林に任せている。ハーイと声をあげたのは僕と工藤だった。僕と工藤、それに食事当番をしている安藤、ホステスをしている久保田ママをやっている小林は春日ケ丘高校定時制の同級生。僕は学校では演劇部に入っているので授業が終わってから部活がある。定時制高校の授業は夕方の5時半に始まり9時5分に終わる。それから部活に行くから、終わるのは10時半頃。僕の家は大阪駅で城東線の寺田町駅で降りそこから歩いて10分
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