キリギリスで西部

July 25 [Tue], 2017, 18:34
あまりにも家の築年数が経っていると、建物を解体して土地として売るべきかと考えている人も少なくはないと思います。しかし、別に更地にする必要はないというのが現実です。

ここ数年は安定したDIYブームで、中古住宅をベースに好みの改修を行って住むというのは雑誌で特集が組まれるくらいですし、中古住宅を買い入れして現代風のリノベーションを施して売る不動産会社も多く、古めの物件だからといってニーズがないわけではないのです。何か特別な事情でもない限り、不動産売却に伴って想定しうる不都合は、納めなくてはならない税金に関しての問題くらいしかないと言えます。

但し、現在の住居を売却して新居を購入する際には、不都合な問題が生じる可能性があります。売買契約が成立するものと信じで、新しい家の購入資金が欲しい状況なのに、いくら待っても購入を申し出る人が出てこずに得られるはずだった売却代金が準備することができなくなるリスクがあります。住居を売る際にかかる経費ですが、売却を仲介した会社に払う手数料、司法書士に払う抵当権抹消費用、そして実費として印紙代がかかります。土地や家屋の売却代金は大きいですから、業者へ払う仲介手数料もまとまった金額になります。

不動産会社を介さず自分で家を売却することで、格段にコストが抑えられるということになりますが、時間も労力もかかる上、個人ではトラブルが生じた時に対応できませんから、ここはやはり専門家に頼るべきでしょう。納得いく価格で家を売りたいと思うなら、一社に絞らず複数の仲介業者に家の価値を見積もってもらいましょう。一度入力するだけで複数の不動産業者に見積り依頼できる住宅売却一括査定サイトがネット上にいくつもあり、大手や地元系などが名を連ねています。
原則としてサービスの利用は無料ですし、一括査定サイトから何社に見積りを依頼しようと、納得いくまではどこの不動産会社とも契約する必要はありませんし、比較検討のために利用してみてはいかがでしょう。隣接する土地との境を明確にするよう、土地の境界確定図を作成することも、土地付きの住宅を売却する際にはありえるでしょう。売却の必須要件とは言えないまでも、土地価格が高騰している現在では、たった10センチの差が20万位の差にもつながりかねないですし、やはり実施される方が多いです。



業者への支払いは30万前後ですが、土地の広さにもよります。
通常は売主側が費用を負担しますが、不安要素がないのですから買手からすれば魅力的なのです。どんなに良い家でも築25年なり30年が経過すると、購入希望者が少なくなるという状況があります。買い手目線のリフォームや修繕を行い、明るく魅力ある家にしたほうが売りやすいでしょう。あるいは人気の高い地域などであれば、いっそ更地にして土地として売り出すと案外早く売れるようです。解体費用の捻出が困難なら、取り壊しはせず、いくらか割安な価格で売り出すと、購入者は新築なり改築なり好きなようにできるので助かるというのもあります。


一軒家を売却した時に頻繁に起こるトラブルは、専任媒介契約をしておきながら、不動産業者を介さずに買手をみつけて、報告や相談もせずに物件を売ってしまったケースです。こういったようなケースですと、相手方の不動産業者に対して、仲介を依頼した物件の買手を探すための広告費、それに仲介手数料相当の違約金を払って、埋め合わせる必要があります。契約の種類が一般媒介の方だった場合だと自ら購入者をみつけて契約しても、特に違約金などの支払いは必要ありません。でも、専任媒介で契約する場合よりも、熱意が感じられない不動産業者も少なくありません。物件を調べていると、心理的瑕疵アリという言葉を見かけます。

心理的瑕疵物件とは、見た目には分からないけれど、買主の心理的に好ましくない出来事のあった不動産物件が該当します。近隣に暴力団事務所があるなどのケースもありますが、一般的には死亡事故や殺人事件が起きた物件といった意味合いが強く、「事故物件」といった方が分かりやすいかもしれません。ご存知のように心理的瑕疵物件の売却価格は極端に低くなってしまいます。

けれども、買手や業者に説明しないまま売却手続きを取ってしまうと、告知義務の放棄として裁判を起こされるかもしれません。


物件に関する情報は全て開示しましょう。


ネット上などで、物件のデータから査定額を算出することを「簡易査定(机上査定)」といい、反対に、物件を直接見て査定することを「訪問査定」といいますが、各査定方法によって、必要な時間が異なることを覚えておいてください。
簡易査定で結果が出るまでの時間は、長くてもわずか1時間程度なので、とりあえず査定を受けたいという時には最適かもしれません。
訪問査定を選んだ場合、物件のチェックそれ自体は1時間を超えることはほとんどありません。けれども、これ以外に各省庁に調査をする必要があるので、長ければ1週間はかかる可能性があることを考慮してスケジュールを組んでおいてください。不動産価格査定ソフトというのをご存知でしょうか。
建築年、面積、地目といった家の基本的な情報で検索すると、ソフト内に収録している路線価や資産償却表などに基づき、自動計算で物件価値を算定するソフトを指します。

フリーソフトと有料の違いはあるようですが、結局は簡易査定ですし、プロによる現地見積りの評価とは違っていて当然ですが、メタデータ的に把握したい人には良いかもしれません。


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