厳(げん)で鶴見

May 13 [Fri], 2016, 9:46
インプラント手術とは、抜けたり折れたりした歯を取り戻すための治療です。歯科クリニックはコンビニよりも多いですが、インプラントを実施している歯科医院は全体の約20%に過ぎません。数少ない歯科医院の中から信頼できる歯医者さんを見つけることが重要です。
インプラントの寿命が気になりますが、包み隠さずに言えば断言できる人はどこにもいません。インプラント治療はまだ始まって間がないので、裏付けとなるデータが得られていないのです。インプラント希望者の多くが高齢者であることもありますが、インプラントは死ぬまで機能を果たしているようです。有識者によれば、インプラントの寿命は40年から50年は問題ないとも言われています。
インプラント治療を受けるのに、年齢制限の上限はありません。骨の成長が止まる20歳前後から受けることができます。70歳以上の方であってもインプラント手術を受けられているようです。ただ、年齢的には問題はなくても健康状態によっては受けられない場合もあります。
高血圧・糖尿病・心臓疾患・呼吸器疾患などをお持ちの方は、インプラント手術ができない場合が多いようです。それでもインプラントを希望されるのなら、かかりつけのお医者さんとよく相談してから決めた方がいいでしょう。インプラントにしたい妊婦の方は、子供が生まれてから一段落してからにしましょう。
インプラント治療で多くの方が気にしているのが痛みに関することです。チタン製のボルト状のものを歯茎を切開して骨に埋め込むわけですから、経験したことのないような痛みを想像しがちです。でも現実には、当然麻酔が効いていますので、歯を抜くときと同レベルの痛みしかありません。親知らずを抜歯するぐらいの痛みしかないんです。
悩みが尽きない入れ歯と決別するためにインプラントにしようと決心しても、手術が怖くて踏み出せない、という方も多いかもしれません。必要以上に恐怖心を持っているとどうしても手術全般にわたって余計な反応をしてしまう可能性もあり、危ない状況を自らの手で作り出してしまいます。そんな方にために、恐怖心を感じなくなるという麻酔があります。
インプラント手術を行っている歯科医院は全体のおよそ20%ほどしかありませんが、その限られた歯科医院の中から信用できる歯医者さんをひとりで探し出すのはこの上なく厳しいかもしれません。もしあなたが心からインプラントにしたいなら、今すぐからでも歯医者さんの情報を調べることから始めるべきです。
インプラントで信頼できる歯科医は、他の歯科医院では断られるような難しい症例でも対応できる歯科医、であると言い換えることができます。代表的な難症例に『骨が少ない』という症状があります。現在では骨を創るという技術が広まっているので、骨がなければ骨を創ってそこにインプラントを埋め込みます。
意外な事実として、実はつい最近まで大学ではインプラントを学ぶことができませんでした。情熱的な歯医者さんたちは世界的なインプラントメーカーが主催するセミナーに参加したり、有力なインプラント学会に所属するなどして、知識や技術を身につけてきました。最近の大学ではきちんと教えているので、今後は今よりも優秀な歯科医が増えていくことが期待できます。
入れ歯からインプラントに替えたくて受診した歯科医で、「あなたにはインプラントはできません」と言い渡されたらどう思いますか。実はきちんと断ってくれる先生はいい歯医者さんです。最悪なのは、症状と自分の技術が釣り合わないことが分からない歯医者さんです。
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