緑内障 切開しない新手術法!?

February 20 [Wed], 2013, 16:24
緑内障は、薬や手術で進行をいかに遅らせるかがポイントです。
場合によっては十分な治療結果を残せないこともあった緑内障治療。
治療が点眼薬、レーザー、手術など多様化するなか、
近年、新たに保険診療が可能となった手術法が話題になっています。

視神経は再生しない組織です。一度損傷して、視野が欠けると、
それを取り戻すことはできません。
薬や手術で眼圧を下げ、進行を少しでも遅くするのが、
現在の緑内障治療です。


緑内障の外科手術はいくつか種類があります。
それが下記2つ。
いずれの手術も眼球表面の粘膜と強膜を切開して治療します。

・トラベクロトミー(線維柱帯切開術)
トラベクロトミーとは、目詰まりしているフィルターを切開し、
もともと備わっていた排出管へ房水を流れやすくします。

・トラベクレクトミー(線維柱帯切除術)
トラベクレクトミーはこのフィルターの一部を切除して結膜の下に房水を
流す新しい排出管を作ります。


日本では毎年約5万件の緑内障手術が実施されています。
その大部分がトラベクレクトミーです。

トラベクレクトミー手術で開けた結膜と強膜部の排水部分は、
からだにとって傷となります。
生体には傷を治そうとする力があるので、せっかく新しい排水管をつくっても、
いつか癒着(ゆちゃく)が起きて下がった眼圧が再上昇することがあります。

そこで、結膜と強膜を切開しないトラベクトーム手術。

簡単にいうと、トラベクロトミーを最新の機器で実施するのが
トラベクトーム手術です。
日本では10年から保険診療となりした。

トラベクトーム手術は技術を習得するための訓練を要すること、
機械が高価であることが課題です。
今後普及していくと思いますが、現在トラベクトーム手術が受けられる
国内の施設は32施設です。

情報元:週刊朝日
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