DYVER −レニーの旅立ち−1 

August 21 [Mon], 2006, 23:12
 「メディナって名前なんだけどねー、知らないかな?」
 そういって奇妙な格好をした女は写真をぴらぴらとふって見せた。
 「あ、もしかしたら名前変えてるかも!見たことないかな?髪の毛ツインで片方が中途半端にバッサリ切れてるの。」
 「知らんなあ・・・あ、いやまて・・・もしかしたら・・・」
 訪ねられた酒場のバーテンは頭をひねった。写真の人物には会ったコトこそないが、見た気がするのだった。それもつい最近のことだ。しかし、記憶が模糊としてかたちどらないでいるのは目の前の女のいでたちにあるのかもしれなかった。女は栗色の短く整った髪に細面、細身の体といったなかなかの美形であったが、その体には鎧ともベルトともつかないゴテゴテとした金属製のパーツがいくつもつけられていた。
 「あのねえ、そう、ううんと・・・」
 バーテンはもどかしげに言葉を捜した。そう、この写真の人物も得体の知れない空気をもっていた・・
 「そうだ!『ハチポチ』で見たんだよ。確か子連れだった。」
 「子連れ?やだ、メディったらいつの間に・・・『ハチポチ』っていうのはなに?お店?」
 写真をサイドパックにしまい込んで女は問う。
 「ノースサイドにあるワッフル専門店さ、知らない?メイシティの名物店さ。最近入ったバイトの子がかわいくてさー、真綾ちゃんっていうんだけど。あ、もし行くならオススメはリゾートコンボ・・・」
 夢中でしゃべっていたバーテンがふと気づくと、そこに女の姿はなかった。

DIVER −レニーの旅立ち−2 

August 21 [Mon], 2006, 23:58
  ほんの少し前まで彼女は酒場のバーテンに話を聞いていた。そしていま、数分どころか数秒とてたたないうちに40キロほどはなれたノースサイドの入り口に来ていた。彼女、レニー=R=バーネットのもつDIVERの能力を使えば造作もないことだった。
  「ううん、ココねー。メディーが来たのは・・・いい匂いするなあ」
  町を歩く若い女性に聞き、やって来た『ハチポチ』という店の中からは焼きたてのワッフルの甘くこうばしい香りが漂ってきていた。半ばその匂いに惹かれるようにレニーは店内へ足を踏み入れていた。
  「いらっしゃいませ!」
  なんとも元気のいい声が響く。声の主はカウンターの向こうで笑みを浮かべていた。
  「えっと、リゾートコンボ1つ。それからドリンクは・・ううん、ジンジャエールで。」
  さっきのバーテンが言っていたらしいことを思い出し、レニーは注文した。
  「はいっ、かしこまりました!お席でお待ちくださいませ。」
  気持ちのいい笑顔だとレニーは思った。こちらも笑顔でかえし、適当な席に座る。あの店員ならこちらの質問にも気持ちよく答えてくれそうだ。

DIVER −レニーの旅立ち−3 

August 22 [Tue], 2006, 1:41
 「おまたせいたしました。リゾートコンボとドリンクになります。」
 期待通りさっきの店員がやってきた。長くのばした薄いパープルの髪に、白い肌、大きく澄んだ青い瞳が印象的な女性であった。左胸のネームプレートにはAYA SAKAGAMIと書かれていた。
 「ありがとっ!あ、ちょっと聞きたいんだケド…」
 レニーは写真を取りだして店員に見せた。
 「この子、メディナっていうんだけど知らないかな?」
 ―ガシャン!
 写真をみるやいなや店員はグラスを落とし、顔面蒼白になった。
 「えっ、あ、まずいコト聞いちゃった?」
 「こ、この人最近うちで暴れた人ですっ…」
 割れたグラスの欠けらを拾うことも忘れ、彼女は言った。
 「それはそれは…で、よく来るの?」
 「いえ、あれ以来いらっしゃらないんですが、そのかわりに…」
 「そのかわりにー?」
 レニーの問いに店員は大きなため息で答えた。

DIVER −レニーの旅立ち−4 

August 22 [Tue], 2006, 22:58
 「ストロベリーコンボ2つ。あとテキトーに見繕って持ってきて。」
 レニーが訪れる二日前、『ハチポチ』に現れた女、メディナ=R=バーネットはぶっきらぼうな口調で注文をした。
 「あ、あのー・・・見繕うといわれましても・・・」
 「いいから。なんか出せばいいのよ。マズかったら殺すわよ?」
 困惑する店員にさらに追い討ちをかけるかのごとく彼女は言った。
 「だ、だめだよ、メディー。そんないいかたしたら・・・」
 そう言ったのはメディナの傍らにいる少年だった。年の頃は8〜10才くらいだろうか、きれいに切りそろえた金色の髪をした病弱そうなその少年はメディナの袖を引いて彼女を制していた。
 「そ、そう?まあ、ジミーがいいなら・・・と、とにかく、あんた!持ってきなさいよ!」
 少年にはたじろぎながらも相変わらず店員には威圧をかけてから、少年と共に空いている席を探しにカウンターを離れていった。

 「ま、真綾ちゃん、あの・・・コレ、さっきのお客さんのオーダーなんだけど・・・もってってくれるかな?」
 「えええっ!!わ、私がですかっ!?」
 先輩店員の言葉に真綾は思わず声を上げた。
 「シィィッ!!いや、なんかオレより真綾ちゃんの方が接客うまいしさ、あのお客さん怖いし。」
 「納得いきませんっ!!わたしだって怖いんですよっ!」
 「まあまあ、ココは一つ、人生経験だと思って・・・頼んだ!」
 いうなりトレイを押し付けキッチンへと逃げ込む先輩店員を真綾は呆れ顔で見送るしかなかった。
 窓際の席にメディナと少年は向かい合わせに座っていた。少し年の離れた姉と弟といった光景だ。大きく深呼吸をして真綾は席に近づいた。
 「お待たせいたしました。ストロベリーコンボ2つと当店オススメのグリーンティースペシャルです。」
 「ふうん・・」
 並べられたものを一瞥してメディナは食べはじめた。
 「あ、お客様、こちらのソースを・・・」
 「ナニコレ?味がしないっつうのよ!」
 真綾が言ったのもむなしく、メディナは真綾に迫ってくる。
 「コラ、あんた!ただですむと思ってんの?」
 メディナの目がぎらついた。
 

DIVER −レニーの旅立ち−5 

August 24 [Thu], 2006, 14:17
 「とまあ、そんなわけで・・・そのお客さん、暴れるだけ暴れて出て行っちゃったんです。」
 店員はそう言い、大きくため息をついて話題を締めくくった。
 「フーン、メディーも短気ねー。ワッフル食べたことなかったのかなー?」
 レニーはすでに役割を終えたフォークをもてあそびながら言った。
 「で、ドコに行ったかわかる?」
 「さあ、それは・・・」
 「それもそーよねぇ・・・パターンな手だケド、興信所で聞くしかないか。ごちそうさまー。」
 「あ、あの、お客様。」
 席を立つレニーの背に店員が声をかけた。
 「んー?」
 「あの・・・興信所なら知ってます。」

DIVER −レニーの旅立ち−6 

August 24 [Thu], 2006, 14:24
 「へー、ココがあなたの家兼興信所なんだー?」
 真綾と名乗った『ハチポチ』の店員が連れてきてくれた3階建てのその建物はどこにでもあるような小規模のオフィスビルだった。
 「こっちです、どうぞ。」
 真綾はエレベーター横の階段を上がっていく。エレベーターのドアには「故障中」という張り紙がしてある。レニーは真綾に続いて階段を上がった。3階にあがり、真綾に促されるまま、事務所のドアを開け、中に入った。
 「ふあ、真綾か?ずいぶんはえーな・・・」
 だるそうな声がした方に目を向けると、男がこれまただるそうにソファーに寝そべっていた。年は真綾と同じくらいか下と言ったところだろう。ジャケットの前をはだけ、ソファーからはみ出した足は水の入ったバケツに突っ込んでいる。
 「もう、ドミノさんったら!なんてカッコしてるんですかっ
 真綾が顔を赤くして講義すると、ドミノと呼ばれた男は起き上がって頭をかいた。
 「エアコン壊れちまったんだよ、もう暑いの何の・・・ユエはどっかいくし・・・・あー、あちー・・・」

WF技術公開 −準備編− 

August 30 [Wed], 2006, 0:37
 まあ手始めということで、わしのガンプラ製作の基本的な工程を書いておく。
 間違っても参考にしないように!!


 まずはネットで商品チェックじゃ。わしはいつも『ガンダムパーフェクトウェブ』のお世話になっとる。

 で、決まった&構想が練れたら買いに走る。

 目的のプラモ 水性ホビーカラー各種 サンドペーパー




 わしが買うのはたいていこれじゃな。どれを買うにせよ、撹拌用の混ぜ棒は用意じゃぞ。
ちなみに初めての場合は接着剤、空瓶、アルミ皿、筆各種、洗浄液も準備せーよ。

 以上で準備は完了。まて次回!


釣りたて&揚げたて 

September 02 [Sat], 2006, 21:40
 工場から車で30分ばかり行くとですな、海がありまして、そこで魚を釣りもとい仕入れまして、
調理いたしました。
 なかなかに良い揚げ具合になっとります。



 因みに素材はアジ、イワシ、なぜかスズキ(小さいサイズはセイゴとゆーのじゃ)

 魚は釣ったその日に食うのもよいが、下処理と下味をつけて冷蔵庫で保存してから
2日後くらいに食っても熟成がきいててうまいぞ!
まあ、ワシらは大概我慢でけんからその日に食うとるがのう。

工場の朝メシ 

September 06 [Wed], 2006, 14:28
 工場員にはわりと人気のピザトースト。
ピザソース塗ってないのにもかかわらず、なぜか工場内では「ピザトースト」で通っておる。
これもワシの人徳かのう☆



 ちなみに具はハム、ピーマン、オニオンスライス。

 チーズはこだわってちょいとはりこんでたりする。石鹸くらいの大きさのやつを毎回細かく切って使う。
赤いワックスがかかってるチーズで、見た目も高級な感じである。
工場の朝メシがうまいのはひとえにこの高級チーズのおかげじゃな。

ポテトパイである。 

September 06 [Wed], 2006, 14:36
 防御力はかけらも上がらんぞ。



 工場にはやたらとジャガイモの差し入れがあったモンで毎日のよーにイモをくっとるのだが、
思いついて試してみたのがコレ。
 作るのは初めてでなはいがイモの形状をマッシュやら角切りから短冊切りに変更して作ってみた。
形状が違うと味も違うから不思議じゃな。
 でもって。こやつには小麦粉ではなくチヂミ粉を使っておる。故に「韓国風ポテトパイ」でもあるのじゃ。
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