親知らず体験記 そして、この灯火。

February 19 [Sun], 2006, 2:18
 終わったのだ、何もかもー。
土曜日の昼、私は車を走らせながら実にすがすがしい
気分でいっぱいであった。

天気も良くて、寒さも緩み
何もかもがすべての物事が良い方向に向かっているような気がした。

今日で親知らずの消毒も終わった。

実は昨日の抜糸の際になんとなく患部が痛むという事を告げた。

歯科医師は神妙な面もちで治療?消毒などしてくれた。
そして次の日も消毒に来るように告げ
また薬もくれた。
そして、本日も消毒に行ってみた。

「痛みは、その後どうですか?」

「とっても快適です!!」と私が告げると

ぱぁぁ〜と喜びの表情をし、そうでしょそうでしょ!という
「自分の技術に間違いなし!」といった顔をしていた。

ま、あれだけ苦労して抜いて保険点数もさほど稼げないであろう
そのうえ神経に近いからマヒなども残るであろうリスキーな
下顎親知らずの予後が良ければ
やっぱうれしいよね、と気持ちはなんとなくわかった。

実際は、フリスクとか食べると傷口にズッキンとした
痛みが走るのだが、抜糸した傷口にフリスクが当たったら痛いのと
一緒なのでこれは仕方ないであろう。

すると歯科医師の言葉から信じられない一言が。

「あとの2本の親知らずはいつ抜きましょうか?」

ギョエー、である。
あとの2本の親知らずは痛くも何ともないし
いちおう真っ直ぐにすくすく生えているので
寝た子を起こすようなことは正直したくないと言うのが
私の希望であるが・・・。

とりあえずは一本の親知らずを抜く奮闘記は
これにて終わりを迎える。

親知らずをこれから抜く人もそうじゃない人も

できます、我慢。思ったよりも痛くない!を
私のまとめの言葉とさせていただきたいと思います。

おわり。



親知らず体験記 消毒する4日目

February 13 [Mon], 2006, 13:05
腫れなかったのだ、あんまり。
おたふく風邪みたいにパンパンにみっともなく腫れるのだと
思っていたから、意外ではあった。

今朝、朝一番で歯科医院に消毒の予約をしてあったので
慌てて出かける。

痛みもないし、腫れてもいないし、
なんて優秀な親知らず抜歯者であろう。

きっとこんな私をみんなびっくりしてくれることであろう。

待合室で「とくだね」を見ながら待っていると
名前が呼ばれ、再びあの椅子に座った。

数日前に頑張ってくれた歯科医師が登場。

「腫れてますね!」(軽く笑っている・・・)
「腫れてますか?」

「腫れてますね〜!」(断言)

まじ!?
腫れてるって、私の頬の肉のせいじゃ・・・と
思うのだがプロが腫れていると言うのなら
腫れているのだろう。

マスクしてくれば良かったよ。

ちょちょっと水みたいなので
患部を消毒しておしまい。抜歯は1週間後、と言っていたので
今週の金曜日になった。

家に帰ってきて「腫れている」と言われた頬を
まじまじと見ると・・・
確かにちょっと左に比べて右が腫れてるかも・・・
でも、ちょっと太ちゃった人と言えばそんな感じに見えるかも・・・
でも腫れているんだな。

今日の外出時はやっぱりマスクをしていくことにしよう。

親知らず体験記 宣言の3日目

February 12 [Sun], 2006, 23:25
確かに、あの歯科医師は言った。
「三日目にすごく腫れます。それがピークです。」と。

私は準備万端であった。
顔を隠すストールも準備したし、マスクも買ったのだ。
その出で立ちで外出すれば怪しい女ではあるが
パンパンに腫れた顔を世間のみなさまに披露して
失笑を買うよりは、いくばかりか救われる気がしたのだ。

抜歯した当日は、朝ご飯も食べなかったことから
なんと、ウィダインゼリー1袋のみしか食べれなかった。
レトルトのちょっと高い雑炊を買ったのだが
傷口にしみて血の味がして
お腹はすいているのに、丸々残してしまった。
おかゆ系も食べれないのかぁ・・・とちょっと絶望的な気分になった。

薬のせいもあって、普段よりもちょっと早めに就寝。
寝れるのはありがたい。
昼間干して置いたおかげでふかふかの布団で
弱った体を休ませることができた。
ありがとう!数時間前の私よ!と感謝しつつ眠る・・・。

日が変わって夜中の1時過ぎ。
酔った夫から迎えに来てくれと電話があった。

前も書いたが、この人まったく私の抜歯については
気にとめている様子がなかったので
電話のさいに文句を言い、
勝手に帰ってこいと言うことを告げた。

誰にもしゃべれなかったためすごく頭に来てしまっていた。

しかもまともに口を開いていなかったせいで
傷口から軽く出血した。

痛くない、痛くない、と言っていても
多少は疼く痛みに耐えている自分がいたので
一気に八つ当たりである。

夜中の1時半くらいに車に乗り込み
5歳児を連れて夫を駅前まで迎えに行った。

家に着いたら、抜歯した歯で
ぐりぐり祭りである。
しかし、あんなにグロテスクだった
歯に付着した歯茎が干からびてしまって
ただの血痕のようになってしまったことが
多少残念であった。

つづく

親知らず体験記 修羅場

February 10 [Fri], 2006, 18:18
疲れた、非常に疲れた。
そして、親知らずが痛いと騒がれる要因が

抜歯後の

麻酔きれちゃった♪後の痛みダヨ♪


今か今かとその時を待つ。
冷えぴたシートも張った。
ウィダーインゼリーも飲んだ。

唇の痺れも取れているから、麻酔はきっと切れている。

なのに、あんまり痛くない。今のところ。
キズがつれるような、ボワーンとした痛みはあるけど
日常生活はできちゃいます。
現に一気にブログに書けるくらい大丈夫

疲れたのと、食べる気しないのと
しゃべりたくないのと、
そんなかんじである。

痛み止めもまだ家に帰って来てから飲んでないし。
最初に歯科医院で薬飲んだのが
午前11時だから
薬の効能も薄れている頃であろう。

なんだ、この平気さ。
これから痛くなってくるのかしら・・・?

神様、どうか痛くありませんように。

顔も今のところまだ腫れてはいないけど、
抜いた右の扁桃腺あたりがどっくんどっくん
脈打っているのはわかる。

しかしながら、本日飲み会の私の夫であるが
「大丈夫?」のメールもありません。
薄情ですねー。
昨日、今朝とあんなに
親知らず抜いてくることをアピールしたにも関わらず。

夫婦とは言え他人ってこんなものだよね。
しかも、飲んだ帰りには私が迎えにいくのです。
あー、むかついてきた。
八つ当たりかしら?

帰ってきたらお土産の
歯茎が付着している親知らずでほっぺをグリグリしてやりましょう
ぐりぐり祭りを味わうが良い!

神様、夫の親知らずが再び
すっごく痛くなりますように。
抜歯することになりますように

その夜私は飲みに行きます

親知らず体験記 その時は来た!D

February 10 [Fri], 2006, 18:04
終わった・・・すべてが終わったのだ。
親知らずをめりめりするのも
はぐきをざくざく縫うのも・・・




長かった、実に長かった。
感慨に浸る間もなくうがいをさせられる。
血がだらーっと出る。

そしてガーゼを噛みしめ止血を待つ。

歯科医師にも笑顔
衛生士も笑顔
私も笑顔

妙な連帯感が生まれる・・・・


血も無事に止まり先ほど飲んだ薬を貰い
家路へと着く。

歯科医は帰り際にこういった。

「顔は、腫れます。3日目くらいがピークです。」と。
帰りにマツモトキヨシで
ウィダーインゼリーと(主食)
冷えぴたシートと
マスク
ヴォルビック
そうけんびちゃとウーロン茶
レトルトお粥を買い込んで帰宅。

相変わらず、麻酔は効いている。

親知らず体験記 その時は来た!C

February 10 [Fri], 2006, 17:49
ねぇ、めりって逝ったよね?
めりめりめり〜ってなったよね。
床板剥がすようなめりめり音。

ビフォアーアフターって番組で良くやっている
床板や壁を剥がすめりめりめり〜って音がしたよ。

聞いたよ、日曜、夜八時。
劇的ビフォアーアフターの音だったよね。

先生、親知らずって「すぽっ」ってなかんじで
抜けるものじゃないのですね、めりめりめり〜が基本なのですね

このめりめり音ってことは
剥がれかかったってことだよね。
だよねだよね SO DA? YO? ne?

先生の険しい表情とペンチが
プロパン屋のタオルの隙間から見える。

痛いよー、痛いよー。
変なとこ触られると痛いんだよー。
苦痛で顔がゆがむ。
開きっぱなしの口も疲れて閉じてくる。

あ あ あ あ あ

助けて〜

その時!

「抜けました〜


おぉ〜よくやった!あんたはエライ!
やっぱりあのグイグイ祭りの後のめりめりがクライマックスだったのだ。


先生の安堵の表情が
プロパン屋のタオルの隙間から見える。

さて、終わったか〜と私も一安心!
うがいして家に帰れる〜と思ったら
なんだかまだ、ごにょごにょ口の中でやっております。

おい、抜けたんだろうが。
なにやってるのかし?


・・・・。

黒い糸がお口のあたりを行ったり来たりしてるのが
プロパン屋のタオルの隙間から見える。

縫合してるよ。
縫ってまーす、おまえのHAGUKI

歯茎って縫えるんだ、ははは。
うつろな表情で終わるのを待つ。

この歯科医師の趣味がパッチワークでありますように
お祈りしました
つづく

親知らず体験記 その時は来た!B

February 10 [Fri], 2006, 17:29
麻酔してるのに痛いという衝撃。
噂に効く、「酒が強い人は麻酔が効きにくい」現象
なのだろうか!?

こんなところで仇となるとは・・・

しかし、痛いことは痛いが
騒ぐほどの痛みではない。我慢できる。

キュイーンキュイーン
ドルドルドル・・・・・
林業のような?電気のこぎりに非常に近い音が
聞こえる。

歯を分割しているのである!!

先生の真剣な顔が
プロパン屋のタオルの隙間から見える。

がんばれ!先生!
がんばれ!おばちゃん衛生士!

今まで無言で作業していた先生が
独り言のように
「大きいですね。」などと泣き言を言っている。
ちょっとちょっと、泣きたいのは私だよ。
あんたが弱気になってどうするの。
と叱咤激励(心の中で)

再びペンチのようなもので歯を
挟んであっちへグイグイ
こっちへグイグイ
グイグイグイのグイグイグ〜イ♪
グーイグイ祭りだ、どんじゃらほい
ってな引っ張り出ある。

しかし、先生もペンチで歯のどの部分を挟んで
グイグイするか試行錯誤している様子。
痛い、実に痛い。
麻酔が足りない、これは真実である。
痛いのに、痛いって言えない。
だってお口がグイグイ祭りだから・・・

その時
「痛くないですよね?」(痛くないと言う言葉を前提とした問いかけ)

「ちょっと痛いです。」
(前から痛いんだよー。追加!麻酔追加!
麻酔おかわり〜)

「がんばってください。あとちょっと・・」
「はい・・・」(じゃ〜、聞くなよ!)

その時めりめりっという衝撃音が!!

つづく

親知らず体験記 その時は来た!A

February 10 [Fri], 2006, 16:58
親知らず周辺の歯茎に「麻酔の麻酔」と思われる
薬が塗られる。
アップル味でなかなかおいしい。

そういえば、朝ご飯食べてこなかったなぁ・・・
次に食べれるのはいつだらう。

などと優雅に思っていると

「では、麻酔します。」というきっぱりとした一言と共に

ブシュ!

「いって〜ええええ〜」(心の声)
ってか舌がびりびりしてもつれて、
らりるれろ〜らりるれろ〜って感じになってるりょ〜
はひぃ〜

あんた、やるときゃやるね。と歯科医師を見上げると
実に真剣!!
そして至近距離で目が合うという
一体全体どこを見てればいいらろ〜って感じです。
一応タオルかぶってるんだけど
ずれてもろ見えます。

この現象、美容院でもあるよねー。
あるあるある〜なんて一人世界に
籠もりながら麻酔が効くのを待ちます。

歯科衛生士のおばちゃんが薬を数種類持ってきて
今、ここで飲んでくださいと言っている。

抜歯後の痛みを防ぐために
抜く前から痛み止め・腫れ止め・消炎剤
などを飲むらしい。

言われたとおりに麻痺する唇へ運ぶ。
気分はすっかり老人である。
うまく飲み込めないのである。

「すまんねぇー、ようこさんや。」と
衛生士のおばちゃんに語りかけたくなる。
(ようこって名前ではないが)

再び歯科医師がやってきたので
すっかり老人気分になった私は気になっていたことを
告げたのである。

「あの、口の端っこが切れてしょうゆがしみて
痛いのです。なにか塗る薬ないですか?」
そうなのだ、3日前から口角炎のようになっていて
チョコラBBを飲んでいたのだ。

「これはねー、乾燥してるから切れちゃうんです。
リップクリーム塗ってください。」(笑顔)

えええーーー、ないの?
塗り薬〜。リップクリーム塗ればよいのかよ。
気休めの薬でもいいから欲しいのだが・・・
無いというのだから無いのだろう。ちっ!

「では、始めますよ。」
「ふぁい・・・。」

イメージする。ここはハワイ。
空はどこまでも青く、日差しが燦々と降り注いでいる。
海もどこまでも青く、空の青と海の青との境界線が・・

見え・・・る・・

はず・・・・


ねぇーーーーーーーーーー!!
ねぇ、ちょっと麻酔効いている割に痛くないですか?
はは、気のせいだよねぇ?
麻酔って相当麻酔だもんねぇ。
気のせいさ。はは・・。

つづく

親知らず体験記 その時は来た!

February 10 [Fri], 2006, 16:40
2006年2月10日、金曜日
天気 むかつくくらいの快晴

ついにこの日を迎えた。
昨晩、またネットで親知らずの抜歯について見ていたら
出るわ出るわ、先人達の

武勇伝、武勇伝、武勇、でんでんでん
レッツゴー!
(オリエンタルラジオ出典)

恐ろしい、見なきゃいいのに見てしまう
だって、あたいはビビリア・マリー

思考回路も若干おかしく、
朝から一人でドリカムの懐かしい歌
「決戦は金曜日」を歌いながら布団を干す。
親知らずで寝込む布団はふっかふか大作戦である

布団も干し、いよいよ出発の時である。

もう、ドキドキはしていなかった。
いっちょ、抜いてやるぞという信念のみ!!
親知らずを抜いたって死ぬわけではないし。

さようなら親知らず。
こんにちは、新しい自分!(痛々しい自己啓発)


とは、言え。

歯科医院に着く頃には先ほどの自己啓発も
どこへやら、再びヘコヘコな自分がいた。


おっきいドリルがあるのかな?
それでぐりぐりやるのかな?
ペンチでガンガンやるのかな?
血はいっぱいでるのかな?
(大人です。)


早速、名前が呼ばれ治療室へと入場。

13階段の12段くらい登ってしまったと思った。

先生登場〜。
あんた、頼みますよ・・・あんた信じてるよ。
という怨念をこめて挨拶。

あのイス座る。ここで、私は、やられるのである。
例のドリルやらペンチやら噂の抜歯グッズがあるのかと
キョロキョロしてみたが見あたらず・・・。

デジカメ持ってくれば良かったかも〜などと
妙に冷静な思考回路になっていた。

「では、倒しま〜す」という歯科衛生士のおばちゃんの
かけ声と共に作業を始まった。

私は足を突っ張らせ、目を固く閉じた。
私の顔にどこかのプロパンガス屋が持ってくるような
タオルが掛けられた。

つづく

親知らず体験記 執行猶予2週間A

February 10 [Fri], 2006, 15:09
本当はそのお気に入りの
5歳児のお世話になっている歯医者に行こうと
思っていたのだが、なにぶん人気があるので
予約が最近取りにくくなっていた。

初診の私なんかはすぐに診てもらえず
泣く泣くそこに別れを告げ、
宇都宮で腕のいい歯医者をネットで調べ、
一つに絞り震える心で歯科医院の戸を叩いたのである。

待合室で問診票を書いていると最後の項目に
「当医院を何でお知りになりましたか?」という欄があった。
インターネットとなんとなく書けず、
知人の紹介に○をしておいた。

さっさと呼ばれ、レントゲンを撮ってみると
なんと痛いのは虫歯ではなく親知らずが原因。

虫歯を治す気まんまんで行ったのに
親知らず!?まじ?!

親切な歯科医はレントゲンを見せながら
説明してくれた。
なんと右の下の親知らずが

ごろ〜んとねっころがって生えているのである。

はい、おやすみ〜って感じで。
写真にもはっきりと写っている。
びっくりした。歯がこんな方向に生えているなんて・・・・

そんなポッカーンな私に歯科医師は笑顔で
「抜きましょう」と。

you,抜いちゃいなヨ!ってかんじで。
あっさり言われました。

「抜かなきゃ、だめですよね?」弱気で尋ねる私(大人)
「これは、まっすぐ生えていないし、手前の歯も押しちゃってて
炎症おこしてるんですよー。
ほら、レントゲンのここが白くなっているの、炎症です。」

確かに白くなっている・・・

覚悟は決めた!抜く!
そしてネタにする!

「わかりました。抜きます。」
歯科医師にそう告げると

「では、2週間後くらいに抜きましょう。
なにか顔が腫れたらまずいイベントとかがあったら
避けますけど。 何かありますか?」

「うーん、腫れるんですか?」

「腫れますよ、きっと。」

「イベントはないと思います・・・・。」

「では、受付であとで都合のいい日に予約とってくださいね。」

「はい・・・」(泣きたい

受付のお姉さんに「2月10日」に予約して貰う。
この日なら次は建国記念日で休みだし
次も日曜だし
人と会わずに家で痛みに耐えるのに
もってこいの日程だと思ったのである。

2006年2月10日 金曜日
決戦は金曜日である。

P R
http://yaplog.jp/web394/index1_0.rdf