今年は久しぶりにフル参加でした。
天候には恵まれなくても、やーもうガッツリ楽しんでまいりました。
今年もいいライヴたくさん観たよ。
24日(金)雨時々大雨
9時半頃に場内2駐車場に着いたときにはしっかり雨降りで、合羽を着込んで出発。雨対策が万全な参加者が多くて、みんなたくましくなったなーなんて上から目線で感心したわ。
10時過ぎに会場入りして、アーTに並んで数枚購入して(袋の口から雨が入ってびしょ濡れにしてしまって)、グリーン前方へ。田舎へ行こうで盛り上がるみんなを冷めた目で見て、いつもの二人のMCを聞いてから、いよいよ2009年のフジのスタートですよ。
東京スカパラ: オープニングはやっぱりグリーンでってことで、最初の1曲5分だけ。予想外に楽しかったわ。なぜかおれ、スカパラはどうにものめりこめないのだ。
ギターウルフ: ホワイトに移って、復活したGW。元気なセイジさんが嬉しい。30分の短いステージながら、代表曲のオンパレードで非常に熱かった。2代目ベースウルフもカッコよかったな。
オアシスに戻って、雨の中ホルモン焼とモツ煮とタコサンドを食べながら一杯やって、再びグリーンへ。
ダヴズ: いいバンドでいいライヴだったんだけど、非常に地味でした。ベクトルが発散しすぎてしまった感じかな。彼らにグリーンはデカすぎたかも。新譜の曲がライヴ映えしてたのは嬉しい驚きでした。
パティスミス: 要所要所でうぉーって盛り上がりながらも、「ああやっぱりこの人すげえわ」って噛み締めてしまったよ。だって、「ピープルハブザパワー」なんてありふれた言葉が、こんなに嬉しく沁みてくることなんて普段絶対無いもの。この人の、言語を超えた説得力は、ロックの魔法の一つだよなー。
フレデリックは無かったけど、けっこうヒットメドレー的な選曲でした。グロリアとロックンロールニガーを演って終了。歌も演奏もメッセージも素晴らしかった。初日おれベスト。
ポールウェラー: 兄貴ちょっと太った?(笑) ジャムの曲を交えつつ非常に楽しげにギターをかき鳴らして歌ってました。
オアシス: やーもう人多すぎ。やっぱりオアシスって人気あるのねーなんて冷静な状態で始まったライヴは、いつの間にかのめりこんでしまって、結局かなり歌ってしまったぜ。いくえ姐さん曰く、これまででベストのライヴだったらしいから、いいライヴだったんだろうな。あっという間に終わってしまった気がしました。
ホワイト手前の橋を補修するためオールナイトフジが中止になって、たぶんホワイトのネヴィルブラザーズの終演とも重なったおかげで、出口から駐車場まで退場する客で大渋滞でさ、グリーンから駐車場まで1時間半かかったよ。ふざけんな!って言いたかったとこだけど、客の安全確保のためにはたとえ不満が出てもそうする必要があったんだよね。それこそが主催者の責任か。
運転して宿に帰って風呂入って軽く一杯やって、たぶん4時頃就寝。
一日中雨降り+たまに土砂降りで、この日ほど合羽と防水ブーツのありがたみを噛み締めたこと今までなかったかも。身体が乾いてることがどれだけ重要か、それが今年の裏テーマだったな。
25日(土)晴れのち曇り時々雨
宿で朝飯食べて二度寝してからゆっくり出発、今回はこんなふうにいい感じで休みながら参加できたのが非常に良かったわ。おかげで疲れも残らなくてさ。
朝一のバースデイ興味あったけど、無理せずのんびり会場到着しました。
会場は、雲が多いながらも晴れてました。前日の雨のおかげで陽光のありがたみがいっそうしみたよ。昨日来てない人にはこの喜びは絶対わかんないよな!なんて妙に威張ってみたりしてな(笑)
ショーンクティ&エジプト80: グリーンで演るアフリカンビートのライヴってハズレ無しだからね、今回も期待通りめっさ楽しかった。あのしなやかなパフォーマンスとリズムが、晴れた空と鮮やかな緑に囲まれた特殊な空間のなかで、異様に心地よかった。
イーライ“ペーパーボーイ”リード&ザトゥルーラヴズ: 今年のフジの裏ベストアクト。めっさ熱かった! 出てきたときに一瞬「あれ、このおっさん誰?」なんて思ってすまんかった。暑苦しくてスウィートで、しかも盛り上げ上手で、シャウトもキマってて、やーもう超カッコ良かったよ! CDで聴くよりも「黒くない」とこはちと意外でした。
トラッシュキャンシナトラズ: オレンジから真反対側のレッドに移動して、初トラキャン。こっちは予想通り地味でした。丁寧に淡々と奏でられる暖かいポップミュージックをじっくり味わえて、これもまた楽しかった。もしかしたら、単独で観たら物足りなかったかもしれないなー。ちょうどいいサイズのライヴを、ちょうどいい場所で観られました。
プリシラアーン: オレンジに戻って期待の新人SSW。とてもキュートで初々しい彼女のライヴは、終始柔らかくて暖かい空気に包まれてました。歌も非常に上手かった。もう少しビターでキリッと締まったステージを期待してたんだけど、まあこれはこれで楽しかったからいいや。可愛かったし。
キヨシロートリビュート: 人多すぎのグリーンの後方をマーキーに向かって歩いていくとき、ちょうどヒロト&マーシーが登場、大盛り上がりでした。
ダイナソーJR.: 1曲目にいきなり「ザ・ラング」で、ああやられたよもうダメだおれ、ってなってしまって、そこからはただ気持ちよくガンガンゆらゆらと流されてしまったわ。「ザ・ワゴン」で、当時は生まれてなかったであろうキッズ連中が飛び跳ね転がるのを見て、オルタナもクラシックとして根付いたんだなーなんて感心したりしてな。Jのそっけなさも相変わらずでした。新作からの曲も良かったし、文句なし最高でした。叫んだり歌ったりで声枯れたぜ。今年のおれベストアクト。
フランツフェルディナンド: 遠くからチラ見。後ろの方までめっさ人入ってました。こんな人気バンドだったのね。でも、曲自体はやっぱりピンとこなかったんだよねー。
この日は早めに宿に帰って、風呂入って一杯やって3時頃就寝。
26日(日)曇り時々晴れ時々雨
最終日ものんびりスタート。この日はオレンジ奥地のカフェドパリやドッグランやらを探検したりしました。今回、ゴンドラ以外はかなり隅々まで楽しんだね。
中村まり: 若い(?)日本人女性が演るカントリー、ってのはなかなか新鮮でした。数曲だけの視聴でも、いかにも昼間のヘヴンってステージで、とっても心地よかった。マーケットとしてアリなの?って疑問は残ったけどねー。
ストリートスイーパーソーシャルクラブ: グリーンに戻ってトムモレロの新バンド。昼間からめっさ濃厚かつめっさカッコ良かった! レイジよりも、イデオロギーとポップミュージックの折り合いが付いてる気がしたね。奏でられる音が、客席に向けたマシンガンの銃口のように思えて、非常に刺激的でした。帰ったら絶対CD買おう!って思ったけどまだ買ってない(笑)
デデマウス: ホワイトの入り口からチラ観。本人たちが一生懸命楽しそうに演ってる割には、いちばん後ろにいるおれらにはちっとも伝わらなかったな。なぜか、スーパーカーって凄かったんだなーなんて思ったよ。
クラップユアハンズセイイェー: もーっとアートっぽいのを想像してたけど、予想以上にロックバンドのライブでした。あっという間にファースト飽きたおれにもそこそこ楽しめたし。ヴォーカルの人が非常に神経質そうでした。
渋さ知らズオーケストラ: 夜のパリを冷やかした帰りにこれも遠くから。最終日の夜のオレンジに、踊るアホウが集結してました。どっちかって言うと苦手なおれでも、なんかとても楽しそうに見えたっけ。
アニマルコレクティヴ: こんな前衛ポップにこんなに人が集まることが一番の驚きでした。ドローンビヨーンって音に恍惚となってる人多数。まだまだおれなんてアマちゃんだな。
ウィーザー: サービス満点の、シングルヒット満載の楽しいライヴでした。緊張感は以前ほどなくて、これが今の彼らの標準なのね。エンディングは絶対サーフワックスアメリカだって期待してたのに、演ってくれなかったのは超残念。あと、リヴァースいがいのメンバーがヴォーカルを取る曲は弛めだったわ。パトリックいつの間にギターになったんだ?
会場を出て、帰る前のチルアウトのつもりでパレスオブワンダーへ。
浅草ジンタ: めっさハイテンションの江戸っ子ホーンパンクでした。予想外の飛び道具でびっくり楽しかった。フロアの動きが早送りに見えたよ(笑)
モンゴルサーカス: 基本的に、重い人がシーソーに飛び降りる→反対側から軽い人が飛び上がる→高いとこに乗っかる、っていうシンプルなサーカスなのに、観ながらワーワー言ってしまったぜ。
宿に帰って一杯やって3時半に就寝。
翌日、宿でゆっくり朝飯食べて、越後湯沢駅近くでお土産買ってから帰りました。
今年食べたもの:オアシスのホルモン焼(普通)モツ煮(普通)タコサンド(普通)舞茸ピザ(美味い)舞茸天丼(美味い)おにぎり(美味い)、アヴァロンのつくね串(美味い)タイラーメン(普通)、ヘヴンのベリーとナッツ入りパン(美味い)、オレンジの豚生姜焼丼(美味い)薬膳カレー(美味い)あとビール数杯。今年は飲食ともに少なかったね。
今年ムカついたこと:外人客が邪魔すぎ。日本語が分からないって言い訳を振りかざして、マナーもルールも守らないしギャーギャーうるさいし、レベル低すぎだわ。あいつらがいなければ、快適さは3割増しだろうな。二度と来んな。
あと、ライヴの最中におしゃべりするバカが相変わらず多かった。それにイラついてるおれのほうがもはや時代遅れなのか?
ああそれでも、今年のフジは本当に楽しかったよ。非常にいいペースでライヴと会場とを楽しむことができたからねー。かなり歩き回って、ずっと立ちどおしだったのに、疲れもほとんど残らなかったし。あちこちの夜の姿もしっかり楽しむことができたし。
これまで、あちこちガンガン歩き回ってできるだけライヴ観てたらふく飲んで食べて、いろんなものをガツガツ詰め込むことこそがフジを楽しむ最善のやり方だって思ってたのね。もちろんそれはある意味間違いではないんだけど、慌てずにのんびりしててもちゃんとこんなに楽しめるんだなーって目ウロコ落ちました。おれってどんだけ近視眼的だったんだってさ。教えてくれてありがとう。
あっという間のフジでした。真夏に3日間だけ表れる異空間でした。やっぱりフジロックって素晴らしいわ。こんなイベント他にありえないもの。
来年もこんな形で参加したいねー。来年のフジまで、もう1年切ってるよ!(
課長王)