低料金で中小企業の味方テレウェイヴ

February 17 [Tue], 2009, 18:08
株式会社テレウェイヴの子会社であるテレウェイブリンクスが運営する「スモール ネット ビジネス サポーターズ(SNBS)」ではカリスマ店長のインタビューをストーリー仕立てで毎週5回に分け配信しています。他、キーワード解説や便利ツール紹介から法律・税務の話まで情報満載です。早速ですが、今週のカリスマ店長のインタビューを紹介いたします。藤原真希枝さん・宮下良子さん姉妹が、オリジナルスリングの専門店「Happy!hughug」(はぴはぐ!)をオープンしたのは2003年1月。スリングとは、ハンモック状の子守り帯のこと。赤ちゃんを抱いても両手を自由に使えるという特徴がある。オープン当時は、それほど認知されていなかったスリングだが、ここ数年ですっかり定着。デパートや大型ベビー用品店でも販売されるほど、ベビーグッズの人気アイテムになった。当然「Happy!hughug」でも、オープン時に比べて売り上げは大幅に増えた。しかし、商材の認知度がアップすればするほど、同店は危機感を募らせるようになっていく。その要因――、それこそが、大手企業の参入であった。「多くの商材にいえることですが、認知度が上がると同業他社が増え、大手も参入してきます。大手は実店舗も含め豊富な販路があるので、その点では小さなネットショップはどうしても不利。どうにかしなくてはと思いました」勝負に勝つために同店が取った策――、それは、ターゲット層の拡大であった。「実際に使用するお母さんだけでなく、お父さんまで広げたんです。赤ちゃんの安全に関わる商品ということもあり、お父さんが購入を決定するケースは意外と多かったんです」以前のサイトは、イラスト中心に構成されたかわいらしい雰囲気。しかし2006年1月のリニューアル後は、家族の写真を全面に出した。「安心・安全」も強調し、お父さんが会社でも見られる落ち着いたサイトを目指した。その結果、客層は拡大し、売り上げは増加。さらに、このサイトリニューアル思わぬ“副産物”をもたらすことになる。「“個人サイト”から脱皮したせいか、企業からの問い合わせが明らかに増えたんです。通販カタログへの掲載が決まったり、うちで開発したスリング用のリングを手芸展で扱ってもらえたりと、ネット以外の新たな販路に結びつきました」藤原さん・宮下さん姉妹がスリングを知ったのは、サイトを開設する1年前の2002年。当時、2人目を出産したばかりの妹・宮下さんは、上のお子さんが2歳で、2人の面倒を同時に見る必要があり、抱っこ紐を探していた。そんな頃、保育園で、たまたまスリングを使っているお母さんを見かけたのだ。「これは、使いやすいかもしれない」――。宮下さんはそう直感し、実店舗やネットショップで商品を探した。しかし……。「アメリカ製のものなので、日本では全然、売っていなかったんですね。ようやく海外のネットオークションで入手することができました」購入後、すぐに装着してみた宮下さんは、彼女の言葉を借りるならば「あまりに衝撃的だった」というほどの、驚きを味わうことなる。「実際に使ってみてビックリ!肩も腰もラクだし、とにかく両手が自由になるというのがこんなに便利なものだとは思いませんでした」この“衝撃”がネットショップのオープンへとつながっていく。もともとネットショップ運営には興味があった宮下さんだが、スリングは、初めて『売ってみたい!』と思えた商材だったのだ。彼女は当初から、輸入販売ではなくオリジナルの企画製造販売にこだわった。「アメリカ製のスリングは、クッションがきいていて夏場に使うのはきつい、迷彩柄や豹柄など派手なものが多いなど、使い込むうち、細かい不満がいくつも出てきたんです。それを全部解消するにはオリジナル商品を作るしかないなと」宮下さんは、姉の藤原さんに相談。姉妹は、機能やデザインを検討し、サンプルの試作を重ねた。そんななか、ついに目玉商品となるオリジナルスリングを思いつく――。オリジナルスリングを販売する「Happy!hughug」の藤原さん・宮下さん姉妹が、ネットショップを開業してから早3年。「スリングをもっと多くの人に広めたい!」という情熱は、年々増すばかりだ。ネットショップを運営するかたわら、スリング販売を行う他社と共同で「日本ベビースリング協会」を立ち上げたり、スリング講習会の講師として全国各地を回って指導するなど、精力的に活動を続けている。 3年経過したいま、姉妹が目指しているもの――。それは、“スリングを通したライフスタイル”を提案していくこと。「若者の犯罪が多発している要因のひとつに、乳児期のお母さんと赤ちゃんのスキンシップ不足があるともいわれます。抱っこするだけで赤ちゃんと密着できるスリングは、手軽にスキンシップできる便利グッズ。スリングによってお母さんがよりアクティブに行動できるようになり、マタニティブルーをはじめ心的負担が軽減できれば・・・と思っています」ネットショップ運営を行うなかで、スリングの使用法だけでなく、育児そのものに対する葛藤や悩み、心配ごとなども相談される機会が多かったという藤原さん・宮下さん姉妹。スリング講習会や育児サークルなどに積極的に参加しているのは、このためだ。「彼女たちの“生の声”を受け止める機会を、今後も多くもちたいと思っています。育児体験のある“先輩”として、お母さんたちを応援していきたいですね」店名の由来である「hugして、hugされて、Happy!な関係になってほしい」という思い――。これこそ、藤原さん・宮下さん姉妹の目指す“スリングライフ”といえる。
プロフィール
  • プロフィール画像
  • アイコン画像 ニックネーム:wavelinkshp
読者になる
2009年02月
« 前の月    |    次の月 »
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
最新コメント
Yapme!一覧
読者になる
P R
カテゴリアーカイブ
月別アーカイブ
投資信託