天地人第39話(9.27)
September 29 [Tue], 2009, 1:47
関ヶ原の戦いで勝利を収め、戦後処理を行う徳川家康@松方弘樹、
その結果、石田三成@小栗旬は死罪、毛利輝元@中尾彬は減封、
一方、直江兼続@妻夫木聡は、三成の正義を後世に伝えるため、生きることを決意・・・
要するに、三成から「死なないでいいよ」というお墨付きをいただいたというお話でした
唐突に再登場したこども店長加藤清史郎、敗戦処理みたいなポジション?
三成を偲ぶ会みたいな雰囲気の回でしたね
兼続のもとに福島正則@石原良純や小早川秀秋@上地雄輔が駆けつけ、
『あいつはこんなこと言ってた』『あいつは正しかった』と、三成を美化することで、
三成と行動を共にした兼続をも正当化するような内容。
なんか観ていて、チッと舌打ちしたくなっちゃった、相武紗季みたいに
で、三成の人生最期の言葉が、「兼続に伝えよ」って、どーなんだろ。
打ち首にされなければ、「わしはこんなとこに来とうはなかった」と続いたんだろうなあ
「わが挙兵は太閤殿下のご遺志を継ぎ、豊臣家の安寧を図るためでござる。
内府殿は大老の身でありながら、専横の限りを尽くし、豊臣家をないがしろにした。
これを正さねば、天下が乱れるは必定・・・」
挙兵した理由を述べることで、自己の正当性を訴えた三成。
しかし、このシーン、僕の考えと一致したのは、
「無益な乱を起こし、秀頼君を脅かし奉るは、冶部、うぬではないか!?」
三成を非難した福島正則の台詞の方だった。石原良純の正則なので説得力がないが
関ヶ原の後、豊臣家は滅ぼされることになるので、
『家康=悪・三成=正義』と思われがちだけど、僕はそうは思えないのよね。
家康は専横を極めていたけど、それはあくまで幼君秀頼の後見人としてのこと、
三成が挙兵しなければ、戦後処理で諸大名の勢力図が変わることもなく、
家康が主家である豊臣家を滅ぼすほどの権力を握ることはなかっただろう。
家康は老齢だったし、他界すれば、徳川家の勢威が衰える可能性も考えられたのに。
日本全国の勢力図を家康の有利な状態に変え、
豊臣家が滅亡に追いこまれる結末となったのは、三成に責任があると僕は思いますね。
で、文治派の三成が性急に打倒家康の兵を挙げ、
武断派の福島正則らが関ヶ原以後、忍耐の日々を送るというのが、僕には面白いですわ。
戦後処理の結果、120万5千石の大大名だった毛利輝元は、周防・長門36万石に減封
この大河だけだと、西軍の総大将として、大坂城に入城していた輝元が、
なぜ「おのれ、家康め」と中尾彬ヅラで悔しがるのか、わからんだろう。減封は当然だし。
毛利軍を率いていた輝元の従兄弟の吉川広家は家康と内通、
中立を保つことで本領安堵される約束だった。
約束を信じて、関ヶ原直後、大坂城を明け渡したのだが・・・反故にされてしまったのだ。
毛利軍と共に南宮山に布陣、中立を保った土佐の長宗我部は改易、
関ヶ原後、長宗我部に代わり、土佐を治めることになったのは、『功名が辻』の山内一豊。
長宗我部の旧臣たちは郷士として、山内家臣団から迫害を受けることになる。
そして、関ヶ原で中立を保ち、敵中突破をして多くの犠牲を出した島津。
そんな毛利の長州藩、島津の薩摩藩、山内の土佐藩が
幕末の『篤姫』の時代に、倒幕派の中心となるという歴史の皮肉も面白いですな。
で、来年の主人公坂本龍馬は土佐藩士、それも郷士出身。迫害をバネにしたのでしょう。
関ヶ原がなければ、幕末の志士となることも、大河の主人公になることもなかったのかも
「正義はなお我らにある。上洛し、それを家康の前に示してやるのじゃ・・・」
三成の敗戦を知り、上洛を決意する上杉景勝@北村一輝。
うーん、頭おかしいんじゃないか、景勝様。いや、おかしいのは、脚本家の方か
もともと景勝が上洛を拒んだのが発端で、上杉征伐→関ヶ原となったんだろ。
だったら、最初から、上洛しろよって感じですよ。
敗北を認めようとせず、正義だの善悪だのにとらわれているから、
この大河は陳腐なストーリーになってしまっているのだと思う。
「上洛はごめんだ」→直江状→上杉征伐→三成挙兵→家康引き返す
→「背後から襲うのは卑怯」→「やっぱ挟み撃ちしよう」→西軍敗北→「上洛しよう」
この一貫のなさは何なんだ?上杉の関ヶ原は迷走したままだったな
次回は、景勝と兼続、勝者となった家康と対面・・・
これまで家康を悪の権化のように描いてきたこの大河、
どう景勝と兼続を臣従するまでに持っていくのでしょうかねえ。
★今までの感想★
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 第10話 第11話 第12話 第13話 第14話 第15話 第16話 第17話 第18話 第19話 第20話 第21話 第22話 第23話 第24話 第25話 第26話 第27話 第28話 第29話 第30話 第31話 第32話 第33話 第34話 第35話 第36話 第37話 第38話
★9月28日(月)の日記★
自民党新総裁は谷垣氏に。
未だに派閥の論理なのか、未だに麻垣康三なのか、
危機感を感じられない。本当に、党を再生させる気あるのだろうか?
その結果、石田三成@小栗旬は死罪、毛利輝元@中尾彬は減封、
一方、直江兼続@妻夫木聡は、三成の正義を後世に伝えるため、生きることを決意・・・
要するに、三成から「死なないでいいよ」というお墨付きをいただいたというお話でした

唐突に再登場したこども店長加藤清史郎、敗戦処理みたいなポジション?
三成を偲ぶ会みたいな雰囲気の回でしたね

兼続のもとに福島正則@石原良純や小早川秀秋@上地雄輔が駆けつけ、
『あいつはこんなこと言ってた』『あいつは正しかった』と、三成を美化することで、
三成と行動を共にした兼続をも正当化するような内容。
なんか観ていて、チッと舌打ちしたくなっちゃった、相武紗季みたいに

で、三成の人生最期の言葉が、「兼続に伝えよ」って、どーなんだろ。
打ち首にされなければ、「わしはこんなとこに来とうはなかった」と続いたんだろうなあ

「わが挙兵は太閤殿下のご遺志を継ぎ、豊臣家の安寧を図るためでござる。
内府殿は大老の身でありながら、専横の限りを尽くし、豊臣家をないがしろにした。
これを正さねば、天下が乱れるは必定・・・」
挙兵した理由を述べることで、自己の正当性を訴えた三成。
しかし、このシーン、僕の考えと一致したのは、
「無益な乱を起こし、秀頼君を脅かし奉るは、冶部、うぬではないか!?」
三成を非難した福島正則の台詞の方だった。石原良純の正則なので説得力がないが

関ヶ原の後、豊臣家は滅ぼされることになるので、
『家康=悪・三成=正義』と思われがちだけど、僕はそうは思えないのよね。
家康は専横を極めていたけど、それはあくまで幼君秀頼の後見人としてのこと、
三成が挙兵しなければ、戦後処理で諸大名の勢力図が変わることもなく、
家康が主家である豊臣家を滅ぼすほどの権力を握ることはなかっただろう。
家康は老齢だったし、他界すれば、徳川家の勢威が衰える可能性も考えられたのに。
日本全国の勢力図を家康の有利な状態に変え、
豊臣家が滅亡に追いこまれる結末となったのは、三成に責任があると僕は思いますね。
で、文治派の三成が性急に打倒家康の兵を挙げ、
武断派の福島正則らが関ヶ原以後、忍耐の日々を送るというのが、僕には面白いですわ。
戦後処理の結果、120万5千石の大大名だった毛利輝元は、周防・長門36万石に減封

この大河だけだと、西軍の総大将として、大坂城に入城していた輝元が、
なぜ「おのれ、家康め」と中尾彬ヅラで悔しがるのか、わからんだろう。減封は当然だし。
毛利軍を率いていた輝元の従兄弟の吉川広家は家康と内通、
中立を保つことで本領安堵される約束だった。
約束を信じて、関ヶ原直後、大坂城を明け渡したのだが・・・反故にされてしまったのだ。
毛利軍と共に南宮山に布陣、中立を保った土佐の長宗我部は改易、
関ヶ原後、長宗我部に代わり、土佐を治めることになったのは、『功名が辻』の山内一豊。
長宗我部の旧臣たちは郷士として、山内家臣団から迫害を受けることになる。
そして、関ヶ原で中立を保ち、敵中突破をして多くの犠牲を出した島津。
そんな毛利の長州藩、島津の薩摩藩、山内の土佐藩が
幕末の『篤姫』の時代に、倒幕派の中心となるという歴史の皮肉も面白いですな。
で、来年の主人公坂本龍馬は土佐藩士、それも郷士出身。迫害をバネにしたのでしょう。
関ヶ原がなければ、幕末の志士となることも、大河の主人公になることもなかったのかも

「正義はなお我らにある。上洛し、それを家康の前に示してやるのじゃ・・・」
三成の敗戦を知り、上洛を決意する上杉景勝@北村一輝。
うーん、頭おかしいんじゃないか、景勝様。いや、おかしいのは、脚本家の方か

もともと景勝が上洛を拒んだのが発端で、上杉征伐→関ヶ原となったんだろ。
だったら、最初から、上洛しろよって感じですよ。
敗北を認めようとせず、正義だの善悪だのにとらわれているから、
この大河は陳腐なストーリーになってしまっているのだと思う。
「上洛はごめんだ」→直江状→上杉征伐→三成挙兵→家康引き返す
→「背後から襲うのは卑怯」→「やっぱ挟み撃ちしよう」→西軍敗北→「上洛しよう」
この一貫のなさは何なんだ?上杉の関ヶ原は迷走したままだったな

次回は、景勝と兼続、勝者となった家康と対面・・・
これまで家康を悪の権化のように描いてきたこの大河、
どう景勝と兼続を臣従するまでに持っていくのでしょうかねえ。
★今までの感想★
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 第10話 第11話 第12話 第13話 第14話 第15話 第16話 第17話 第18話 第19話 第20話 第21話 第22話 第23話 第24話 第25話 第26話 第27話 第28話 第29話 第30話 第31話 第32話 第33話 第34話 第35話 第36話 第37話 第38話
★9月28日(月)の日記★
自民党新総裁は谷垣氏に。
未だに派閥の論理なのか、未だに麻垣康三なのか、
危機感を感じられない。本当に、党を再生させる気あるのだろうか?
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