天地人第16話(4.19)
April 21 [Tue], 2009, 1:29
武田勝頼@市川笑也の妹菊姫@比嘉愛未が上杉家に輿入れ、
御館の乱の功績で、樋口兼続@妻夫木聡が家老に昇格、
直江信綱@山下真司が不平分子の襲撃に遭う・・・の三本でした。
どさくさに紛れて、泉沢久秀@東幹久まで家老になってしまうとはね。
直江信綱が不平分子に襲われたのは、泉沢のせいだろう
信綱には「兼続ぅ、上杉家とお船を頼む・・・ぐばっ」と大吐血して死亡・・・を希望
この第15話は、天正7(1579)年春から天正9(1581)年9月まで。
約1年の御館の乱で7話も使ったのに、ペースが速い。
甲斐にいた頃は、凛々しく弓を嗜んでいた菊姫でしたが、
越後に来たら、案の定、この大河の登場人物らしくなっちゃいました。悪い意味でよ。
胸元に短刀を潜ませて、夫上杉景勝@北村一輝と刺し違える素振りを見せながら、
実家の武田家を守ってほしいと頼む支離滅裂さ。逆効果だべ
謙信の甥&信玄の娘というビッグカップル誕生
景勝・菊姫夫妻の新婚夫妻の絆が深まる様子をのんびり描いてましたが、
当時の上杉・武田を巡る環境は、そんなに甘いものじゃございません。
なぜ、この政略結婚が行われたのかというと、それだけ武田家が追いつめられたから
もともと、武田勝頼は、長篠の戦い後、態勢を整えるために、
北条氏政と同盟を結び、氏政の妹を妻に迎えていました。
にも関わらず、上杉景虎@玉山鉄二が北条氏政の弟、妻の兄だというのに、
御館の乱で、武田勝頼は、景勝側の買収工作に乗ってしまった
関東だけでなく、越後まで、北条家のものになったら、後が怖いと思ったのかもしれない。
でも、武田勝頼のこの選択は、北条氏政にとって、裏切り行為、
怒った北条氏政は武田との同盟を破棄し、織田信長・徳川家康と同盟を結んでしまう。
長篠の敗北より、この外交の失敗の方が、武田に与えた打撃は大きかったんじゃないかな。
ということで、菊姫の輿入れは、
織田・徳川・北条の三国同盟に対抗するための政略結婚だったわけで。
でも、御館の乱で仲間割れをして、国力が半減、
織田軍に攻められてる景勝に武田家を守る力など・・・。
まさしく「約束はできぬ・・・」状態なのよね。バカ正直に言うこともないと思いますが
今回も、女忍者相手に、情勢をブツブツ語ってた織田信長@吉川晃司
野村監督か?
御館の乱で一番得したのは、この人でしょうね。
勝手に上杉家は仲間割れするわ、同盟してた武田&北条は敵対しあうわ・・・。
信長は、天正8(1580)年8月、約10年抗争を続けた石山本願寺を屈服させることに成功。
一方、その直後、重臣の佐久間信盛・林秀貞らをなぜか追放してます
佐久間も林も、尾張時代からの重臣。
佐久間は本願寺攻めの責任者だったのに、怠けていたから、追放、
林はかつて信長が弟と家督相続争いをしたときに、弟を支持したため、追放したらしい。
でも、その家督相続争いって、弘治2(1556)年のこと。24年前の話だ
リストラだったんだろうか?
あの人が裏切りに走ったのは、危機感もあったのかもしれない。
一方、なぜかほっかぶりをした徳川家康@松方弘樹が初登場
顔見せでしたけどね。
ちなみに、僕は、歴史小説やほかの大河だと、アンチ家康派。
司馬遼太郎の『関ヶ原』などだと、
秀吉死後、諸大名が家康の顔色を伺うご時勢に、
直江状が叩きつけられるというエピソードは痛快に感じさせられるのですが、
この大河の兼続は好きになれないので(笑)、今回は家康公を応援せずばなるまい
しこたま痛めつけて、兼続の泣きっ面が観たいものだ。福島正則の気分だ。
信長と同盟を組んでる家康ですが、対等な同盟ではない悲しさか、
信長の命令で、天正7(1579)年、正室築山殿を殺害、長男徳川信康を切腹させてます。
今川家出身で信長を恨む築山殿が武田と内通してたとか、
築山殿と徳姫(織田信長の娘・徳川信康の正室)の嫁姑の争いが原因だったとか、
信康の才能を信長が恐れたとか、いろいろ説がありますね。
武田の勢力が衰えて、同盟の価値観が薄れたのが原因でしょうか。
家康は「信康が生きていれば・・・」と関ヶ原でぼやいたそうなので、
優れた武将ではあったらしい。
面白いのは、信康の妻だった徳姫、
この人、寛永13(1636)年まで生きている。家光の時代だ
信康が長生きしていれば、この人は将軍の御台所になっていたかもしれない。
夫信康が生きてた頃は、徳川の天下になるなど思ってもいなかっただろう。
世の移り変わりをどう感じてたのだろうか?
★今までの感想★
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 第10話 第11話 第12話 第13話 第14話 第15話
御館の乱の功績で、樋口兼続@妻夫木聡が家老に昇格、
直江信綱@山下真司が不平分子の襲撃に遭う・・・の三本でした。
どさくさに紛れて、泉沢久秀@東幹久まで家老になってしまうとはね。
直江信綱が不平分子に襲われたのは、泉沢のせいだろう

信綱には「兼続ぅ、上杉家とお船を頼む・・・ぐばっ」と大吐血して死亡・・・を希望

この第15話は、天正7(1579)年春から天正9(1581)年9月まで。
約1年の御館の乱で7話も使ったのに、ペースが速い。
甲斐にいた頃は、凛々しく弓を嗜んでいた菊姫でしたが、
越後に来たら、案の定、この大河の登場人物らしくなっちゃいました。悪い意味でよ。
胸元に短刀を潜ませて、夫上杉景勝@北村一輝と刺し違える素振りを見せながら、
実家の武田家を守ってほしいと頼む支離滅裂さ。逆効果だべ

謙信の甥&信玄の娘というビッグカップル誕生

景勝・菊姫夫妻の新婚夫妻の絆が深まる様子をのんびり描いてましたが、
当時の上杉・武田を巡る環境は、そんなに甘いものじゃございません。
なぜ、この政略結婚が行われたのかというと、それだけ武田家が追いつめられたから

もともと、武田勝頼は、長篠の戦い後、態勢を整えるために、
北条氏政と同盟を結び、氏政の妹を妻に迎えていました。
にも関わらず、上杉景虎@玉山鉄二が北条氏政の弟、妻の兄だというのに、
御館の乱で、武田勝頼は、景勝側の買収工作に乗ってしまった

関東だけでなく、越後まで、北条家のものになったら、後が怖いと思ったのかもしれない。
でも、武田勝頼のこの選択は、北条氏政にとって、裏切り行為、
怒った北条氏政は武田との同盟を破棄し、織田信長・徳川家康と同盟を結んでしまう。
長篠の敗北より、この外交の失敗の方が、武田に与えた打撃は大きかったんじゃないかな。
ということで、菊姫の輿入れは、
織田・徳川・北条の三国同盟に対抗するための政略結婚だったわけで。
でも、御館の乱で仲間割れをして、国力が半減、
織田軍に攻められてる景勝に武田家を守る力など・・・。
まさしく「約束はできぬ・・・」状態なのよね。バカ正直に言うこともないと思いますが

今回も、女忍者相手に、情勢をブツブツ語ってた織田信長@吉川晃司
野村監督か?御館の乱で一番得したのは、この人でしょうね。
勝手に上杉家は仲間割れするわ、同盟してた武田&北条は敵対しあうわ・・・。
信長は、天正8(1580)年8月、約10年抗争を続けた石山本願寺を屈服させることに成功。
一方、その直後、重臣の佐久間信盛・林秀貞らをなぜか追放してます

佐久間も林も、尾張時代からの重臣。
佐久間は本願寺攻めの責任者だったのに、怠けていたから、追放、
林はかつて信長が弟と家督相続争いをしたときに、弟を支持したため、追放したらしい。
でも、その家督相続争いって、弘治2(1556)年のこと。24年前の話だ

リストラだったんだろうか?
あの人が裏切りに走ったのは、危機感もあったのかもしれない。
一方、なぜかほっかぶりをした徳川家康@松方弘樹が初登場
顔見せでしたけどね。ちなみに、僕は、歴史小説やほかの大河だと、アンチ家康派。
司馬遼太郎の『関ヶ原』などだと、
秀吉死後、諸大名が家康の顔色を伺うご時勢に、
直江状が叩きつけられるというエピソードは痛快に感じさせられるのですが、
この大河の兼続は好きになれないので(笑)、今回は家康公を応援せずばなるまい

しこたま痛めつけて、兼続の泣きっ面が観たいものだ。福島正則の気分だ。
信長と同盟を組んでる家康ですが、対等な同盟ではない悲しさか、
信長の命令で、天正7(1579)年、正室築山殿を殺害、長男徳川信康を切腹させてます。
今川家出身で信長を恨む築山殿が武田と内通してたとか、
築山殿と徳姫(織田信長の娘・徳川信康の正室)の嫁姑の争いが原因だったとか、
信康の才能を信長が恐れたとか、いろいろ説がありますね。
武田の勢力が衰えて、同盟の価値観が薄れたのが原因でしょうか。
家康は「信康が生きていれば・・・」と関ヶ原でぼやいたそうなので、
優れた武将ではあったらしい。
面白いのは、信康の妻だった徳姫、
この人、寛永13(1636)年まで生きている。家光の時代だ

信康が長生きしていれば、この人は将軍の御台所になっていたかもしれない。
夫信康が生きてた頃は、徳川の天下になるなど思ってもいなかっただろう。
世の移り変わりをどう感じてたのだろうか?
★今までの感想★
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 第10話 第11話 第12話 第13話 第14話 第15話
[ この記事を通報する ]
- URL:http://yaplog.jp/water_bed/archive/1924


