篤姫最終話(12.14)
December 16 [Tue], 2008, 1:57
一年間、楽しませてもらった大河ドラマ『篤姫』も、遂に最終回
江戸城を明け渡した天璋院@宮崎あおいのもとに、
勝海舟@北大路欣也が社会情勢を知らせ、
一緒に暮らす本寿院@高畑淳子が大騒ぎをし、
お幸@樋口可南子・島津忠敬@岡田義徳、
西郷隆盛@小澤征悦・大久保利通@原田泰造、
静寛院@堀北真希・滝山@稲森いずみ・重野@中嶋朋子etc
懐かしい人々と再会し、別れをしていく。
そして、天璋院自身も、明治16(1883)年11月20日、49歳で息を引き取る・・・。
この大河ドラマらしい最終回でした
天璋院のもとを訪ねた母・お幸と兄・島津忠敬。
徳川宗家に輿入れした後、天璋院が薩摩に帰ることはありませんでした。
また、幕府滅亡後、決して裕福ではなかったにも関わらず、
薩摩から援助を受けることはなかったそうです。
徳川宗家の大御台という意識が、倒幕派の中心だった薩摩を許せなかったのでしょうね。
幕府崩壊寸前にも関わらず、金遣いの荒かった大奥を君臨した天璋院は、
決して正しい道を歩んだとは言えないでしょうけど、こういう気高さ・潔さは好きですね。
実際の天璋院が、今和泉島津家の人たちと再会することはあったのかな?
天璋院のもとを訪れ、芝居見物をしたり、しゃもじを取り合いをした静寛院。
当初は、険悪だったこの二人が、仲睦まじくなったのが、面白いですね。
幕府が滅びて、権力争いすることがなくなったのが原因だとしたら、皮肉な話ですが。
天璋院が、静寛院の終焉の地となった箱根塔ノ沢を訪れたシーンも入れてほしかったなあ。
天璋院は、静寛院の死を、相当、悲しんだらしい。
『君が歳 とどめかねたる早川の 水の流れも うらめしきかな』という歌を詠んでます。
小松帯刀@瑛太は、お近@ともさかりえとお琴@原田夏希の看病の甲斐なく他界。
小松帯刀は、この大河で知名度を上げたようだが、
結局、篤姫への想いから卒業できないキャラで終わってしまったのが残念だった。
篤姫との別れが、倒幕の原動力になるのかと思っていたのですが。
帯刀の死を天璋院に伝えたのは、突然ヒゲを蓄えた大久保利通。
「新政府の大久保殿が私に何の用でしょう?」
天璋院の台詞に、敵意を感じたぞ
明治10(1877)年9月 西南戦争に敗れ、西郷隆盛自刃
明治11(1878)年5月 不平士族に襲われ、大久保利通暗殺
小松帯刀が生きていたら、この流れは変わったのだろうか。
「兄上が夢見ておられた新しい日本とは、こうしたものだったのでしょうか。」
島津久光@山口祐一郎が慨嘆していたが、
同じことを倒幕活動に参加した多くの薩摩藩士たちが感じたのではないだろうか。
彼らは、幕府を倒せば、自分たちの時代が来ると想像していたのだと思う。
でも、彼らに待っていたのは、廃藩置県・士農工商の撤廃という現実。
幕府が滅びた以上、彼らは用無し。
『狡兎死して走狗煮らる』という言葉を思い出してしまった。
天璋院は、二人の死をどう感じたのだろう?
倒幕の中心人物だった二人の死を、結構、冷ややかに感じたのかもしれない。
・・・ということで、『篤姫』、終わってしまいました
確かに、天璋院を美化していたり、史実に忠実とは言えないトコもあったけど、
天璋院の生き方・時代の激動の流れにいろいろ感じさせる大河ドラマでした。
夫婦愛・家族愛・役割・女の道は一本道etcを描いていたストーリー展開に共感しました。
宮尾登美子原作の『天璋院篤姫』だと、
天璋院は、徳川慶喜を生涯憎み、徳川家の女性という意識の薄い和宮を嘆いたり・・・
と、かなり違うキャラになっています(天璋院の実像には、近いと思う)。
原作には原作の良さはあるのですが、
この内容だと、ここまで人を感動させる作品にはならなかったでしょうね。
よくここまでアレンジできたなあと脚本家の田渕久美子に感心してしまいました
そして、宮崎あおいの演技が素晴らしかった
第1話観たとき、甲高い声だなあとうんざりしたものですが、
あれは少女時代を演じ分けてたんですなあ。
始まった頃は、江戸城抜け出して、坂本龍馬に会いに行くんじゃないかと思ったよ(笑)。
天璋院としての威厳・愛らしさ・優しさを演じた表現力は素晴らしかった。
いつの日か、宮崎あおいに北条政子を演じてほしいなあ。
あと、本寿院を演じた高畑淳子、この人の存在感も凄かった。
KYでウザい存在なのに、なぜかその言動が笑いを誘ってくれる奇跡のキャスティング。
徳川家定を演じた堺雅人をはじめ、ほかのキャスティングも良かった
僕の中で、これまでで一番の大河ドラマでした。
同じキャストで、和宮サイドから見た大奥を描いてほしいなあと思っちゃいました
★今までの感想★
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江戸城を明け渡した天璋院@宮崎あおいのもとに、
勝海舟@北大路欣也が社会情勢を知らせ、
一緒に暮らす本寿院@高畑淳子が大騒ぎをし、
お幸@樋口可南子・島津忠敬@岡田義徳、
西郷隆盛@小澤征悦・大久保利通@原田泰造、
静寛院@堀北真希・滝山@稲森いずみ・重野@中嶋朋子etc
懐かしい人々と再会し、別れをしていく。
そして、天璋院自身も、明治16(1883)年11月20日、49歳で息を引き取る・・・。
この大河ドラマらしい最終回でした

天璋院のもとを訪ねた母・お幸と兄・島津忠敬。
徳川宗家に輿入れした後、天璋院が薩摩に帰ることはありませんでした。
また、幕府滅亡後、決して裕福ではなかったにも関わらず、
薩摩から援助を受けることはなかったそうです。
徳川宗家の大御台という意識が、倒幕派の中心だった薩摩を許せなかったのでしょうね。
幕府崩壊寸前にも関わらず、金遣いの荒かった大奥を君臨した天璋院は、
決して正しい道を歩んだとは言えないでしょうけど、こういう気高さ・潔さは好きですね。
実際の天璋院が、今和泉島津家の人たちと再会することはあったのかな?
天璋院のもとを訪れ、芝居見物をしたり、しゃもじを取り合いをした静寛院。
当初は、険悪だったこの二人が、仲睦まじくなったのが、面白いですね。
幕府が滅びて、権力争いすることがなくなったのが原因だとしたら、皮肉な話ですが。
天璋院が、静寛院の終焉の地となった箱根塔ノ沢を訪れたシーンも入れてほしかったなあ。
天璋院は、静寛院の死を、相当、悲しんだらしい。
『君が歳 とどめかねたる早川の 水の流れも うらめしきかな』という歌を詠んでます。
小松帯刀@瑛太は、お近@ともさかりえとお琴@原田夏希の看病の甲斐なく他界。
小松帯刀は、この大河で知名度を上げたようだが、
結局、篤姫への想いから卒業できないキャラで終わってしまったのが残念だった。
篤姫との別れが、倒幕の原動力になるのかと思っていたのですが。
帯刀の死を天璋院に伝えたのは、突然ヒゲを蓄えた大久保利通。
「新政府の大久保殿が私に何の用でしょう?」
天璋院の台詞に、敵意を感じたぞ

明治10(1877)年9月 西南戦争に敗れ、西郷隆盛自刃
明治11(1878)年5月 不平士族に襲われ、大久保利通暗殺
小松帯刀が生きていたら、この流れは変わったのだろうか。
「兄上が夢見ておられた新しい日本とは、こうしたものだったのでしょうか。」
島津久光@山口祐一郎が慨嘆していたが、
同じことを倒幕活動に参加した多くの薩摩藩士たちが感じたのではないだろうか。
彼らは、幕府を倒せば、自分たちの時代が来ると想像していたのだと思う。
でも、彼らに待っていたのは、廃藩置県・士農工商の撤廃という現実。
幕府が滅びた以上、彼らは用無し。
『狡兎死して走狗煮らる』という言葉を思い出してしまった。
天璋院は、二人の死をどう感じたのだろう?
倒幕の中心人物だった二人の死を、結構、冷ややかに感じたのかもしれない。
・・・ということで、『篤姫』、終わってしまいました

確かに、天璋院を美化していたり、史実に忠実とは言えないトコもあったけど、
天璋院の生き方・時代の激動の流れにいろいろ感じさせる大河ドラマでした。
夫婦愛・家族愛・役割・女の道は一本道etcを描いていたストーリー展開に共感しました。
宮尾登美子原作の『天璋院篤姫』だと、
天璋院は、徳川慶喜を生涯憎み、徳川家の女性という意識の薄い和宮を嘆いたり・・・
と、かなり違うキャラになっています(天璋院の実像には、近いと思う)。
原作には原作の良さはあるのですが、
この内容だと、ここまで人を感動させる作品にはならなかったでしょうね。
よくここまでアレンジできたなあと脚本家の田渕久美子に感心してしまいました

そして、宮崎あおいの演技が素晴らしかった

第1話観たとき、甲高い声だなあとうんざりしたものですが、
あれは少女時代を演じ分けてたんですなあ。
始まった頃は、江戸城抜け出して、坂本龍馬に会いに行くんじゃないかと思ったよ(笑)。
天璋院としての威厳・愛らしさ・優しさを演じた表現力は素晴らしかった。
いつの日か、宮崎あおいに北条政子を演じてほしいなあ。
あと、本寿院を演じた高畑淳子、この人の存在感も凄かった。
KYでウザい存在なのに、なぜかその言動が笑いを誘ってくれる奇跡のキャスティング。
徳川家定を演じた堺雅人をはじめ、ほかのキャスティングも良かった

僕の中で、これまでで一番の大河ドラマでした。
同じキャストで、和宮サイドから見た大奥を描いてほしいなあと思っちゃいました

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