篤姫第48話(11.30)
December 03 [Wed], 2008, 0:41
最近、宮尾登美子原作の『天璋院篤姫』を読み終えたのですが、
ドラマとはまったく違う天璋院像で、なかなか面白かったです
小説版の天璋院の方が、実物に近かったんじゃないかと思う。
時代の変化や思い通りにならない和宮を内心不快に感じたり・・・。
ただ、ドラマとして描くとしたら、
今の大河の描き方の方が正しいのかなとも思っちゃいました。
主人公の好感度は、やはり大事だしね
ドラマの方は、いよいよクライマックス。
新しい時代を築くため、徳川の息の根をとめようと江戸城に迫る新政府軍。
江戸城総攻撃を断行しようとする西郷吉之助@小澤征悦の心を
動かそうと知恵を絞る天璋院@宮崎あおいと勝麟太郎@北大路欣也。
そして、その切り札となったのが、
亡き島津斉彬@高橋英樹が天璋院に遺した手紙だった・・・。
斉彬の手紙・・・
この大河ドラマにふさわしい、西郷の心を動かす切り札でした。
まあ、実際のところは、勝の謀略や外交戦術に依るところが大きいでしょう。
西郷は、天璋院の立場に同情はしたものの、
それで、徳川討伐の気持ちが揺るぐことはなかっただろう。
江戸総攻撃の予定日は慶応4(1868)年3月15日。
そして、勝と西郷の会見は、3月13日・14日。
しかし、3月9日に、西郷は幕臣山岡鉄舟と会談したときに、
既に、和平の条件の話までしており、勝・西郷の会見は最終調整だったようです。
和平を望む勝は、抗戦派の小栗忠順を追放、
近藤勇を甲陽鎮撫隊に仕立てて、江戸城から追い出すと、
新政府軍が攻撃をするなら、江戸を焼け野原にする姿勢を示した。焦土作戦ですな
新政府軍が勝利を収めても、江戸が焼け野原になってしまっては、得るものはない。
また、旧幕府軍には、当時日本最強の海軍艦隊が存在している。
旧幕府軍が死に物狂いとなれば、犠牲はかなり大きい。
そして、英国公使パークスに情報を流して、英国側から総攻撃中止を要請させた。
当時、徳川には仏国が援助をし、薩摩には英国が援助をしていた。
英国からの圧力が一番大きかったんじゃないかと思う。
無策の策どころではないと思いますね。たいした謀略家だよ、勝は
和平が成り立ち、大奥の女官たちに江戸城明け渡しを宣告する天璋院
「上方での戦に始まる此度の騒乱は、誰もが存じておろう。
徳川宗家は朝廷の敵と目され、
やむなく、この城を・・・城を去ることと相成った。
二百数十年来、徳川が家としたこの江戸城に、
もはや将軍はおられず、大奥もまもなくこの世から消え失せる・・・。」
天璋院の威厳を感じさせられたが、しかし、事実はまったく逆のようだ。
天璋院は新政府軍との和平は望んだものの、江戸城明け渡しには猛反対したらしい。
城を明け渡すくらいなら、自害するとまで主張して、勝を困らせたようだ。
また、大奥の女官たちも明け渡しには、反対し、
「三日間だけ江戸城を立ち退いてくれ」と言いくるめて、その間に明け渡ししてしまったらしい。
天璋院や一部の人間は、事情は判っていたのでしょうが、
まあ、それでは、天璋院の威厳を感じさせないので、こういう描き方にしたのでしょう。
・・・などといろいろ書きましたが、
斉彬の手紙が西郷の心を動かし、
徳川家定@堺雅人の霊が天璋院の前に現れ、天璋院の行動を認める
というエピソードは、なかなか感動的でした
もうすぐ最終回なのが、寂しいのう
★今までの感想★
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ドラマとはまったく違う天璋院像で、なかなか面白かったです

小説版の天璋院の方が、実物に近かったんじゃないかと思う。
時代の変化や思い通りにならない和宮を内心不快に感じたり・・・。
ただ、ドラマとして描くとしたら、
今の大河の描き方の方が正しいのかなとも思っちゃいました。
主人公の好感度は、やはり大事だしね

ドラマの方は、いよいよクライマックス。
新しい時代を築くため、徳川の息の根をとめようと江戸城に迫る新政府軍。
江戸城総攻撃を断行しようとする西郷吉之助@小澤征悦の心を
動かそうと知恵を絞る天璋院@宮崎あおいと勝麟太郎@北大路欣也。
そして、その切り札となったのが、
亡き島津斉彬@高橋英樹が天璋院に遺した手紙だった・・・。
斉彬の手紙・・・

この大河ドラマにふさわしい、西郷の心を動かす切り札でした。
まあ、実際のところは、勝の謀略や外交戦術に依るところが大きいでしょう。
西郷は、天璋院の立場に同情はしたものの、
それで、徳川討伐の気持ちが揺るぐことはなかっただろう。
江戸総攻撃の予定日は慶応4(1868)年3月15日。
そして、勝と西郷の会見は、3月13日・14日。
しかし、3月9日に、西郷は幕臣山岡鉄舟と会談したときに、
既に、和平の条件の話までしており、勝・西郷の会見は最終調整だったようです。
和平を望む勝は、抗戦派の小栗忠順を追放、
近藤勇を甲陽鎮撫隊に仕立てて、江戸城から追い出すと、
新政府軍が攻撃をするなら、江戸を焼け野原にする姿勢を示した。焦土作戦ですな

新政府軍が勝利を収めても、江戸が焼け野原になってしまっては、得るものはない。
また、旧幕府軍には、当時日本最強の海軍艦隊が存在している。
旧幕府軍が死に物狂いとなれば、犠牲はかなり大きい。
そして、英国公使パークスに情報を流して、英国側から総攻撃中止を要請させた。
当時、徳川には仏国が援助をし、薩摩には英国が援助をしていた。
英国からの圧力が一番大きかったんじゃないかと思う。
無策の策どころではないと思いますね。たいした謀略家だよ、勝は

和平が成り立ち、大奥の女官たちに江戸城明け渡しを宣告する天璋院

「上方での戦に始まる此度の騒乱は、誰もが存じておろう。
徳川宗家は朝廷の敵と目され、
やむなく、この城を・・・城を去ることと相成った。
二百数十年来、徳川が家としたこの江戸城に、
もはや将軍はおられず、大奥もまもなくこの世から消え失せる・・・。」
天璋院の威厳を感じさせられたが、しかし、事実はまったく逆のようだ。
天璋院は新政府軍との和平は望んだものの、江戸城明け渡しには猛反対したらしい。
城を明け渡すくらいなら、自害するとまで主張して、勝を困らせたようだ。
また、大奥の女官たちも明け渡しには、反対し、
「三日間だけ江戸城を立ち退いてくれ」と言いくるめて、その間に明け渡ししてしまったらしい。
天璋院や一部の人間は、事情は判っていたのでしょうが、
まあ、それでは、天璋院の威厳を感じさせないので、こういう描き方にしたのでしょう。
・・・などといろいろ書きましたが、
斉彬の手紙が西郷の心を動かし、
徳川家定@堺雅人の霊が天璋院の前に現れ、天璋院の行動を認める
というエピソードは、なかなか感動的でした

もうすぐ最終回なのが、寂しいのう

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