寂しい? 

March 21 [Mon], 2011, 13:03
寂しい人には寂しいって言えばいいんだよね。
とつぶやけば、寂しさを倍増するだけだからやめろ、と言う。

寂しい人には大丈夫って言えばいいんだよね。
とつぶやけば、どれだけ寂しいかわかりもしないくせに、と言う。

寂しい人には黙って見守ればいいんだよね。
とつぶやけば、わたしを見捨てるつもりなの、と言う。


寂しさのベクトルも
あなたが求める正答も知らないまま
言葉がおいやられ、
祈りだけが
心の中で はけ口をさがしてあばれる

どれだけ返事を遅らせても
一生のあいだ探しても
寂しい人にかける正しさなど知らないよ

知らないと、知りながら
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詩をかきたいとか 

October 10 [Sun], 2010, 22:12
そんなんじゃない
そんなおおげさな意味合いじゃなくて
ただ
黙りたくないんだ と無言の主張をする

独りきりだって生きてはいけると
学んだ人生なのです
寂しがることからの卒業を狙いたいこの頃
泣きさえしなければ、

置き去りにされた場所がすきで
その場所に置き去られた言葉がすきで
気まぐれに集う見えない人たちがきっとすきで

もう、置き去りにされていない場所なんじゃない?

なんて、良くもわるくも笑いがこみ上げてくる夜

蝶の、 

August 12 [Thu], 2010, 23:43
(たまに足跡をたどると、驚かされるのです)

書きたいと思う、久しぶりに
胸中の衝動、ふるわせる羽根の重み

一種の羽化?なんて、こそばゆく呟く
それはもう、辺り一面に
張りめぐらされた捕虫網からは
逃れられそうにないけど、
もうすこしあがいて生き延びてみたいから
葬儀の予約はとらないでおくよ。

あああ 

July 14 [Wed], 2010, 0:28
まだ泣ける つらい

恩送り 

November 28 [Sat], 2009, 23:47
ありがとう に
ほんの少し似た響きを纏うだけで
きっと、やさしくなれるだろう

思い出せなくても
真摯であれば、と
深いふかいお辞儀を、交わす。


遠回りが
きらいな
あなたで

だから、
褪せて
しまわぬ
うちに

きっと、あしたには送ります。

封書であることを、どうかお許しください。



とおくに 

November 09 [Mon], 2009, 22:47
あなたが、遠くにいってしまう。

わたしが、伝えることは、無く。

多分、そういう運命なのだ

あなたは、どこか遠くで
まぶしく活躍するのに
ふさわしい人なのだから。

寂しいなんて、
自分のための言葉でしかない。

すきだ、と
本当に思うのなら

やっぱり、口をつぐむべきだろう。

運命は

あきらめて受け入れた瞬間に
ほんとうの運命になる。

何色の糸になれたのか。
赤くなくても、ちゃんと 胸は痛い。

あなたが、遠くに、

行ってしまうのなら

結局は伝えるより、笑うことだ。

詩の中でだけ、病めばいい。

ばんごう 

October 21 [Wed], 2009, 1:12
答えを求める気持ちだけなら、分かってしまう気がするのだった。

だから、非通知でとか
一瞬よぎったりもするのだった。
ただ、私には
答えのために自身を晒す度胸
など無い。のだった。
その側面では尊敬できると思った
勿論ほんの悪戯かもしれなかったけれど
出会い系とか悪徳なのかもしれなかったけれど

−誰か、かけてくれるだろうか
私だってそんな気持ちで
試すようにとくめいで、書き込んで いたのだった。

それは弱い人間のすることだろうか。

(救われた記憶は確かに残っているのに)

深夜にもう一度だけ 

July 31 [Fri], 2009, 1:08
(叶わないと思い知ったなら
宣言はしないと決意しよう。)

そうして自転車から降りれなかった事を
責め、感謝できないことを厭う。
私は、抱えきれない理想に埋もれて
居るのでしょう、其の髪に触れたい。

憧れが目を覚ます厄介な時間帯だ
焼きついた革靴のこげ茶色
声音とか猫背、銀色の車

(自重せよ、幻覚の中でさえ
結ばれたりなどするものか。)

今夜の過ごし方にさえ果てしない隔たり
あの、名前、呼ぶべきだったのですか?
信じられない程に貴方からは嫌われたくない。
矢印だけで暴走するとしたら
醜い、卑しい、やるせない、分かっている

意図的な“こぼした”振りで 
 すきです。 と呟けば、痛い

泣けるだろうか?深夜にもう一度だけ。

うしろむき 

May 11 [Mon], 2009, 1:42
そんなんじゃないの と うしろむきにつぶやけば
だれにもとどかないまま とけてしまいそうに

未来はささやかな幻想として眠らせる
手放した期待、だから振り返るひまがない
そんなんじゃないのです
うまくいかないんです
不安で仕方ない
さみしくてしかたない
いっそこわれてしまいたいとか
昔のように泣きわめく部屋からは
ぎりぎりの脱出をはかっているけれど
やっぱり重たく、堕ちてゆく、深夜的な何か
言葉で解決はできないし、たとえあなたが手に入っても

やさしいうたにすがる 手は しびれてしまいそう
だれもきずつけないためには もう てばなして 

十字路 

April 25 [Sat], 2009, 0:37
動かないのは、左手
あなたの輪郭だけが振り返ったような気がした

日ごと夕暮れに染められてゆく十字路
器用に交差し続ける機械たちの
もう少し上手に、真似できたらよかった

別れ難い、その現象が
また新たな感情を証明するのを
横断歩道に紛れては
ひっそりと耐えてみせた

ただ、陽に晒さなければ
無かったことに出来るのさ、と
戯言のように夜はささやく

動かない左手の、奥底には
行き交う未練と ほつれた覚悟
不器用にぶつかり合うたびに
ありえない残像が産まれる