葛藤

July 24 [Wed], 2013, 17:17
楽しそうに笑う貴方。

 気障っぽく笑う貴方。

 からかう様に笑う貴方。

 優しく笑う貴方。

 私が思い描く貴方はいつも、笑顔。

 その笑顔が、私を狂わせる。

 貴方のことしか考えられなくさせる。

 貴方に会えない時間が、凄く長く感じて。

 貴方と交わす言葉の一つ一つが、私の心の奥底に溶けていく。

 冷たく凍った心が、貴方の言葉で融けていく。

 暖かな灯火が私の心を照らしてくれる。

 どうして。

 どうして、貴方はこんな私に優しくするの。

 貴方が私に優しくするたび、欲望が溢れそうになる。

 貴方の気持ちはまだ、わからない。

 私のこの想いもまだ、伝えていない。

 でも、もうすぐ。

 もし、この想いが叶えば。

 私は、それ以上を望むだろう。

 貴方に触れたい。

 貴方の声を聴きたい。

 ――ずっとずっと、一緒にいたい。

 私は今、何を望んでいるんだろう。

 自分でも正直、よくわかっていない。

 私が本当に望んでいることは一体、何なんだろう。

 今のままで良いと、思う。

 貴方と一緒にいたいと、思う。

 貴方が幸せならそれで良いと、思う。

 貴方の隣にいるのが私でなくても良いと、思う。

 ――どれが、私の本心?

 わからない。

 だけど……。

 隣にいるのが私でなくても。

 貴方が幸せなら。

 貴方が笑っていれば。

 今のままでも、『友達』という枠の中でも。

 それでも、良い。

 ――ならどうして、伝えようとしているの?

 そう問う、声。

 答えは、一つ。

 彼に私の想いを知ってほしいから。

 ――知れば、『友達』ではいられないんじゃないの?

 ――矛盾してるじゃない、その想い。

 ――一方では『友達』で良いと言いながら、もう一方では今の関係を壊そうとしている。

 ――本当は、どうしたいの?

 ――隠してても仕方ないでしょう。

 ――彼に言われたでしょ。

 ――素直になれ、って。

 心の奥から響く声は、優しく諭す。

 素直に、なって良いの……?

 ――当たり前でしょ。

 私、私は……。

 貴方と、ずっと一緒にいたい。

 『友達』のままなんて嫌だよ。

 貴方の『特別』になりたい。

 貴方の隣にいるのは、私じゃないと嫌だよ――。

 ――それをそのまま、彼に伝えれば良い。

 ねぇ、お願い。
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