前回のあらすじ
源太がカレー屋になりそうだったが、カレーを作らせた張本人のことはちゃんの説得で今日も普通の寿司を握る源太であった。
梅盛 源太(以下 ゲ)「いやー、心配かけてすまなかったね、もうカレー屋やるなんて言わないからよ」
谷 千明(以下 チ)「っていうか誰も心配してねぇし」
池波 流ノ介(以下 リ)「しかし、これでアヤカシ退治に専念できるってことだからめでたいじゃないか。ですよね、殿」
志葉 丈留(以下 殿)「まぁ、そうだな」
白石 茉子(以下 姐)「だけど念願のお店だったんでしょ?ちょっと残念ね」
花織 ことは(以下 コ)「でも源さんはやっぱりお寿司屋さんやないと」
ゲ「ことはちゃん、いいこと言うねぇ、何でも食べたいもの言いな!」
コ「えーと・・・カツ丼!」
他のメンバー「えええええぇぇ!?」
第三十六 二分之一幕
源太之寿司
舞台は変わって三途の川
血祭ドウコク(以下 ド)「で、こいつはなんなんでぇ」
骨のシタリ(以下 シ)
「こいつはアジオウってアヤカシさ。満足のいく料理を食わせない料理人の気力を奪う能力があるんだよ」
ド「料理人にしか効き目が無いのか?そんな奴役に立つのか?」
シ「ほら、金色の奴がいただろう、そいつを挑発すりゃ一発でカタがつくよ。それに、料理をけなされた料理人の嘆きは相当なもんさ。一気に三途の川の水かさが増すよ。」
ド「もし奴がこいつを満足させたら?」
シ「それはあり得ないね。アイツの寿司は普通だからね。さてアジオウ・・・あれ?もう出ていったのかい、せっかちだねぇ。タレメ、お前もアジオウについて行くんだよ。」
高級レストラン
タレメ(以下 タ)「いやー、最高ですね。オードブルも魚料理も。それになんといってもメインディッシュのシャンピニオン風ステーキ!思い出しただけでヨダレが・・・」
アジオウ(以下 ア)「・・・30点」
タ「え?」
ア「お前が絶賛したこの料理、オードブル、魚料理、メインのステーキ、すべて落第点だ」
タ「ええ?」
ア「出るぞ」
タ「さすがアジオウ様、一級の舌を持っている」
前方にゴールド寿司
ア「腹が減ったな。ここで食うか。」
タ「ええ?こんなショボい屋台の寿司屋ですか?」
ア「嫌なら来なくていいぞ」
タ「いえ、お供します!」
ゴールド寿司
ゲ「はい、カツ丼一丁あがりぃ!」
チ「結局作るのかよ!」
リ「お前にはプライドってものが無いのか!」
コ「わー、美味しそう!」
リ「ことは、お前もお前だ。なんでこの話の流れでカツ丼を頼む!」
コ「だってカツ丼食べたかったんやもん」
ア「ほう、カツ丼か、うまそうだな」
殿「!!」
チ「アヤカシ!」
姐「なんでこんなところに!」
ア「カツ丼2つ。タレメ、君も食べなさい」
タ「出ましょう!こんな小汚い屋台!寿司屋なのにカツ丼が出たり客も俺様系、だめんず好きっぽいスイーツ(笑)、犬っぽい奴、生意気そうなガキ、そして頭の足りなさそうな小娘(※注・二人はシンケンジャーの事を何も知らずに出てきました)、こんな店がうまいわけが無いでしょう!」
ゲ「ずいぶんな事を言ってくれるじゃねぇか。食いもしないで判断するんじゃねぇ」
タ「じゃあうまくなかったらどうしてくれるんだ!」
ゲ「その時は・・・勘定はいらねっ!」
チ「いいのかよ、何かおかしな方向に行っちゃってるぜ。」
殿「俺に振るな」
源太、肉の塊を取り出す。そしておもむろに肉を切る
ア「ムッ!」
殿「(厚い、しかしそれでは・・・)」
タ「アジオウ様!見ましたか?あの肉の厚さ!」
ア「ウム、」
タ「サービスのつもりか知らんが豚肉をあんなに厚く切ってしまったら中まで火が通らない!もし通ったとしても丸焦げでどちらにしても食えたものじゃない!失敗だ!」
姐「そんな・・・」
リ「殿、どうしたらいいのでしょう!」
殿「だから俺に振るな!」
タ「さぁ、揚げる音で生焼けか丸焦げかわかるぞぉ」
ジュワー
タ「やった!丸焦げだ」
ゲ「はい、お待ちどお!源太特製カツ丼でぇ!」
ア「では、いただこう」
タ「さーて、丸焦げだぞぉ・・・あれ?」
ア「衣は焦げてない!こんがりキツネ色だ!」
タ「じゃ、じゃあ生焼けなんですよ!」
ア「いや、この断面・・・しっかり火が通っている!そして箸でつまむと肉汁がほとばしる!」
バクッ
ア「ジューシーな豚肉に半熟の溶き卵がマッチングしている!ダシの具合も丁度いい!」
タ「はい!さっき食べたレストランなんか比べものになりません!・・・はっ!」
ゲ「どうでぇ、うまかったろ!」
ア「しかし、なぜあのカツは中まで火が通っていたんだ?」
ゲ「へっへー、こいつさ!」
鍋が二つ現れる
ア「これは二度揚げ!このカツは二度揚げされているのか!」
ゲ「(このアヤカシ、一目で・・・)」
殿「なるほど、最初は高温の油で短時間揚げ、中に旨味を閉じ込める。次に低温の油でじっくり揚げて中まで火を通す、これがあのカツの秘密だったのか」
コ「(なんで殿様が解説してるんやろ)」
ア「うまかった!これは私の名刺だ。いつでも来なさい」
名刺には
アジオウ 村田源二郎
と書かれていた
去ってゆくアジオウとタレメ、それを見ているシンケンジャー達
姐「あれって、もしかして・・・」
殿「ああ、ただのアヤカシだ」
その後シンケンジャーによって退治されたのは言うまでもない。
舞台は三途の川に戻る
ド「おい、アイツ負けたぞ」
シ「おかしいねぇ・・・なんで寿司以外はうまいのかねぇ・・・次はイタリアンで勝負といこうかね・・・マルイ!」
マルイ「俺に任せておけ!最高のスパゲッティで奴を倒してやる!」
次回、スパゲッティミートソース対決!源太が作る「巻かないスパゲッティ」って?
今日の罠 携帯で書くのはつらいなぁ・・・って言うかこんなのやってる暇あったらジャンプ感想しろよ!