中野渡君、日本代表に 国際障害者技能大会

January 27 [Thu], 2011, 9:08
 盛岡峰南高等支援学校(盛岡市)の加工生産科3年の中野渡優(ゆう)君(18)は、9月に韓国ソウル市で開かれる第8回国際アビリンピック(障害者技能競技大会)に初めて出場する。北海道・東北で唯一の「日本代表」で、同大会の県人の出場は16年ぶり3人目。木工の技術を手に世界に挑む中野渡君は「できれば3位以内に入りたい」と夢を膨らませる。


 大会は9月25?30日。日本から派遣される選手は、昨年10月に神奈川県で開催された第32回全国アビリンピックで優秀な成績を収め、独立行政法人高齢・障害者雇用支援機構に設置された第8回国際アビリンピック派遣委員会の推薦などにより選ばれた32人。

 出場するのは洋裁や建築3次元CAD(コンピューター利用設計システム)、ホームページ(HP)作成など16種目。昨年10月の全国アビリンピックの木工部門で最高賞の金賞を獲得した中野渡君は家具(基礎)部門に挑む。

 中野渡君が木工を本格的に始めたのは同校に入学してから。「自分を表現するのはあまり得意ではないが、モノ、道具に向かうと抜群の集中力を発揮する」(工藤一史教諭)

 自分の手で懸命に作った作品だが、自宅には昨年の県大会時の作品1点しか置いていない。「人に喜んでもらうのが好きなんです」と中野渡君。ほとんどは周囲の人にプレゼントしている。

 初の国際大会出場決定は「本当にびっくりした」。海外経験も初めてだが、「3位以内に入りたい。自信はないけど、楽しみたいです」と内に秘める静かな闘志を燃やす。
P R
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