印象に残った画廊企画 「キース・ヴァンドンゲン」ギャルリ為永

May 07 [Mon], 2012, 17:50
銀座である。
7丁目のギャルリためながに向かう。
昨年5月の画廊の夜会で、訪れて以来、毎回、企画のカタログを送付頂いている。
この画廊は1969年開設の銀座の老舗。
海外作品を中心に、有数のコレクションを展示し、販売している。
今回はキースヴァンドンゲン。
この画家は、エコールドパリというフランスでの芸術ムーブメントで、ピカソ、モジリアーニ、キスリング、藤田嗣治らと、外国人による絵画ブームを形作ったひとりである。
モジリアーニやキスリングらは、貧困のなかで喘いだが、オランから来たドンゲンは、肖像画家作家として、成功する。
その後、ヒトラー台頭やフランス占領などで、南仏のコートジュールに隠棲し、91歳で没した。
このパリエロマンガ時代を中心とした作品が高い評価を得ている。
日本では、なかなか所蔵する美術館も少なく、かつて青山にあったユニマット美術館、西洋美術館、松岡美術館などが作品を保有する。
しかし、今回は40唐も及ぶ展示。
パリにも支店を有するギャルリためながの本領発揮である。
フランスの社交界で一斉を風靡した肖像画をはじめ、静物や風景など、秀逸な作品が目白押しで、圧巻であった。
美術館ですら、数唐オか展示できないドンゲンを一挙に楽しめる素晴らしい企画。
特に、上流階層の婦人方の肖像画は魅力的で、この独特の表現と色彩の画家の異名を取る色調は瞠目に値する。
影を緑で彩る手法は、ユニークな技法で、女性の輝く美しさを倍増する。
昨年12月の企画で印象に残った画廊のイベントであった。
画像は展示された作品ではありません。
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