読書日記(『はまむぎ レーモン・クノー・コレクション(1)』)

August 09 [Thu], 2012, 16:33
久保田博訳、はまむぎレーモンクーコレクション1パリ近郊の町、二次元的な存在だった男が三次元的な膨らみをもった途端にその周囲では異常な事件が立て続けに起こり、そしてあっと驚く結末を迎える。
一旦感想を書き上げた所、手違いで全て消してしまったのでヤケになってしまっている。
何処にでもいる、薄っぺらな男が物語の主人公として目を付けられた途端に、その周辺で異様な事件が続発する。
戦争を経て終盤、ふりだしに戻るように登場人物たちはまた平凡な存在に戻る、そういうメタな仕組みが面白かった。
作中の登場人物が突然哲学的な演説を始めたり、妄想が拗らせて事態は迷走させるスラップスティックな所も変で愉快だったが、やっぱり一読しただけでは読みこなすまでには至らなかった。
もう一回読んでみたい本ではあるけれどなんかこんなことばかり言ってるな。
この叢書を読んでると、当時や当時のちょっと前の世相を反映しているのか、戦争の影が色濃くてどうしても反応してしまうのだった。
この戦争副業 ブログはすぐ終わると信じている人達の楽観的なものの見方が、不吉なんだよなぁ。
はまむぎは雑草の名前だそうで、本編には出てこない。
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