「あかつき」打ち上げ成功 金星の謎、解明へ一歩 宇宙ヨット「イカロス」も(産経新聞)

May 21 [Fri], 2010, 19:53
 日本初の金星探査機「あかつき」など大小6基を搭載した国産大型ロケット「H2A」17号機が21日午前6時58分、鹿児島県の宇宙航空研究開発機構(JAXA)種子島宇宙センターから打ち上げられた。あかつきは27分後に予定軌道へ投入され、打ち上げは成功した。約46億年前の太陽系誕生時には地球と双子のように似ていたはずの金星が、なぜ二酸化炭素による温暖化で灼熱(しゃくねつ)の星になったのか、謎の解明が期待される。

 JAXAが開発したあかつきは、縦約1メートル、横約1・4メートル、奥行き約1・45メートルの直方体型。打ち上げ後に2枚の太陽電池パネルを展開し、約半年間の飛行を経て12月に金星へ到着する。

 赤外線や紫外線などで異なる高度を観測する5台のカメラを搭載しており、金星上空を楕円(だえん)軌道で周回しながら、2年間にわたり、星全体を覆う硫酸の雲や吹き荒れる暴風などを調べ、大気のメカニズムを解明する。

 17号機にはあかつきのほか、宇宙ヨット実証機「イカロス」なども搭載。小型衛星3基は地球周回軌道に投入され、イカロスなど2基は金星に向かった。

 イカロスは宇宙空間でヨットの“帆”に相当する約14メートル四方の樹脂膜を広げ、太陽光が持つ微弱な圧力を受けて飛行する。ソーラーセル(太陽帆船)と呼ばれるこの推進方法での航行に成功すれば世界初の快挙で、JAXAは将来の木星探査への応用を目指す。

 打ち上げは当初、18日の予定だったが、天候不良で延期された。H2Aの打ち上げは平成17年の7号機以来11回連続で成功し、信頼性が改めて示された。

 あかつきの開発費は約146億円、H2Aでの打ち上げ費は、延期による追加費用を除いて約98億円。日本の惑星探査機打ち上げは10年の火星探査機「のぞみ」以来2度目。のぞみは打ち上げ後の不具合などが原因で、火星周回軌道への投入に失敗している。

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