がんワクチンを「高度医療」に認定 第4の治療法に高まる期待(産経新聞)

May 21 [Fri], 2010, 11:11
 外科、抗がん剤、放射線といった治療法に次ぐ“第4のがん治療法”として期待されている「がんペプチドワクチン療法」について、厚生労働省の先進医療専門家会議が18日、健康保険法に基づく「高度医療」に認定した。がんペプチドワクチン療法について、国が一定の有効性を評価したもので、国民病であるがんの新たな治療法確立へ期待が高まりそうだ。

 久留米大(福岡県久留米市)などが開発、申請していた。

 「高度医療」は、保険適用されるほどの有効性が確認されたわけではないが、一定の効果が期待できる先進的な医療技術(自由診療)に、保険診療との併用を認める制度。通常は「保険診療」と「自由診療」を併用した場合、すべてが自己負担となってしまう。

 この治療法は、がん細胞を攻撃する免疫細胞が、がん細胞の表面にあるペプチド(タンパクの断片)を攻撃する性質を利用。ペプチドそのものには害がないため、ペプチドをワクチンとして体内に大量に注射することで、免疫細胞を増殖・活性化させ、がん細胞への攻撃を促進させる。

 現在の技術ではがん細胞を減らすことは難しいが、がん細胞の増殖は抑えられるとされている。副作用も少なく、抗がん剤が使えなくなった末期がん患者などに対する、延命治療などへの応用が期待されている。

 今回、高度医療に認定された対象は、ホルモン療法が使えない再発した前立腺がん患者。久留米大が約50人を対象に比較試験を行った結果、生存期間の平均が12カ月から24カ月へと2倍に延びた。同大によると、この技術はほかのがんにも応用が可能で、脳腫瘍(しゆよう)や肺がん、肝がん、膀胱(ぼうこう)がんについても臨床試験を行っているという。

<日弁連>生活保護の支給基準緩和提言 受給者に自家用車も(毎日新聞)
NHKが強制執行初予告=受信料未収者8人に(時事通信)
<法務省>「本部係検事」初会合 足利事件受け全庁配置(毎日新聞)
遺族「裏切られた思い」=福知山線事故報告書漏えい−信楽鉄道事故追悼式・滋賀(時事通信)
元公認会計士を逮捕=30億円横領容疑―警視庁(時事通信)
  • URL:http://yaplog.jp/w1ccml9v/archive/16
Comment
小文字 太字 斜体 下線 取り消し線 左寄せ 中央揃え 右寄せ テキストカラー 絵文字 プレビューON/OFF

不正な自動コメント投稿を防ぐため、チェックボックスにチェックをしてください。

利用規約に同意
 X 
禁止事項とご注意
※本名・メールアドレス・住所・電話番号など、個人が特定できる情報の入力は行わないでください。
「ヤプログ!利用規約 第9条 禁止事項」に該当するコメントは禁止します。
「ヤプログ!利用規約」に同意の上、コメントを送信してください。