第三軍司令官復命書

August 06 [Mon], 2012, 23:42
臣希典明治三十七年五月、第三軍司令官たる大命を拝し、旅順要塞の攻略に任じ、六月剣山を抜き、七月敵の逆襲を撃退し、次いでその前進陣地を攻陥し、鳳凰山及び于大山の線に進み、以て敵を本防禦線内に圧迫し、我が海軍の有力なる協同動作と相須まちて旅順要塞の攻囲を確実にせり。
八月大孤山及び高崎山等を陥おとしいる。
次いで強襲を行い、東西盤龍山の二塁を奪い、爾後正攻を以て攻撃を続行し、逐次要塞に肉薄し、十一月下旬より十二月上旬に亘り二〇三高地を力攻して遂にこれを奪取し、港内に蟄伏ちっぷくせる敵艦を撃沈せり。
既にして攻撃作業の進捗に伴い、その正面の三永久堡塁を占領し、直ちに望台付近一帯の高地に進出し、将に要塞内部に突入せんとするに当り、三十八年一月一日、敵将降を請い、茲ここに攻城征戦の終局を告げたり。
時に北方における彼我両軍の首力は沙河付近に相対し、戦機正に熟し軍第三軍の北進を待つこと急なり。
因って一月中旬行進を起し、二月下旬遼陽平野に集中し、直ちに運動を開始して奉天付近の会戦に参与し、全軍の最左翼にありて繞回じょうかい迂回運動を行い、逐次敵の右翼を撃破し、奉天西北方邁進してその退路に迫り連戦十余日、なお敵を追躡ついしょう後を追うして心台子、石仏寺の線に達し、一部を進めて昌図及び金家屯付近を占領せしめたり。
鋼の錬金術師 同人誌五月、各軍と相連なり金家屯、康平の戦を占め、ついで敵騎大集団、わが左側背に来襲せしもこれを駆逐し、ここに軍隊の整備を終わり戦機の熟するを待ちしが、九月中旬休戦の命を拝するに至れり。
これを要するに本軍の征戦目的を達するを得たるは、陛下の御稜威と上級統帥部の指導並びに友軍の協力とに頼よる。
而しこうしてそれに加えて作戦十六か月間、我が将卒の常に勁敵けいてき強敵と健闘し、忠勇義烈死を視ること帰するが如く、弾に斃たおれ剣に殪たおるる者皆、陛下の万歳を喚呼し欣然と瞑目したるは、臣これを伏奏せざらんと欲するも能あたわず。
jsessionid3A296BA7049DD9866322818F40E37C68bgEntIdx1mid0A1241330050mtime1343988421765
プロフィール
  • プロフィール画像
  • アイコン画像 ニックネーム:w0wc1au47b
読者になる
2012年08月
« 前の月  |  次の月 »
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
最新コメント
ヤプミー!一覧
読者になる
P R
カテゴリアーカイブ
月別アーカイブ
http://yaplog.jp/w0wc1au47b/index1_0.rdf