1年目だ

December 06 [Thu], 2012, 15:25
1歳だけど、コレ、まさに自分が抱えてる問題3年と言わず、1年という節目にきて、ちょっと疲れが出てきている。
たしかに、1時間でもいいから子どもと離れられたら、少しはいいかも、温泉に入ったみたいなはぁぁぁぁっっていうため息が出そう。
www子どもと離れたい母たち3年目の限界fromdiaryid2243275今日は抽選だね、通るよう祈ってるね。
これ、国立大付属幼稚園のお受験の話ではない。
11月半ば、息子の通う東京都内の区立幼稚園での話だ。
ごく普通の区立幼稚園でも、3歳児から募集のある3年保育の園は希望者が多い。
仕事のため保育園に入れたいのに受け入れ先が無い、といういわゆる待機児童とは全く次元の違う話で、こちらは幼稚園。
多くの母親が専業主婦で仕事の時間を確保する必要に迫られているわけではhttp://www.tou-satsu.info/onani/ない。
でも、3歳から通わせられる3年保育の幼稚園が人気なのだ。
子どもが生まれて3年。
もう限界。
早く幼稚園に預けて少しでも自分の時間が欲しい。
2年保育の幼稚園スタートまであと1年待つなんてもう無理そんな本音が横たわる。
子どもとの時間を持て余す母親たち0歳の子育ては生活面の世話が中心で体力勝負で去って行くものの、生活リズムの安定する23歳にもなると、急に世話の時間よりもフリータイムが増える。
公園でこんな声を聞いた。
毎日朝になると、今日はどうやって一日をやり過ごそうかと気が遠くなるよ。
子どもと二人きり、何の予定もない長い一日をどうやってつぶすか途方に暮れる母たちがそこにいる。
児童館の育児サークルに始まり、ベビースイミング、音楽教室等の習い事、果ては近隣の動物園や水族館の年間パスを購入してお散歩感覚で利用。
とにかく予定を埋めてみる。
外に出るのが苦手なら、家にこもって、進まぬ時計の針を見つめながら、深いため息をつく。
仕事もしなくていいなら、ただ一緒に楽しく過ごせばいいだけでしょなんで気が遠くなるの不思議に思う人もいるだろう。
子どもと絶えず一緒の毎日特に3才くらいまでの育児は、驚くほど子どもと離れられる瞬間がない。
生活面のすべてをつきっきりでサポートするし、遊びもひとりでは成立しないから相手をする。
事故が無いよう家でも外でも目が離せない。
やっと寝かしつけてせめて夜中は自分の時間にと思っても、時に泣いて呼び戻される。
専業主婦で、夫が外で深夜まで働き、頼れる親類がそばに住んでいなければ、完全に子どもと一対一。
密度は相当濃い。
この状態が1ヵ月も続けば、子どもとずっと一緒にいられて幸せでは済まず、不思議とちょっとつらい気分になるのだ。
昔も専業主婦はいっぱいいたけれど自分の幼児期、母が付き添わずとも、家の前で遊んだり、兄について出かけたり、隣の家でおやつを食べていたりそんなことがよくあった。
当時の母たちは、今ほど絶え間なく自分の子を見る習慣はなかった。
お砂糖切れちゃったからちょっとわけてと同じ感覚でちょっとうちの子見ててくれるができる近所付き合いがあった。
でも今、安全に対する意識と個々の領域の常識は随分変わった。
就学前の年齢で親が付き添わずに公園で遊ばせることはないし、幼児を家に残したままスーパーに行くのは抵抗がある。
ちょっと銀行に行く間だけ見ててと気兼ねなく頼める隣人はいない。
砂糖をうっかり切らしたらコンビニに走る。
他者の生活に侵入しない距離感を保ち、かつ、安全のため子どもをひとりにしてはいけないのだ。
子どもに対する目や責任は分散されず、母親ひとりにぎゅっと集中する。
全部自分でやるマンネリ化子どもと常に一緒、預ける理由もないから全部自分でこなすのが当然、となると、重圧、というよりも、実はマンネリ化しやすい。
一番の問題は、遊びの時間だ。
子どもの興味に寄り添い、共に楽しみ、テレビに頼らず、発達段階にあった遊びを創出し。
たまにやるなら簡単だ。
でも、四六時中一緒の相手に対し、これを毎日、新鮮さを失わずひとりでやり続けられるだろうか一緒に遊びながら子どもの発達を確認するのは本当はすごく面白い。
でも、子どもと一緒に過ごしすぎて、そんな風に思える余裕がなくなってしまっているのだ。
フリーな時間はつぶす対象になり、一緒に楽しむどころか、公園に連れて行かなきゃと、義務感に支配されるようにすらなってしまう。
限界を迎える前にスイッチを切る習慣をこんな風に毎日を過ごし、3年保育の幼稚園が救世主に見える母たちもいるのだ。
果たして気楽な専業主婦なのに1年でも早く預けたいなんて贅沢と言えるだろうか最近何だかしんどい、と感じたら、それは単に子どもと一緒にいすぎなだけかもしれない。
試しに、1時間でもいいから子どもと完全に離れてみよう。
夫でも地域の一時預かりシステムでもいい。
子どもを託し、近くの喫茶店にひとりで出かけてコーヒーを1杯ゆっくり飲んで、子どものことを忘れる。
それだけでも、帰ったら、きっと子どもの顔が全然違ってみえる。
新鮮さがよみがえる。
3年目に限界を感じる前に、早いうちからこんな風にこまめにスイッチを切る習慣をつけてはどうだろう。
子どもと過ごす時間が今よりずっと充実するはずだ。
狩野さやかウェブデザイナー、イラストレーター。
企業や個人のサイト制作を幅広く手がける。
子育てがきっかけで、子どもの発達や技能の獲得について強い興味を持ち、活動の場を広げつつある。
2006年生まれの息子と夫の3人家族で東京に暮らす。
リトミック研究センター認定指導者。
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